地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

夏だけ出現するデナリの商店街

地図には『デナリ』という街はありません。
デナリ国立公園の入り口から1マイルほど、
行ったところに商店街とホテルがあります。
アラスカクルーズのシーズン中のみ、
ホテルやレストランもオープンします。

デナリ国立公園は一年中オープンしています。
と言っても道路が冠雪するとクローズします。
スノーモービルは許可されていないので、
犬ぞりと徒歩だけ入園が許可されます。

ハスキー犬を取り扱う観光業者や
ロッジのオーナー、ホテルの管理人など、
一年中デナリに住んでいる人もいます。
国立公園の公共施設以外はすべて、
国立公園の外に建設しなければなりません。

アンカレッジからフェアーバンクまで
道路は一年中通行可能ですが、
ガソリンスタンを含めてデナリは閉鎖です。
そのために一番近いのがヘイリー、
大きな買い物ならフェアーバンクまで行きます。

ロッジやレストランのオーナーでも、
夏以外はヘイリーや都会に移動したり、
メインのアメリカに移住するひともいるようです。
スタッフは皆んなメインや海外から来ますが、
閑散としたデナリを見たいなら、
シーズンの前後に垣間見れます。

それでもシーズン中は旅行者で溢れています。
ホテルだけでは満足できない観光客が、
お土産を求めて商店街にやってきます。
ホテルのスタッフたちは若者が多いので、
仕事が終わった後に出かけます。
飲んだり食べたり、社員食堂だけじゃ寂しいよね。
お陰で外のレストランは大賑わいです。

今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

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 デナリの商店街にあるギフトショップ

休みの日の日の食事をどうする?

私はラッキーにも部屋が社員食堂の近く、
休日でも出勤のときでもすぐに行けました。
休みの日は寝ているときもありました。
わざわざ朝早く起きて食事をする気力もなく、
皆んなの顔を見るのも面倒くさいので、
そのまま眠っているときがありました。

私はシリアルは好きではありませんが、
食堂にはシリアルや食パン、フルーツなど、
何かしらの食べ物は置いてありました。
コーヒー、紅茶とソフトドリンクも、
24時間無料で飲めるようになっていました。

デナリは水を買う必要はありません。
雪解けの水ですが、安心して飲めました。
冷蔵庫で冷やしたように冷たい水は、
体の芯まで冷えるようでした。

シャワーを浴びるときや洗顔するときは、
まずお湯を出して、水を出さないと、
冷たい水で凍りそうになります。
アラスカにいるのを実感させる一瞬です。

美味しいコーヒーが飲みたくなったら、
休みの日カフェに遊びに行きます。
たまになら同僚たちが作ってくれます。
もちろんお客さんで混雑していない時間帯、
お金を払う振りをしなくても大丈夫でした。

仕事が終わるとシェアーメイトのリンに、
コーヒーを持って行って上げるときもありました。
いつも社員食堂の拙いコーヒーなので、
エスプレッソで入れたのを喜んでくれました。

私がひとりで働いているときに、
アジア人の学生たちが遊びに来たら、
内緒でコーヒーを作ってあげました。
割引はあっても1杯2ドルはします。
チリも積もれば山になりますからね。

今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル


勤務中の食事

他のホテルから来ているアルバイトは
私がいたホテルで8時間働いていても、
給料から食事代を天引きされない代わりに、
社員食堂で食べることはできませんでした。

マネジャーに見つからないように、
カフェのサンドウィッチを食べていました
気持ちが分かるので皆んな見逃していましたが、
自分のホテルやレストランに行って、
食事している暇なんてありませんよね。

シェフは勤務時間帯は社員食堂に行かず、
結構レストランで食べていましたよ。
ちょっと混んでくると時間の余裕はありません。
味見を兼ねてつまみ食いできるから良いですね。

