地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

アラスカの巡りあわせ

アラーニの上司にあたるマイクが、 
寮や従業員施設の管理をしていました。 
鍵を忘れて部屋に入れなくなると、 
合鍵を持って開けに来てくれたり、 
部屋に問題点があると点検に来ました。 
 
アラーニはスーパーバイザーでした。 
他に二人の若い女性と仕事していましたが、 
もう何年もリゾートホテルで働ているので、 
ロッジ風の寮にひとりで住んでいました。 
 
お陰で好きなようにアレンジしていました。 
絨毯を引いて部屋で座れるようにしたり、 
コーヒーマシンだけでなく、冷蔵庫や 
トースター、湯沸かしポットもありました。 
 
休みの日は食事に行きたくないというので、 
部屋で食べれるようにしていました。 
デナリでは食料品もほとんど買えませんが、 
車のあるスタッフが買い物に行くときに、 
誰かに頼んで購入してもらっていたようです。 
お陰でいつもスナックが置いてありました。 
 
彼女はお酒は飲まないけれど、 
いつのまにかたまり場になっていましたね。 
学生さんたちはお母さんの部屋に行って、 
それぞれ悩み事を相談していたようです。 
 
好きなスナックを持ち寄っておしゃべり、 
最初の頃は台湾やシンガポールから持ってきた 
お菓子をよく分けてもらっていました。 
そのうち持ってきたスナックがなくなると、 
アメリカのお菓子も増えてきました。 
 
つい数週間前まで別の場所で暮らしていた私たちが 
アラスカのデナリのこの小さな部屋のなかで、 
ひとつの話に一緒に笑っているなんて、、。 
人の巡り合わせは不思議なものです。

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      デナリ国立公園

今回の北米旅行記を別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

「おかあさん」と呼ばれたアジア人女性

皆とは親子ほどの年齢差がありましたが、 
私が独身だったということもあり、 
「おかあさん」と呼ばれなかったですね。 
学生さんたちが「おかあさん」と呼ぶ、 
アジア人の女性を紹介されました。 
 
インドネシア出身のアラーニは、 
現地で若くして結婚、5人の子供に恵まれますが、 
まだ子供が小さいときに離婚して、 
アメリカ人と再婚することになったそうです。 
 
5人の子供を連れてアメリカに移民、 
さらに2人の子供に恵まれますが、 
その後また離婚することになりますが、 
子供は旦那に見てもらっているので、 
本人はアラスカに出稼ぎという身でした。 
 
皆は彼女を「おかあさん」と呼んでいました。 
彼女には13~26歳までの子供がいるので、 
アジア人の学生さんたちに自分の子供の姿を 
重ねてみていたのかもしれませんね。 
子供のいない私にはどんなに年が離れていても、 
甥とか姪の感覚しか湧いてきませんが、、。 
 
彼女は寮母ではなかったけれど、 
従業員が使う施設の管理をしていました。 
新しいスタッフがくる部屋の掃除をしたり、 
シャワーやトイレなどの掃除をしていました。 
 
部屋の掃除をしている学生さんたちとは、 
仕事が似ているせいもあったようで、 
話す機会も多かったようです。 
社員食堂も近いのでいつも溜まっていました。 

学生さんたちは嫌な仕事の愚痴を言ったり、 
仲間に言いにくい話も「おかあさん」なら、 
ちょっと相談にのってもらうような感じで、
気楽に話ができたのかもしれません。

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    アラスカで知り合った友

 今回の北米旅行記を別のブログで書き始めました。
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『World Traveler in Alaska』

僻地では友達が作りやすいかも

台湾とシンガポールの学生さんたちは、 
大学を卒業して就職までの間に、 
アメリカに人生勉強に来ていました。 
まだ就職は決まっていない人が殆どでしたが、 
就職よりもアメリカでの体験を選んだようです。 
 
アメリカには旅行で来ることもできますが、 
観光目的の旅行だけでなく、 
働くことを人生の体験として選びました。 
ここでお金を貯めることを目的としている 
東欧の学生さんたちとは異なりますね。 
 
