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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

ヨーロッパの屋根 ー ヨーロッパ周遊’79 その5  

Posted on 05:55:37

スイスと言えば登山鉄道。
貧乏旅行には運賃が高くて痛いところですが、
都会を見ているだけでは、スイスの醍醐味が味わえません。
スイスの山を見るのは初めなので、一番の観光地、
ユングフラウヨッホに行くことにしました。

インタラーケンからベルナーオーバーラント鉄道に乗り、
グリンデルワルトまで行き、ここで泊まることにしました。
季節外れだったので、ユースも簡単に泊まれましたが、
観光シーズン中は予約は絶対に必要です。

物価の高い国ではユースが一番。
安全、清潔、格安と三拍子揃っています。
若者だけの宿泊所だと思わないで下さいね。
60代以上の年配の方もかなりいました。
気持ちが若ければ、いつまでも利用できますよ。

ユングフラウ鉄道

次の日も晴天に恵まれ、クライネ・シャイデックまで行きます。
ここからユングフラウ鉄道に乗り換えて、
ヨーロッパの最高駅ユングフラウヨッホを目指します。
車窓から眺める景色は、まさに絵はがきそのもの。
ハイジの世界にいるような気分でした。

この鉄道の殆どがトンネルの中ですが、
登りの時だけ、二回駅で停車します。
数分の停車の間に窓から氷河やアイガーの絶壁を眺めます。
初めて氷河を見る私には、万年雪との区別がつきません。
どちらもただ真っ白ですから。

いよいよ最終駅ユングフラウヨッホ。
10月とは言え、日差しと雪の照り返しで、
目が開けれないほど眩しかったです。
でも曇っていたら、1メートル先も見えませんからね。

エレベーターで昇った展望台からの眺めは、まさに絶景。
アイガー、ユウグフラウのスイスの山々が、
雄大な姿を目前に惜しみなく見せてくれます。
人生の最高の感激です。高い運賃を払った価値はありました。

時間があれば山歩きも楽しいのでしょうが、
秋の陽はつるべ落とし、暮れるのがとても早いです。
夏時間が終わったので、特に短く感じます。
楽しんだ後は、さっさと戻るしかありません。

帰りはクライネ・シャイデックから南周り、
ラウターブルンネン駅経由でインターラーケンに戻りました。
さらに首都のベルンに行き、イタリア行きの夜行に乗りました。

スイスはドイツ語、フランス語、イタリア語と
ロマーニッシュ語を公用語にしています。
観光国ですから英語を話す人も沢山います。
バイリンガルなんて、当たり前。
何か国語も話す人が多いのですね。

夜行列車で前日はドイツ語を話していた車掌さんが、
翌朝になって国境を越えたら、イタリア語を話していました。
乗客の会話もいつの間にかイタリア語です。
昨日までドイツ語を話していた人達は、
何処に行ってしまったのでしょうか。
私だけが異邦人のように取り残された気がしました。
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