レストランのマネジャーも良く、
バッフェの食事を食べていました。
マネジャーはサブがいても一人づつ、
どちら休むと朝から晩までの勤務です。
食事をしている暇もないほど忙しいです。
夏の期間だけですが、まともに休みはないわね。

給料制なので残業しても手当はつかず、
チップが入るウィトレスの方が
もっと稼いでいたかもしれませんね。
食費や寮費が無料になったとしても、
責任問題や勤務時間を考えたら、
とっても安い給料かもしれません。

私たちも遅番のときだけは、
バッフェの食事をする機会がありました、
実際カフェには最低二人必要なので、
午後1時に出勤してもシフト上
食べに行ってる時間がありません。

仕事が終わって、会計が済んだ後、
残ったバッフェから取っておいた食事を
ゆっくりと食べるのが楽しみでした。
毎日メニューも少し変わりますが、
社員食堂より美味しいですよね。

今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
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カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル

リゾートホテルの社員食堂(EDR)

ホテルの寮にはキッチンはありません。
総支配人だけは家族で住んでいるので
(それでもオープンしている期間だけですが)
キッチン付きのビラに住んでいました。

その総支配人と家族も含めて、
リゾートホテルのスタッフはすべて、
社員食堂で3食、食事を取っていました。
食事代は給料から天引きされていますが、
毎回食堂の係員に社員カードを見せないと、
たとえ顔見知りでも食べれませんでした。

朝、昼、夜と食事時間は決まっています。
お客さんが食事をする時間帯は、
スタッフは総出で仕事をするので、
その時間帯以外が、私たちの食事時間です。

カフェから社員食堂まで歩いて5分以上、
食事に行く前にタイムカードをパンチして、
30分以内には戻らないようにしますが、
食事時間があまり長いとまた怒られます。
結局30〜35分以内にパンチしないと、
マネージャーに文句を言われました。

歩くのに往復10分以上かかって、
35分以内に戻ってくるのは至難の技、
セルフサービスでも並んで食事をとります。
混んでいると時間がありませんでした。

社員食堂からの持ち帰りは禁じられていますが、
時間がないときは止むなく紙皿に入れて、
カフェに持ち帰り食べたこともあります。

晴れているときならいざ知らず、
半分以上が雨で寒いデナリの夏。
そんなときは歩くのも嫌になります。
天候が荒れているときは内緒で、
サンドウィッチを食べたこともありますよ。

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『World Traveler in Alaska』

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    リゾートの社員食堂


ルームメイトはどうやって決めるの

私たちの部屋は2人部屋でしたが、
寮によっては3人部屋もありました。
大抵は友達や恋人とシェアーしますが、
そうでないと人事部で振り分けます。

他人同士の男女を相部屋にしませんが、
年齢、エスニックなどを考慮して、
シェアーメイトを決めるようです。
希望しない限りは誰となるか、
実際に到着してみないと分かりません。

マネージャーにならない限り、
寮費を2倍払っても一人部屋はありません。
一緒に住み始めて、不都合があれば、
人事部に頼んで考慮してもらえるようです。

基本的に違う部門の人と相部屋です。
職場で会って、部屋も一緒だったら、
24時間一緒にいることになります。
信頼のおける友人でない限りは、
ずっと一緒にいたいと思いませんよね。

私の場合、アジア人の中年の女性、
ましてや海外から働きに来ているので、
アサインも難しかったかもしれません。
リンのお母さんぐらいの年齢でしたが、
彼女がシェアーメイトで助かりました。

台湾とシンガポールのグループで、
ひとりで来ていた学生さんもいますが、
同じアジア人の学生どうして、
3人部屋になったりしたおかげで、
残ってしまったのがリンのようです。

