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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

危険がひそむシルト

アンカレッジからスワードへ向かうと、
ターンアゲイン入江が続きます。
干潮差が10m以上になるので、
「海嘯」という現象が見られます。

潮津波とも呼ばれますが
垂直壁になった波が
入り江を上っていく現象です。

普通は河川で発生する現象ですが、
ここは入り江の幅が狭く、
奥行きが70kmにもなるので、
この現象が見られるそうです。
それを利用してサーフィンや、
パラグライダーを楽しむ人もいます。

良くみると海岸には岩や砂でなく、
泥のようなものが溜まっていました。
これは氷河が削った岩の粉「シルト」が
解けた水と一緒に流れ海に注ぎ、
長い年月に堆積したものです。

ここ百年ぐらいでも山の上の氷河は、
どんどん溶けてしまいましたが、
それでも周辺にはたくさんの氷河が見えます。
氷河観光やハイキングする人もいます。

潮が引いているときの景色は美しく、
その写真を撮りに来る人もいますが、
決してこのシルトに乗ってはいけません。
場所によっては「流砂現象」で
二度と抜けられない時もあります。

年間数件の救出事故が発生しています。
でも引き上げるのも難しいそうです。
ヘリコプターで釣り上げるそうですが、
それでも亡くなった方もいます。

plm1922.jpg
 ターンアゲイン入江 by Tripadvisor




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2 Comments

レインボー says..."決してこのシルトに乗ってはいけません"
>決してこのシルトに乗ってはいけません。
 場所によっては「流砂現象」で二度と抜けられない時もあります。

〇こんな場所がアラスカにありましたか!
 アラスカは知らないことばかりです。
 草々
2019.05.21 08:21 | URL | #- [edit]
takechan0312 says..."レインボーさんへ"
コメントありがとうございます。
とっても危険だそうですが、
まだ道路がない時代、
入江の反対側で砂金が発見されると、
船を持たない探検家たちは、
この入江を渡っていく人もいたそうです。
2019.05.21 11:01 | URL | #- [edit]

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