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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

エジプトの古代オベリスク『クレオパトラの針』

ルクソール神殿で有名なのがオベリスクです。
もともと入り口に対でありましたが、
そのうちのひとつが1833年
エジプトからフランスに贈り物として送られました。

1836年ルイフィリップ王によって
コンコルド広場に建立されました。
彼はブルボン家の支流オルレアン家の出身です。
パリ革命でルイ16世が処刑になったあと、
父も共和国転覆の汚名を着せられ処刑になりました。
各国を亡命した後、7月革命により、
『フランス人の王』として王位に就きました。

ロンドン、ニューヨークにある対のオリベスクとともに
通称『クレオパトラの針』と呼ばれています。
クレオパトラ7世とはまったく関係なく、
彼女が生まれる以前につくられています。

200m以上もあるオリベスクを
エジプトから移動させるのも大変なようです。
1819年にナイル海戦の勝利を讃え
友好の記念として英国に
オベリスクを贈呈することになりました。

しかしその資金を調達できなかった英国は、
その申し出を断った経緯があります。
1877年ウィルソン卿が資金提供を申し出て。
アレキサンドリアにあったオベリスクが
英国に移送されることになりました。
テームズ川のビクトリア堤防の上に設置されました。

ニューヨークの公園管理部門を指揮していた
ステビンズはそのことを新聞の記事で知り、
ニューヨークにもオベリスクをと資金集めをしました。
何とかエジプト政府から『贈呈』の念書をとりつけ、
1880年にニューヨークに設置されました。

アメリカでオベリスクと言えば、
ワシントン記念塔が有名ですが、
これは1884年にアメリカで建設されたものです。
エジプト古代オベリスクとは
歴史的な価値観はことなるかもしれません。

現在エジプト古代オベリスク
世界に30本だけ残っているそうです。
バチカンのサンピエトロ広場にもあります。
世界旅行をするときにこんな事実をしっていたら、
旅先で会う古代オベリスクに興味がわきます。

Place_de_la_concorde.jpg
パリコンコルド広場のオベリスク by wiki

ちょっと余談ですが、、、
シドニーのハイドパークにもオベリスクがあります。
それも英国より前に建立されています。
その秘話は続きからどうぞ


シドニーのハイドパークにあるオベリスクは
高さは22mしかありませんが、
建立は1857年と英国より早いです。
英国が資金難でエジプトから移送できないうちに、
植民地ではちゃっかりと自前で建てました。

デザインはロンドンにある『クレオパトラの針』を真似ています。
台座の所にはスウィンクスまであるという立派なものですが、、、
下水道の排気口を目的として作られています。

ガイドの頃『エジプトとの友好の印として、、、』
なんてうそこいて説明していました。
日本語の説明がないから良いけれど、
その頃のお客さんごめんなさいね。
まあ100%間違っているわけではありませんが、
シドニーにきたらそんなオベリスクも見てください。


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