結局リンのおかげで台湾や
シンガポールの学生さんと仲良くなり、
ひと夏楽しい思い出ができました。

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『World Traveler in Alaska』

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     リゾートホテルの寮

J1ビザを習得するためには

台湾からやってきたグループは10名、
男性2人と女性が8人いました。
友達と一緒に来た人もいますが、
台湾各地からやってきていました。

リンはその年の夏、大学を卒業しています。
約1年前に大学で求人説明会があり、
たくさん応募した中から選ばれたそうです。
希望すれば誰でも来れると思っていたのに、
学校の推薦とか、面接とかあったそうです。

一応アメリカのビザを取るには、
それなりの身元調査が行われます。
麻薬や暴力などの犯罪歴があると、
J1ビザも許可されませんからね。

僻地のリゾートホテルにやってきて、
『帰国したい』と泣きつかれても困るし、
職場で他の従業員ともめ事を起こし、
事件になっても困りますよね。
斡旋するエージェントとしても、
それなりの責任はあったと思います。

リンの学校からはただ一人でした。
台湾を出発する日、空港で会うまで、
誰とも面識はなかったそうですが、
でも同世代の仲間だから安心ですね。

私が初めて渡航した日を思い出しました。
ドイツにオープンするレストランで働くため、
ウェイトレスや板前の仲間と一緒に、
TCAT(今はもう廃止されています)に
集合するまで面識は殆どありませんでした。

ただ海外で働けるという喜びだけで、
ドイツ語なんて一言も話せないのに、
ウキウキして渡航した時のあの気持ち
年齢もリンと同じ21歳でした。

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『World Traveler in Alaska』

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    リゾートホテルの寮


ルームメイトがやってきた

エージェントに高い斡旋料とビザ代、
さらに航空券を払ってきた学生さんたちは、
短い滞在期間の間に少しでも稼ぐために、
2倍以上働きたかったようです。

時給は8ドル、私たちと変わりませんが、
一応リゾートホテルの最低給料です。
ウェイトレスやバーテンダーなら
たくさんチップも入りますが、
英語が話せないとその職にもつけません。

ルームキーパーも少しはチップが入りますが、
ウェイトレスに比べたらとても少ないし、
ランドリー、キッチンハンドでは
絶対にチップのチャンスもありませんでした。

シンガポールからの大学生たちは、
卒業して就職するまでを楽しむため、
旅行前に小遣い稼ぎにきていました。
シンガポールで働いたほうが
給料も高いし、生活費もいりません。

中南米や東欧から来た大学生たちは、
授業料や生活費を稼ぐためですから、
前後に殆ど旅行もしなければ、
休日返上で仕事をしていたようです。

ある日カフェで働いていたら、
若いアジア人のグループを見かけました。
まるで高校生にしか見えない彼ら、
ホテル内を皆んなで歩いていました。

仕事が終わって寮に戻ると、
若いアジア人の女性がいました。
リンと自己紹介した彼女は、
台湾からやってきた学生さんでした。
今日新たにリゾートに到着したようです。

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『World Traveler in Alaska』

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     リゾートホテルの寮



学生たちのビザ『J1ビザ』

私がオーストラリアから求人に応募した時、
ビザのサポートはしていませんと言われましたが、
リゾートホテルなど実際に働く企業では、
就労ためのビザはサポートはしていません。

夏の期間働きにくる学生さん達は
『J1』ビザでアメリカに来ていました。
これは基本的には就労ビザではなく、
『交流が目的』のビザだそうです。

大学、専門学校などに在籍している人、
卒業してから1年以内であることなど
応募できる条件はいくつかありますが、
就労ビザと異なり簡単に取れるようです。

ビザのスポンサーは受け入れ側となる、
米国非営利教育団体(NPO)です。
この団体がアジアや東欧などで、
求人活動をして仲介料を取っているようです。

私が応募した企業の中には
提携しているNPOのリンクがありましたが、
個人で応募した場合にアメリカの団体が
何処までサポートしてくれるかわかりません。

日本やオーストラリアなど世界中に、
アメリカの求人を斡旋とJ1ビザの
サポートをする エージェントがあります。
多分アメリカのNPOと提携しているので、
そちらに頼んだ方が言葉も通じて安心です。