そのせいか皆でよく出かけていました。 
休みが一緒になるとハイキングに行ったり、 
2週間に一回の給料が振り込まれると、 
皆でレストランに食事に行ったり、 
飲みに行ったりしていたようです。 
 
台湾の学生が私のルームメイトでしたが、 
私が一緒に行くようになったのはかなり後です。 
最初は彼女を通じて社員食堂で一緒に食事したり、 
食後社員食堂で皆でお話したりしました。 
その後私たちの部屋や彼女らの部屋で、 
話したり飲んだりするようになりました。 
 
私は4時とか6時とかの早い出勤なので 
一緒に飲みに行くのは少なかったけど、 
翌日が休みだったら付き合うようになりました。 
最初は皆で出かけるときだけ一緒でしたが、 
そのうちに個別に話すようになりました。 
 
皆の休みもバラバラですからね。 
たまたまお休みがあったりしたら、 
一緒に公園まで歩いたりとか、 
ショッピングに出かけたりとか、 
僻地でできることも限られていますが、 
学生さんたちも退屈しているのは、 
私と同じだったようです。

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    アジア人の学生さんたち

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『World Traveler in Alaska』

お酒で鬱憤を晴らしたいのに

 基本的に寮でお酒は飲めますが、 
部屋の外では禁止されていました。 
室内のみ、社員食堂も禁止でした。 
 
彼らと仲良くなると、 
飲み会に誘われるようになりました。 
女子だけならまだ飲む量も少ないけど、 
男子と一緒になると増えてきます。 
弟分のジェイが何処にでも顔を出します。 
 
リゾートホテルの規則では、 
室内に21歳未満の人がいるときは、 
お酒を飲んではいけないというルールでした。 
もし見つかると首の対象になります。 
彼がいるときはちょっと冷や冷やしました。 
 
しかし普段まじめに生活して、 
飲酒で問題さえ起こさなければ、 
寮の部屋まで入ってきてチェックするとか、 
それほど厳しく管理はしていませんでした。 
 
でもドラッグには厳しかったですね。 
誰かが持っているとか、吸っていたとか 
人事課に密告すれば即刻首になりました。 
「最近あの人見かけないね」と誰かに尋ねると、 
「大麻が見つかって首になったよ」と 
シーズン中に何度も聞かされました。 
 
アラスカの僻地ですから、 
若者たちは発散するところがありません。 
そのために問題も起こしやすくなります。 
暴力、盗難、薬物や飲酒が原因で、 
ひと夏に何住人も首になりました。 
 
もちろん僻地の仕事が嫌になって、 
自ら辞めていくスタッフも多かったです。 
アラスカに暮らすのは大変なことです。 
初めてバンフに暮らした時、 
私も若かったせいかドラッグやしなかったけど、
発散する場所を探していましたね。

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アジア人の学生さんたち@デナリのレストラン

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『World Traveler in Alaska』


社員食堂で働いていたアジア人の学生たち その2

アジア人の男子学生は3人しかいませんが、 
3人とも社員食堂の洗い場で働いていました。 
シンガポール人のリアムはエンジニア専攻。 
地元では社交ダンスを習っていて、 
国際的な大会にも出場したことがあるそうです。 
 
いつもリズムをとっていましたが、 
年齢が皆よりひとつ上なのか、 
リーダー的な役割をしていました。 
大変な仕事だけど文句も言わずに、 
部屋の掃除より良いと言っていました。 
 
台湾のケンは会社の御曹司。 
家にはメイドがいる裕福な家庭育ちでした。 
台湾では名の知れた会社のようで、 
こんな仕事やりたくないと嘆いていました。 
 
それでも仲間たちに励まされて、 
親にもアラスカ滞在中だけと説得され、 
何とか辞めるのを留まったようです。 
辞めるとビザは即刻キャンセルされ、 
台湾に帰国しなければなりません。 
一緒に来ている彼女も可哀そうです。 
 
