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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

渡航準備 永住への道 その5 

Posted on 02:00:00

日本に戻って一年もすると、帰国目的もすっかりさめていました。
日本の現実は厳しく、条件のよい会社の中途採用はありませんでした。
ただし高度成長の頃でしたから、アルバイトは沢山ありました。
サービス関係の仕事は若ければ、特に経験もいりません。

永住ともなればお金も必要なので、軍資金を溜めることにしました。
目標100万円でしたが、アルバイトを掛け持ちしていたので簡単でした。
仕事はそれなりですが、永住と言う目標があり、
それが現実化していくので、毎日が充実していました。

来年カナダに永住するのと話すと、羨望の目で見られました。
永住する勇気はなくても、海外に興味はあります。
トンネルの先にバラ園が広がっているようで、
すでに気持ちはカナダに飛んでいました。

準備を進めていくうちに、アメリカにも旅行することにしました。
カナダ行きの航空券が高かったこともありますが、
そこが暖かくなるまで、日本にいることが待ち遠しくなりました。
一日でも早く日本を出発したいと言う気持ちとは裏腹ですが、
カナダに寒い時期には入国したくありません。

アメリカといっても、ひとりではやはり気後れしました。
一番治安の悪いと噂に聞いているロサンジェルス行きが一番安いのです。
友達を誘って、西海岸を旅行することにしました。
彼女も私が居る方が心強かったようです。
渡航とひとり旅の経験がありますからね。

渡航前にKさんに会いに行きました。
冬の湯沢は一年ぶりでしたが、積雪は厳しかったです。
電線に積もる雪を、列車の窓から見た時に、
私はこの地に骨を埋めることは出来ないと思いました。
南国育ちの私には、、雪国は憧れの地であって
暮らしていける場所ではありません。

ドイツも寒い国でしたが、積雪はこれほどありません。
カナダに行ってくるねと別れましたが、
二度とこの街をたずねる予定はありませんでした。

雪国
      雪に閉ざされた列車






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永住権が取られちゃう  永住への道  その4 

Posted on 02:13:38

永住用の健康診断を受けたのは、10月も終わりのころでした。
健康には自信があったので、何の不安もありませんでしたが、
指定での病院の検査費用がものすごく高かったです。
当時エイズの言葉が聞かれ始めた頃でしたが、
まだエイズは検査対象にはなっていませんでした。

それから数週間後、仮永住権の書類が届きました。
ところが記載されている内容にひとつ問題点がありました。
雇用主として、移住者の会、会長さんのお店が記載されていました。

カナダに移民する方法を訪ねたくて、手紙を書いたのは確かです。
求人の面接の件はを伝えてはいましたが、雇用契約はされていません。
というのも私の湯沢行きのお陰で、面接ができませんでした。
採用してもらえれば安心ですが、求人はすでに終わっていました。

大使館にその件を伝えたら、交付取りやめと言われたのです。
でもこちらはすでに渡航準備に取りかかっていたので、
かなりしつこく担当の方に食い下がりました。
そしてオンタリオ州に移民すると言う条件で交付されました。

カナダは州政府に連邦政府よりも強い権利が与えられている箇所があります。
移民に関しては、州に寄って許可になる資格対象がありました。
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は、
日系人が多かったので、和食のウェイトレスでは無理でしたが、
日系人の少ないオンタリオ州では、移民として余地がありました。

渡航準備が進むなか、12月になって友達から、
オーストラリアのワーキングホリデー制度の話を聞きました。
30歳未満の人なら、一年間自由に働けるというビザが、
お金さえあれば発行されるということでした。

まるで夢のような制度です。
ワーキングビザが簡単に、あまい条件で取れるのですから。
さらに雇用主がいらないというのは、自由そのものです。

まだ誰もその制度を利用した人はいません。
その制度が導入されたというだけで体験者はいないわけです。
ニュースで大きく取り上げられたわけでもなかったので、
あまり信憑性がありませんでしたが、気にはなりました。

でもオーストラリアに興味のなかった私は、
半年後にカナダに行くことの方が最優先でした。
入国さえすれば、永住権と言う自由を掴むことができます。
雇用主に縛られることなく、自由に働ける権利。
カナダ人と同様に永久に住む権利があるのです。
ただしオンタリオ州と住む場所は指定されていましたが。