そこまでしてと思う方もいるでしょうが、
私も20代の頃アメリカに憧れたので分かります、
実際に永住権が取れたらフラフラしていますが、
アメリア在住の人でも『永住権、就労ビザ』と
高い弁護士料を払って申請している人が多いです。
それだけ何処か魅力的な国なのです。

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『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル


シンガポールからやってきた学生たち

そんな中にアジア人が数人いました。
シンガポールからの大学生でした。
彼らは英語もかなり話せますが、
仕事は皆んなハウスキーパーでしたね。

東欧からの学生達と違って、
学校が終了した後、アメリカ旅行を兼ねて、
アラスカに働きに来たそうです。
前年に大学で求人説明会があり
アメリカ各地から募集があったそうです。

ビザのサポートはエージェントが仲介しますが、
その前に働きたい希望の場所を伝えます。
カルフォルニア州やグランドキャニオンは
希望者が多く競争率がかなり高いので、
希望しても行けないことが多いそうです。
そこでアラスカを希望した人もいました。

実際何処で働くかは振り分けだそうです。
希望者が多ければ、他に回されるし、
希望者が少ないとうまく働けます。
最低9週間働くことが義務付けられていて、
仕事のあと旅行する人がほとんどですが、
ビザは最長3ヶ月しか降りないそうです。

日本人は誰もいませんでした。
韓国系と中国系のアメリカ人はいましたが、
海外から来たアジア人は少なかったです。
職場は違うし、年齢もかなり違うけど、
食堂で一緒に食べる時自己紹介をしたら、
すぐに仲間に入れてもらえました。

同じアジア系なのにこういう時は、
海外から来たアジア人の方が話しやすいです。
アメリカで育った若者は相手しれくれないけど、
シンガポールからきた大学生達は、
海外から働きに来ているというよしみで、
私を仲間に入れてくれたようです。

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『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル
 

海外から働きにくる学生たち

リゾートホテルのスタッフは
高齢者から若者まで(中間層は少ない)、
アメリカ各地から集まってきていましたが、
海外から働きに来ている人もいました。

大学の夏休みを利用して働きに来ています。
特にロシア、モルドバ、チェコなどの
東欧からの若者達が目立ちました。
彼らの中には今年が初めではなく、
数年続けてきている人も居たようです。

アメリカを見れるという楽しみ、
英語を上手になれるという勉強もありますが、
大学の授業料稼ぎが一番の目的でした。
同じホテルでは二つの仕事につけません。
また残業できないのが建前だったので、
他のホテルでアルバイトを探していました。

カフェにやってきたエリナはモルドバ出身。
丘の上にあるホテルでハウスキーピングでしたが、
アラスカはすでに二年目だそうです。
去年はこのリゾートホテルでチッキンハンドとして、
サンドウィッチを作っていましたが、
今年はカフェの仕事で嬉しそうでした。

十数年前だったら鉄の壁と言って、
ソ連とアメリカは睨み合っていました。
共産主義が崩れてわずか十年ちょっとで、
若者が働きに来れるまでになっていました。

その他にカリブ海諸国や中南米からの
若者達も数人働きにきていましたね。
皆んな学校を介してエージェントに頼み、
ビザをサポートしてもらっているようです。

高額な紹介料とビザ代を払っても、
海外で働いたほうがお金が貯まるそうです。
一箇所で働くより二箇所で働いたほうが、
お金も貯まるのでアルバイト探しに必死でした。

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『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル


デナリのカフェのシフト

私がいたカフェは朝4:30時から
夜9時までオープンしていました。
私は最初午前中の仕事が多かったです。
朝4時にカフェに行きオープンの支度、
朝4時30になるとお客もやってきます。