そしてもうひとりの台湾学生が、 
ジョイというまだ19歳の青年でした。 
何処となく女の子にも見えるジョイは、 
皆から弟扱いされていました。 
 
ジョイも仕事がきついと嘆いていましたが、 
皆から可愛がられる性格だったので、 
社員食堂のアイドルでした。 
 
しかし仕事の辛さと僻地という場所柄で 
だんだんと鬱憤が溜まってきたようです。 
皆と一緒にお酒を飲んではらしたいのに、 
アメリカではお酒の飲めない年齢でした。

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   台湾の学生さんたち@社員食堂


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『World Traveler in Alaska』



社員食堂で働いていたアジア人の学生たち その1

職場は全く異なりましたが、 
相部屋の台湾の学生リンのお陰で、 
台湾やシンガポールの学生たちと 
話す機会も増えてきました。 
 
まず部屋にリンの友達が来るようになり、 
その時に一緒に話すようになりました。 
そのうちリンと一緒に友人の部屋に行ったり、 
彼らが集まるときに誘われたり、、、と。 
 
年齢も国籍も全く異なりますが、 
アラスカの果てで出会ったのも何かの縁。 
オーストラリアから働きに来ているのにも 
興味があったのかもしれませんね。 
だんだん私に話しかけるようになりました。 
 
普段はひとりで食事をしていました。 
そのうち社員食堂で会うと、一緒に食べたり、 
特に夕食のときはお互いにゆっくりできるので、 
一緒のテーブルで食べるときが多かったです。 
 
というのも、アジア人の学生は、 
大抵ハウスキーピングでしたが、 
何人かが社員食堂で働いていました。 
 
台湾女子のジョーとミンは 英語科の学生で
どちらもかなり英語を話すことができました。
そのため社員食堂のフロントライン、 
料理の配膳やカードのチェックをしていました。 
 
従業員の身分証明書に は
食事のステータスが記入されています。 
私たちのように全食事食べる人もいれば、 
通いの人は仕事中のみの食べていました。
 
他のホテルの寮で雇用されて、
私のリゾートホテルでアルバイトしている人は 
全く食事はついていませんでした。 
そのために無断で食事をしないように、
社員証を厳しくチェックしていたようです。


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     社員食堂で働くジョー


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『World Traveler in Alaska』




リゾートホテルの寮で暮らすには

5月中旬にオープンしたリゾートホテルは、 
6月になって本格的に観光客が増えました。 
まだ来た頃は周辺に雪も残っていましたが、 
若葉も出てすっかり春になっていました。 
 
雪は降りませんでしたが、 
朝夕は東京の冬のような寒さです。 
吐く息も白くなることもあれば、 
たまには霜が降りたり、氷も張っていました。 
 
それでも日中暖かくなると、 
半袖でも良いくらいに暑くなりました。 
アラスカでそんな暑さを期待していないのか、 
暑さに耐えられずに、「冷房はないの?」 
と文句を言う宿泊客もいたようです。 
 
部屋には冷蔵庫もありませんが、 
外に出しておけば夜は冷蔵庫はいりません。 
ただし熊も出るし、リスもたくさんいたので、 
食料を外に置くことは禁止されていました。 
 
室内は暖房が効いているので、 
フルーツもあったいうまに腐ります。 
そこでビニール袋に入れて、 
窓際につるして保存していました。 
ちょっと窓を開けておけば、 
冷蔵庫代わりとして十分使えます。 
 
水道の水は氷水のように冷たく、 
流水でビールが冷えるくらいです。 
室内での飲酒は禁じられていませんが、 
部屋で飲むことはほとんどありませんでした。 
 
アメリカの飲酒年齢は21歳から、 
薬物を吸ったり、21歳未満が酒を飲んだら、 
すぐにホテルを首になりました。 
知合ったスタッフがいなくなったら、 
その理由で辞めた人が多かったですね。

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   私が働いていたリゾートホテル

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『World Traveler in Alaska』


デナリ国立公園の憩いの場「アイルソンビジターセンター」

 デナリ国立公園の観光ツアーで 
一番人気のあるTundora Wildnes Tourは、 
ストニーヒルで折り返しとなりますが、 
実はこの先からも見ものが多いのです。 
 