日本の病院
      私が検査を受けた病院



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カナダ大使館    永住への道 その3 

Posted on 02:07:08

カナダ大使館は赤坂にありました。
赤坂は私の思い出の場所。三年間暮らした懐かしさが募ります。
カナダ大使館の面接では緊張しましたが、
面接官は日本語で面接してくれたので楽でした。

ウェイトレスの仕事は特に資格もありません。
私が就職した頃は、ホテル学校が巷に出来始めた頃、
大学卒業生がホテルに就職するようになった頃でもありました。
サービス業など第三次産業が成長し始めたばかりでした。

資格のない私にとっては経験だけが切り札、
資格を重視しないこの職種では、
何処で働いていたのかが資格の代替わりをしてくれました。
東京の知名度の高い一流ホテルは、かなりの効き目があったようです。

その後海外の一流ホテル、
日本に戻っても派遣で一流ホテルで働いていました。
ホテルのネームバリューが私を推薦してくれた形です。
海外就職の体験も、かなりポイントを上げてくれました。

ただし職歴を記載するときに、
自分がどれだけすばらしいサービスをしていたか、
詳細に書いてアピールすることを忘れてはいけません。
自分がその国にどれだけ貢献するかが移民の条件ですから。

カナダのトロントにP系列ホテルがあったのも、
助けになったのかもしれません。
英語力は高校卒業から特別上達したわけではりませんが、
仕事に必要な英語は、まあまあ話すことができました。

面接に合格すると、その場でメディカルチェックの書類をもらいました。
最終的に指定の病院で検査が必要です。
この検査に合格すると、仮永住権が交付されます。

この検査結果は入国まで半年しか有効ではないので、
検査が終わったら半年以内にカナダに入国しないと無効になってしまいます。
面接官がなるべく年内の終わり頃にしないさいといってくれたのは、
冬のカナダに行ったら、寒さに耐えられないので、
暖かくなってから行きなさいと言う意味だったようです。

カナダ大使館
         カナダ大使館


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カナダに決めた 永住への道 その1 

Posted on 02:34:19

カナダ、オーストラリア、ブラジルの三国から、
カナダを選んだ理由はとっても簡単でした。
まずブラジルは遠くて、新しい言葉を習う必要がある。
オーストラリアもその頃はマイナーで、あまり興味がない。
カナダは憧れの国アメリカの隣で英語圏。
ロッキー山脈のきれいなイメージで決めました。

と言っても果たして永住権がもらえるかは分かりません。
電話で相談すると、カナダ国内にスポンサーがいたら、
私の職種でも永住権が降りる可能性があると言われました。
移民コンサルタントに相談にいったら、高い値段を言われてガックリ。
とても払える金額ではなかったので、
カナダの日本移住者の会の会長さん宛に手紙を書きました。

彼は東側のオンタリオ州に和食レストランを経営していて、
新規レストランオープンのために、
求人面接を日本で行いますという返事がきました。
私がその手紙を持ってカナダ大使館に行くと、
永住申請のための用紙をくれました。

一面が英語、別面がフランス語で書かれた申請用紙。
分からない単語が多いので、記入するだけでも三日間かかりました。
申請書に写真をはって持って行きました。。
申請用紙が受理されて、本申請に入りました。

大使館から必要と言われた書類の中には、
無犯罪証明書(日本とドイツ)
戸籍謄本、卒業証明書、在籍証明書(勤務先)などがあり、
特に戸籍謄本は英語訳も添付しなければなりませんでした。

ドイツに行った時にいくつかは経験しているので、
書類を揃えるのに問題ありませんでしたが、
今回はすべて自分だけの力で申請しなければなりません。
でも英訳してくれる会社など、相談に乗ってくれる人もいました。
ドイツ時代に知り合った、駐在員の方と帰国後もあっていました。

私が日本で旅行関係の仕事に就職できなかったのは、
その関係の人脈(ネットワーク)がなかったからですが、
カナダへの移民の手続きには、ドイツからの人脈が助けになりました。
そして5月中旬にはすべての書類が整い、
カナダ大使館に本申請の書類を提出しました。

カナディアンロッキー山脈
       カナディアンロッキー山脈


追伸:
カナダのビザ(査証)に関する問い合わせは、
現在、電話では受け付けておりません。
カナダ大使館ではなく、カナダ大使館査証部に
直接行かれて質問されて下さい。




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