そんなに早く誰が来るのと思うでしょうが、
最初のツアーバスが5時出発のために、
その前にコーヒーを飲む人も多いですよ。
部屋には無料のコーヒーマシンがあり、
自由に飲むことができましたが、
エスプレッソで入れたコーヒーを飲んだり、
軽食を食べる人もいました。

かすかに明るい中をコーヒーショップまで
歩くのはちょっと怖かったけれど、
飲んで朝帰りの若者達とすれちがいました。

ショップに到着するとフロート(金庫)をとって、
まずはエスプレッソマシンの準備をします。
もうひとりのスタッフが6時頃に、
さらに別のスタッフが10時頃に出勤。
それから交代で昼食を食べに行きました。

午後のスタッフは13時に出勤しました。
10時に出勤したスタッフが終わる6時までに
夕ご飯を食べて夜の準備をしておきます。
6時に出勤したスタッフは、ストックチェック。
明日のためにドリンクやコーヒーなどを
倉庫から持ってきてストックしなければなりません。

と最低でも4人のスタッフが必要でしたが、
週休2日制なので6人では回りません。
新しいスタッフが6月中旬に来ますが、
その前にアルバイトを入れることになりました。

何処にアルバイトをするようなスタッフがいるか?
実は他のホテルで働いている人で、
アルバイトを探している人が沢山いました。

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『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル


アラスカにも花が咲き始めると、、、

木々の変化以上に驚かされたのが、
何と言ってもアラスカの植物達です。
毎日寮から職場まで約7分歩いていました。
寮の周辺はもとホテルだったせいか、
プライバシーを守るために木が植えてあり、
その間にたくさんの植物が植わっていました。

今まで葉っぱと石ころしかなかった木の近くに、
小さな花が咲いているのが見えました。
すみれのような紫色の花や、
クロッカスのような白い花が咲き始めていました。

気温が上昇して暖かくなるだけでなく、
若葉が出て、少しづつ緑が多くなったり、
花が咲き始めると、心がウキウキします。
待ちに待った春が訪れたのです。

アラスカに来て2週間でこの嬉しさですから、
長い冬をアラスカで過ごした住民達にとっては、
本当にこの上ない幸せかもしれません。
バンフにいた頃5ヶ月近くは冬と言っていましたが、
デナリはまさに一年の半分以上6〜7ヶ月が
冬と言っても過言ではないようです。

これから9月までの滞在期間で、
春、夏、秋そして初冬を体験できます。
その短い夏にどんなお花が咲くのか、
どんな動物達に会えるのか楽しみです。

都会にいたら遠くまで行かないと
大自然を楽しむことはできませんが、
私は今、その自然の中に住んでいます。

寮のドアを開けたら松やモミの木があり、
リスや鳥と毎日挨拶することができます。
ちょっと歩けばアラスカのお花達が、
綺麗なお花達が咲き乱れています。
まるで天国の中で働いているようでした。

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『World Traveler in Alaska』

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    デナリに咲いていた花

アラスカに春がやってきた

二週間前にアンカレッジに到着した頃は、
まだ湖が凍っているほどに寒かったけど、
ホテルがオープンして5月下旬ともなれば、
日中の温度が15度以上になりました。

15〜19度でも日本ならまだ涼しいでしょうが、
寒いアラスカでは日本の気温の25度以上のような、
日中なら半袖でも暑いくらいに感じました。
日照時間が長いのと、日差しが強いので、
気温は低くても暑く感じるのかもしれません。

それまで真冬のように葉っぱがなかった木々に、
蕾が少しづつ膨らみ、新芽が出始めました。
東京の2月初めの梅が咲き始める頃が
アラスカの5月の前半だと思ってください。

しかし一度春が訪れると気候の変化は激しく、
東京のGW、若葉が見られる時期になるまで
わずか約2週間足らずで変化しました。
ちょっと目を離すとその変化についていけません。