シャトルバスに乗ったときに、 
公園の入り口から66マイルの所にある 
アイルソンビジターセンターまで行きました。 
私はどの観光バスに乗るよりも、 
せっかくデナリ国立公園に来たなら、 
ここまで来ることをお薦めします。 
 
2008年に完成したばかりの 
新しいビジターセンターは 
デナリに関するディスプレイだけでなく、 
ハイカーや観光客にとっても、 
デナリ国立公園内の憩いの場になっています。 
 
電気も水道も通っていないデナリ国立公園で、 
自家発電により電気だけで館内は明るく、 
水洗トイレがあるかと思ったら、 
ここのでは飲料水も補給することができます。 
と言ってもレストランもキオスクもありませんが、 
持ってきたランチを食べるスペースもあり、 
どのシャトルバスやこれから先に行く観光バスも、 
必ず往復ここに停まってくれます。 
乗ってきたシャトルバスにのって帰っても良し、 
ここでハイキングしたり、写真を撮った後に、 
別のシャトルバスで帰るのも良いです。 
 
デナリ国立公園の規則として、 
ハイカーは好きなところでバスに乗れます。 
ハイカーが手を挙げ、バスに空席があれば 
ドライバーは必ず車を停めなければなりません。 
 
デナリ国立公園の公園事務所では 
入場した観光客の人数を把握しています。
キャンプしない人が公園内に取り残されないよう
バスを配送して必ず迎えに来てくれます。

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       デナリ国立公園

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『World Traveler in Alaska』


ストニーヒルオーバールック

トクラックリバーレストエリアを過ぎると、 
観光バスの終点まですぐ近いです。 
あと10マイルほど観光バスは進んで、 
公園の入り口から62マイルの所にある、 
ストニーヒルオーバールックで折り返します。 
 
ここにある駐車場は他の車は対入り禁止、 
この観光バスのみ入ることができます。 
デナリ国立公園のポスターにも使われる、 
デナリが一番良く見える所かもしれません。 
 
私のもう一つのアラスカブログの写真も、 
ここから撮ったものを加工したものです。 
天気が良くても全景が見えることは少なく、 
特に山頂付近は雲に覆われています。 
 
同じ会社が運行しているシャトルバスでさえ、 
ここに入ることは禁止されています。 
そのために車内から写真を撮るだけ、 
ちょっとやさいしいドライバーなら、 
この近くで車を止めてくれました。 
 
公園内の道路は先まで続いていますが、 
ここから先に行く人は少ないですね。 
公園道路の2/3まで来たことになりますが、 
これで往復8〜10時間のツアーになります。 
 
観光の所要時間はドライバーの気分次第。 
野生の動物がいれば止まる機会も多いので、 
それだけ時間が必要になってきます。 
 
トイレストップの時間は決められていても、 
皆んなが戻ってこないと出発できないので、 
その分時間がかかるというわけです。 
観光客は年配者が多いだけでなく、 
体の不自由な方もいっぱいいますからね。 
日本人のように時間厳守の人は少ないです。

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   ストーニーヒルオーバールック

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トクラックリバーレストエリア

次にドライバーが停まったのは、 
トクラックリバーレストストップです。 
ここは展望台にはなっていませんが、 
トクラックリバーのすぐ横に停まります。 
 
トイレの数も多いのでゆっくりできますが、 
時間があれば河原まで降りてみたり、 
ビジターセンターに行くのも良いですね。 
 
このビジターセンターにはギフトショップあり、 
デナリに関する本やギフトを買えます。 
なかなかお土産を買う時間がない観光客は、 
こんなところでもいっぱい買い物していました。 
 
ここにはレンジャーもいるので、 
デナリ国立公園に関する疑問があれば、 
いろいろと質問することができます。 
 
観光ツアーではここでドライバーが 
ホットチョコレートをサービスしてくれました。 
寒い日にはこのホットチョコレートで 
全身が温まってとっても嬉しいのですが、 
年に数日だけ『要らない』と思いたくなるほど 
暑くなる日もデナリでありました。 
 