バンフにいた時よりも季節の移り変わりが激しく、
ちょっとお天気が良くて暑い日になると、
朝と夕方でもガラリと変化していました。

ちょっと油断すれば、夏でも雪が降ります。
アラスカの夏は日本の感覚では測れません。
植物たちは、短い夏を精一杯に生きるために、
太陽がでると一日に何日分も日差しを浴びて、
雨や雪の日のために貯めているようでした。

ツアーのお客さんが滞在するのは数日、
雨や曇りでデナリが見えないと文句を言い、
お天気が良くても『当たり前』と思っています。

植物と同じように太陽に感謝する気持ちがあれば、
このアラスカの自然を楽しむことができるのに、
ほんの数日ではなく、数ヶ月滞在できること、
アラスカの仕事を選んだことが嬉しかったです。

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『World Traveler in Alaska』

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    新芽が出た木々たち



初めてのアラスカクルーズのお客さん

初めてのクルーズ客が来る日が来ました。
マネージャーから私たちに至るまで、
スタッフは皆んな少し緊張していました。

アンカレッジを朝出発した列車が、
デナリに到着するのは午後4時頃です。
そのお客さんたちがホテルに到着する前に、
バスの中で鍵やクーポンは渡されますので、
ホテルに到着したら、すぐに部屋に入れます。

部屋に到着すると、荷物が来ていないとか、
部屋の備品が壊れているとか、
ツアーデスクにやってくるお客さんもいました。
と言っても私には全く関係のない仕事ですが、
ガイドをしていたので、目がそっちに向きます。

幸い日本人はほとんどいないので、
言葉の障害とかはないようですが、
英語を話さないカナダ人がいたり、
中南米の人はスペイン語しか話さないので、
それでもかなりトラブっていました。
アメリカ人は外国語に興味ないのか、
英語以外に話す人は少ないですね。

コーヒーの注文だけなら、
特に言葉の障害も問題になりませんが、
それでも私の拙い独語や西語が
役に立った日もあるのですから、、。

さすがに中国人が来ると話せないけど、
筆談が役に立ちましたね。
仲間は不思議そうな顔で見ていました。
中国人街で漢字を見たことはあっても、
日本語と共通性があるとは思わないのでしょう。

今ならスマートフォンで簡単に
翻訳、通訳もしてくれます。
たとえ100%正解でなくても、
お互いに意味を理解することはできます。

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『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル

リゾートホテルの宿泊客

ホテルのソフトオープンの段階では
スタッフもまだ半分ぐらいしかいませんが、
客室もそれぐらいしかオープンしていません。
ホテルの客室が全館オープンするのは、
クルーズが本格的に始まる5月中旬からでした。

お隣にはプリンセスクルーズ系列で、
アラスカ最大を誇るホテルがありました。
客室1100部屋というのですから、
私が働いていたリゾートホテルの約2倍です。

私がいたホテルはホーランドアメリカクルーズの
お客さんが主に宿泊していました。
アラスカではプリセンスクルーズと
ホーランドアメリカクルーズが共同投資で
ホテルや列車の運行などをしていました。

そのためにロビーの隣には
クルーズのお客さんを対象とした
ツアーデスクがオープンしていました。

どちらのクルーズ会社もクルーズの前後に、
ランドツアーをパッケージとして販売していました。
アラスカで一番ポピュラーなのがデナリ国立公園。
最低でも2泊はしないと楽しめません。

アラスカに来る観光客はクルーズだけでなく、
飛行機で来て、飛行機で帰っていく
ランドパッケージだけのお客さんもいました。
その観光客もプリンセスクルーズが催行している、
ランドパッケージを購入することができました。

それ以外にグレイラインなどのバス会社や
アラスカ鉄道が催行しているパッケージもあり、
そのお客さんが宿泊することもありました。
もちろんバスやレンタカーで来て、
ウォークインするお客さんもいましたが、
割合としては少なかったですね。

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『World Traveler in Alaska』

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   私が働いていたリゾートホテル

チャイはお好きですか?