それでもすぐに冷えますから、 
寒いには一気に飲まないと冷たくなります。 
暑い日には少し置いておけば飲み頃ですね。 

ここのギフトショップで働いている人は、 
プリンセスクルーズのスタッフが 
アルバイトで働いている人が多かったです。 
毎日最初のバスで通勤して、 
最後のバスで戻って行ました。 

レンジャーは近くのテント内にある、 
部屋で寝泊まりしているようですが、 
キャンプ生活とほとんど変わりありません。 
テレビも電話も通じない世界でした


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『World Traveler in Alaska』




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   トクラックリバーレストエリア


ポーリークロームのトレイル

ポリークロームパスの崖の反対側には、 
ちょっとしたトレイルがありました。 
時間が短いので全部は歩けませんが、 
高山植物を見る絶好のチャンスです。 
 
バスの中からはたくさん植物が見えても、 
近くで見ることはできません。 
トイレストップした場所で生えていれば、 
近くで見ることもできるでしょうが、 
ここが一番短で見れる場所です。 
 
トイレるには『草を踏まないで』とサインがあるのに、 
写真を撮る観光客は植物や風景に夢中で、 
草を踏んでいることさえ気づかない人もいました。 
私たちの方がお邪魔しているだけなのに、 
踏み潰ぶしても全く気づかない人間、 
私が植物なら地面から怒鳴ってしまいそうです。 
 
夏が短いのに一生懸命に育っている植物、 
たとえ地面にしがみ付いているように見えても、 
ちゃんと生きる権利を持った自然界の生き物です。 
 
短い命だからこそ大事にしてやってほしいい。 
小さい植物だからこそ大切にしてやってほしい。 
人間が踏みつけた地面に植物が再生するには、 
何十年という年月がかかるそうです。 
 
高山植物は厳しい冬を耐えて、 
春に一生懸命芽を出してきます。 
動物たちに食べれられることもあるけど、 
小さな花を咲かせて楽しませてくれます。 
 
踏みつけないで!植物も生きているのよ。 
私たちの方がお邪魔しているだけなのよ。 
一生懸命に咲いている花たちに感謝をして、 
決められたトレイル内だけを歩いて欲しい。 
植物を傷めないようにしてほしい、 
だって私たちのために咲いているから、、、。

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     ポーリークロームパス


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『World Traveler in Alaska』


昼寝をしていたオオカミ


眼下には川が流れていますが、
まだ上流なので川幅は広いけど浅いです。
氷河の水が溶けて注いでいます。
水量の多少で川の流れも変わるようです。

河原にオオカミが寝ていた時があります。
餌をとってお腹がいっぱいなのか、
まさに三頭川の字になって寝ていました。

望遠鏡で見ないと良く見えないような、
オオカミを見つけるドライバーはすごい、
無線で連絡取り合っているので、
そんな情報が飛び交っていたのかもしれません。
オオカミの毛は灰色、河原の石と同じ色。
これが迷彩色なるのでしょうか?
安心して気持ち良く寝ていましたね。

フードチェーンでは上の方にいるオオカミも、
グリズリベアーに襲われる時もあります。
目が悪いグルズリーが見つける前に、
ここにいたら風に乗ってくる匂で
オオカミの方が先に気づくかもしれません。

周辺にはまだ沼地が残っていました。
これは以前氷河だった所です。
ツンドラ地帯は暖かくなると
表面の氷だけとけて沼になります。

沼になると水草が生え
水鳥や動物がくるようになります。
渡り鳥のアラスカハクチョウが、
優雅に泳いでいる姿はまさにハクチョウの湖。
暑い時はムースや鹿たちが、
泳いでいる時もありましたよ。

氷河の溶けた水が注がないので、
水が少なくなっていくと
草が生え、そのうち木が生えていきます。
そしていつかは大地の一部になっていくのです。

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     ポーリークロームパス


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『World Traveler in Alaska』

公園道路で一番高い『ポリークロームパス』

Tundra Wildness Tour で最初の写真ストップが
一番高い峠になったポリークロームパスです。
ここでは約10~15分ほど停まりました。

この辺りは崖崩れも多く、
落ちた岩がゴロゴロ転がっています。
その岩の色がカラフルな所から
ポリークロームと呼ばれています。

崖崩れで道路が狭くなるだけでなく、
雨水や気温の上昇に伴って、
地下の氷が溶けて道路が沈下します。
ブルトーザーで毎日整備していますが、
間に合わない時もあるようです。

道路も狭いのでドライバー泣かせです。
対向車がくるとすり違うことができません。
離合のためにちょっと広くなった
曲がり角で相対向車のバスを待ちますが、
崖側だったら恐怖心が募るほどです。

まだ落ちたバスは見たことがありませんが、
一歩間違えば100mしたに転落してしまいます。
ここを通過できたら一人前のドライバー
安心して通過できるようになるまで、
観光バスは運転できないと聞きました。

一番高い所なのでい天候不安定、
天気の良い日でも風が強くて、
ここだけ寒い時もあるので注意が必要です。
天気が良い日はもちろんデナリも見えます。 
アラスカ連山が一番良く見える、
雄大な景色が広がっていますよ。

ここにいると鳥になってしまいそうです。
このまま風に乗って遠くまで舞えるかな?
空の上からこの山々を見下ろす鳥になれたら、
好きな時に好きな所へ行けるのに、、、。

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    ポーリークロームパス

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『World Traveler in Alaska』


グリズリベアーがいた

テクラニカリバーを渡るあたりは
グリズリベアー良く見ました。
数回しかデナリ国立公園に行かないのに、
ここで数回見たのですから割合が高いです。

比較的低い所にあるので、
食料となるベリー類や川魚も、
ここで得ることができるのかもしれません。
近くにキャンプ場があるので、
アラート『警告』も出ていました。

ある時大きなグリズリベアーいるので、
ドライバーが『左側』と叫んだら、
お客が『右側にもいるよ』と言いました。
川の中に2頭の小熊を連れた母熊が、
その小熊を狙っているのでしょうか?
大きなグリズリーが追いかけていました。

まさかと思われるかもしれませんが、
冬眠から目覚めた頃の熊たちは
本当にお腹がすいて死に物狂いです。
季節になればベリーなどの
草食動物にもなり得るのですが、
こんな時は猛獣な肉食動物です。

手に入るものは何でも襲うようで、
もし他の動物が見つからなければ、
穴から出てきたばかりの小熊を襲います。

バスから熊を見たら『かわいい』と思うけど、
ハイキングしている時には会いたくないですね。
ましてや目の前に突然現れたら
どうして良いのか分からなくなります。

動物を襲っているのを見かけ時もありますが、
私たちにはどうすることもできません。
それが『自然界の掟』だから、
人間が手を出すことはできません

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      グリズリーベアー

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『World Traveler in Alaska』

野生動物を見つけたら

トイレ休憩以外は、ほとんどバスは停まりませんでした。
野生動物がいれば、ドライバーがバスを停めてくれます。
ドライバーが先に見つけたら簡単ですが、
乗客が先に見つけたら大きな声を上げます。
ドライバーは危険なところ以外は停まってくれますが、
道路が狭くて対向車がいたら停まれない時もあります。

野生動物がどの方角にいるかドライバーに知らせます。
バスが向いている方向を時計の12時として、
時計で何時の方向にいるかを表します。
右手なら3時、左なら9時となるわけです。

この時はグリズリーベアーがいました。
母親と子熊が2頭、仲良くベリーを食べていました。
車は停めてくれますが、外には出れません。
皆窓を開けて写真を取り始めました。

窓を開けて写真を撮るときも、
腕は窓から外に出さないように言われました。
そして大声も話さないように、、。
こんな静かな大自然の中では、
ちょっとした話声でも大きく聞こえます。