『チャイ』と言えば、インドやネパールでは、
紅茶の葉をミルクで煮たものです。
どの街角や山奥でも飲むことができます。
私が勤めていた東京のホテルでは、
『ロイヤルミルクティー』という名前でした。

最近はカフェでもチャイが流行っています。
いつ頃から出始めた覚えていませんが、
パウダーのチャイにフォームドミルクを注ぎ
シナモンをトッピングして出します。
ティーバックにお湯を注いで、
温めたミルクを入れるものではありませよ。

このカフェでもチャイを取り扱っていましたが。
まだまだ飲む人は少なかったですね。
ましてや日本でよく飲まれている抹茶ラテ、
アラスカまでは届いていないのか、
商品として置いてありませんでした。

最近はアメリカのメーカーでも
抹茶ラテとして売り出していますが、
抹茶アイスクリームのようには人気ありません。

それでも紅茶の種類は多かったです。
Tバッグも家庭で使う安いものでなく
ルーフリーズが入ったちょっと高級品でした。
イングリッシュブレックファーストや
アールグレイのような知名度のあるものは、
オーダーも多かったけれど、
緑茶を注文する人は少なかったですね。

お陰で私がいつもひとりで飲んでいました。
あまり紅茶等ではありませんが、
コーヒーの匂いを一日嗅いでいると
朝の1杯だけでほとんど飲まなくなりますね。
そんな時は紅茶や緑茶にします。
胃への負担も少ない気がしました。

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『World Traveler in Alaska』

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カフェで使用していたチャイパウダー


アメリカ人はフレーバーシロップが大好き

アメリカでバリスタを始めて、
驚いたことがいくつかありましたが、
そのひとつがフレーバーシロップを好むことです。
オーストラリアでもコーヒーに
フレーバシロップを入れる人もいますが、
バニラ、カラメル、ヘーゼルナッツぐらいで、
1割にも満たない割合でした。

ところが私がいたカフェでは、
フレーバーだけで30種類。
皆んな人工的に味付けされたシロップです。
一種類入れるならまだわかりますが、
何種類も入れる人もいましたよ。

これじゃミックスして味も楽しめませんが、
第一甘すぎて美味しくありませんよね。
アメリカ人にとってフレーバーの効いて、
ただ甘いだけのコーヒーが美味しいようです。
本来のコーヒーの味覚を楽しむ人は少ないのか、
彼らの味覚を疑いたくなりました。

スターバックスのコーヒーといれば、
ダークローストの代表と言えますよね。
誰が入れても『同じ味になる』ようにというか、
失敗しても分からないようにというのか、
ダークローストにされているようです。

そしてダークローストにしておけば、
美味しくないと思う人はフレーバーを注文します。
お陰で売り上げが上がるというわけですね。

大きなサイズのコーヒーカップに、
3〜4ショットのエスプレッソを注いで、
甘くないからとシロップをガンガンいれたら、
カロリーが高くて太るわけですよね。
アメリカ人に肥満体が多いのは、
コーラとコーヒーの飲み過ぎかもしれません。


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少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

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 カフェで使用していたフレーバシロップ


ホワイトチョコレートのモカ

日本ではココアと呼んでいますが、
海外ではチョコレートと呼ばれています。
そのためココアを注文する場合には、
ホットチョコレートかアイスチョコレートと
はっきりと注文してくださいね。

まだオーストラリアではチョコレートで
ホワイトを使うところは少ないですが、
アメリカでは当時でもポピュラーでした。

『ホワイト』と注文がない限りは、
そのまま普通のチョコレートを使いますが、
ホワイトモカは注文が多かったですよ。
でもホットホワイトチョコレートを飲んでみると、
乳児用の粉ミルクから砂糖分を除いた味でした。