可愛く見えても野生の動物、
時には強い動物が弱い動物を襲撃したり、
実際に食べているシーンも見ます。
たとえ弱い動物が狙われていたとしても、
私たちにはどうすることもできません。
それが野生の掟ですからね。

ベリーがある季節にはそれを食べる熊ですが、
弱い動物を襲って食べるときもあります。
何もないときは草の根っこや木の皮など、
その時に応じて何でも食べる熊です。

キャンプする人たちは食べ物が襲われないように、
特別の缶に入れて保存します。
一度人間が食べるものを知った動物は、
容易に手に入る手段を知ると、
二度と狩りをしなくなりますからね。

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      グリズリーベアー

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『World Traveler in Alaska』

デナリの不思議な体験

テクニカルリバーレストストップまでは、
いくつかの川と尾根を越えていきますが、
少しづつ標高が高くなっていきます。
両側にまだ木が生えていたらタイガ地区、
途中には木も生えない所もあります。

このレストエリアは公園内でも
比較的低い所にありました。
10m近くもある針葉樹や広葉樹も見られます。
両側に高い山脈があるので盆地になり、
冷たい空気が溜まりやすくなっていました。

バスが尾根に到着した時に見たら、
そこだけまだ霧が残っていました。
ちょうどスノードームを見ているようです。
そしてこのレストエリアに到着したら、
2m先も見えないほどのすごい霧でした。

バスから降りるとまるで冷凍庫の中、
出発した時よりも一段と寒かったです。
何だか別世界にいるような錯覚でした。
昨晩とても冷え込んだようですね。
ここだけまだ暖かさが届いていません。

写真を撮ると小さな木に樹氷が、
夏から冬へと逆戻りでした。
太陽はすでに上がっていますが、
このドームの中からは見えません。

しかしここを覆っている霧に日狩りが当たり、
キラキラと光っているのです。
場所によっては虹も見えました。
私たちを幻想の世界へと運んでくれました。

もしあと数十分後に来たら、
この現象は見れなかったかもしれません。
この日、そしてこの瞬間だけの体験でした。
自然が常に躍動しているのを実感しました。

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  テクラニカリバー@デナリ国立公園



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『World Traveler in Alaska』

晴れたら、いざデナリ国立公園へ

私は最初のテクラニカリバーレストストップで
不思議な体験をしたことがあります。
その日は私の公休日で、目が覚めたら
眩しい光が溢れるほどの快晴の日でした。

アラスカの夏は雨が多いので、
こんな快晴の日は20日もありませんでした。
そしてそれが休みの重なるなんて、
それは神様からの恵みとしか思えませんでした。

こんな日に寮でのんびりしているわけにはいきません。
早速起きてデナリ国立公園に行くことにしました。
と言っても朝早くてホテルから公園に行く
シャトルバスも運行されていませんでした。
頑張って4kmぐらい歩いてバスが出発する
ウィルドネスアクセスセンターまで行きました。

到着すると早速バスの予約をします。
観光バスは殆ど空席がないので、
簡単に乗れるシャトルバスにしました。
シックスパックがあるのでバスは無料で乗れますが、
公園の入場料だけはちゃんと払いましたよ。

シャトルバスはスクールバスのようです。
キャンプする人たちが多く利用するので、
荷物置き場があったり、泥で汚れていたり、
観光バスに比べて乗り心地も悪いです。
キャンプ場で乗り降りする人ために止まるので、
観光バスより時間がかかるときもあります。

でも観光バスの半額なので気軽に利用できます。
ドライバーはあまり観光案内はしませんが、
主な所では練習のために説明してくれたり、
野生動物がいれば止まってくれます。
気軽に利用できる点が良いですね。