アメリカではコーヒー用の紙コップに、
コーヒーをそのまま入れないようです。
コーヒー専用のショットグラスを使い、
そこから紙コップに注いでいました。

そうすればカップが汚れませんが、
1ステップ多くなるので時間の無駄。
いつも紙コップにコーヒーを注いでいたので、
ちょっと面倒くさい気がしました。

マークは泡をたてたミルクの上に
コーヒーを注ぐように言っていましたが、
これは完全に彼の間違いです。
コーヒーの上にミルクを注がないと、
うまくコーヒーと絡み合いません。
スプーンで混ぜれば同じように見えますが、
マーク式ではミルクが作る芸術も見られません。

他の女性スタッフも私と同じやり方、
スーパーバイザーに昇進したマークですが、
(ただ去年働いたことがあるというので、、)
仕事に関しては誰も一目置きませんでした。

今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』


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 カフェで使用していたホワイトチェコレート


コーヒーの違い:オーストラリア対アメリカ

アメリカでコーヒーチェーンと言えば、
スターバックスがあまりにも有名ですが、
コーヒーメニューを比べてみると、
オーストラリアと名称が異なります。
コーヒーによっては作り方も違います。

エスプレッソがSBショートブラック、
アメリカーノがLBロングブラックです。
オーストラリアではお湯の入ったカップに
ドップルのエスプレッソコーヒーを注ぎますが、
アメリカではコーヒーの上にお湯を注ぎます。

カフェラテは殆ど同じですが、
カプチーノがちょっと異なりました。
カプチーノとはカプチン会の修道士を指し、
彼らが着るフードのついた修道服カプッチョに
様子が似ているからと言われています。
オーストラリアではフォームミルクの上に
チョコレートパウダーをかけるのが普通です。

カフェモカはチョコレートにエスプレッソを入れ、
カフェラテのようにミルクを注いだ物です。
オーストラリアではチョコレートパウダーをかけます。
アメリカではコーヒーにウィップクリームをのせますが、
そのクリームは日本のように甘くありません。

カフェラテはまだミルクの泡が少しありますが、
泡が全くないのがフラットホワイトです。
これはオーストラリアなどの英国連邦圏では、
とてもポピュラーなメニューです。
アメリカなどの北米では見かけませんでした。

アラスカクルーズのお客にはオージーも多いので、
フラットホワイトを良く注文しましたが、
スタッフは『何?』という顔をしていました。
そこで皆んなにその作り方を教えました。
現在スターバックスUSAのメニューに
新たにこのフラットホワイトが登場しました。


今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

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    フラットホワイトをどうぞ


アメリカのコーヒーサイズ

オーストラリアでコーヒーと言えば、
スモールが8oz(240ml)と
ラージが12oz(360ml)が普通です。
ところがアメリカでは12ozが
通常一番小さなサイズになっています。

スターバックではこれがトールになり、
その上に16ozのグランデと
20ozのベンティがあります。
コーヒーってちょっと飲むのが好きなのに、
アメリカ人は水代わりに飲んでいます。

確かにドリップコーヒーの時代は
アメリカンと言われるように薄かったので、
食事をするとき、水代わりに何杯も
ウェイトレスが注いでくれました。
今でもレストランで食事をすると、
このドリップコーヒーですが、
カフェはエスプレッソコーヒーが
主流になってしまいましたね。

エスプレッソはソロ(シングル)で
25ml±2.5mlと言われています。
1オンスは約30mlですが、
豆がお湯を含んでしまうので
上記の数値になってしまうそうです。

そして30秒内でコーヒーが
マシンから落ちてくるのが良いようで、
もし20秒以下で終われば豆が粗く、
30秒以上かかれば豆が細かすぎます。
豆の挽き方を調整しなければなりません。

オーストラリア人は濃いコーヒーが好きなので、
8ozにはソロ、12ozにはドップルですが、
アメリカではカップは大きくても
12ozがソロ、16ozがドップルでした。

今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

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 カフェで使用したエスプレッソマシーン


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