朝食もとっていないのでキオスクで買った物で
簡単に腹ごしらえをすると、
昼用のサンドウィッチと飲み物も買います。
一度バスに乗ったら何も買えませんからね。

観光客で来たらお天気は選べません。
こんな快晴の日に来たらラッキーですよ。
デナリで働けばそんなチャンスもあります。
やっぱり来て良かったと思いました。

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 ウィルドネスアクセスセンター@デナリ



今回の北米旅行記を
別のブログで書き始めました。
少しだけこちらのブログでも紹介しましたが、
カナダ編が終わって、次はアメリカ編です。

『World Traveler in Alaska』

デナリ国立公園内のトイレ

ホテルから直接観光バスに乗れたので、 
時間の無駄はありませんでした。 
デナリ国立公園の入場料は10ドルですが、 
この観光バスに含まれています。 
 
無料で乗っている私は払わないといけないのですが、 
ドライバーは徴収できないので免除です。 
もしウィルドネスアクセスセンターから乗ったら、 
受付カウンターで払うことになります。 
 
サベージリバーに到着すると、 
パークレンジャーが乗り込んできて、 
公園内の注意事項を案内します。 
小さな子供がいるとテキストをくれて、 
すべてクリアーするとキッズレンジャーになれます。 
 
公園の入り口から30マイルの所にある 
テクラニカリバーレストストップで、 
最初のトイレストップを取ります。 
ここにはきれいなトイレがありますが、 
トイレが完成する前はこの前か後ろにある、 
ひどいトイレを利用していました。 
 
公園内のトイレは水洗ではありません。 
男女共同でキャビン型のトイレです。 
バスが到着したら混雑するので、 
すぐにトイレに行った方が良いです。 
 
特にここはすべてのバスが停まります。 
何せ公園内の最初のトイレストップですから。 
また展望台からは写真も撮れるので、 
外に出てリフレッシュしてください。 
 
タバコはバスの外では吸えますが、 
吸殻は必ず持って帰ってくださいね。 
ポイ捨てをしたら山火事の元です。 
公園内は一度火事になったら、 
火を止めることも容易ではありません。 
 
こんなおいしい空気の中で、 
誰がタバコを吸うのかと思うのですが、 
ドライバーもやっぱり吸っていましたね。

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   テクラニカリバーレストストップ


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観光バスの注意点

観光バスは外から見るとスクールバスですが、 
中は普通の観光バスのような座席でした。 
ドライバーガイドが英語でナレーションします。 
日本からのツアーに参加しても混乗なので、 
ツアーで貸し切りということはありません。 
 
このツアーの出発は午前中と午後に集中します。 
それぞれ列車の出発や到着にあわせて、 
無駄のないように運行されています。 
ウィルドネスアクセスセンターからのツアーなら、 
他の時間帯にも出発できるようです。 
 
ツアーにスケジュールはありません。 
ドライバーの判断でトイレストップと 
写真ストップがあります。 
野生動物がいると車を停めてくれますが、 
もちろん外に出ることはできません。 
 
ドライバーはビデオカメラを持っており、 
野生動物が出てくるとカメラで映して、 
バスの中にあるモニターで見れます。 
これなら望遠鏡を持っていない人も 
野生動物を楽しむことができます。 

バスの中にトイレはついていないので、 
トレイストップで必ず利用してください。 
途中でトイレに行きたいと言っても、 
停まってもくれなければトイレもないです。 

ランチストップは特別にありません。 
好きな時にバスの中で食べれます。 
外で食べると食べ物の屑が落ちます。 
それを鳥やリスなどの野生動物が食べると、 
生態系が変化するので禁じてあります。 
 
人間の食べ物は塩分もあって 
動物には与えてはいけないのです。 
もし簡単にエサを取ることを覚えたら 
苦労してエサ取りをしなくなります。 
それではアラスカの厳しい冬を 
生きていくことが出来なくなります。 
 
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   デナリ国立公園 by Denali NP



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デナリ国立公園観光ツアーに行こう

その日は朝起きたら、気持ちの良い日が差していました。 
前日に観光ツアーの予約はしていませんでしたが、 
空席があると確認していたので、朝食が終わると、 
ロビーでスタンバイすることにしました。 
 
ランチも作ってもらっていないので、 
朝食に出ていた菓子パンとフルーツをバッグに詰め、 
水筒にはたっぷりと水を入れておきます。 
観光ツアーに参加したら、水も補給できません。 
 
念のためにカフェで水とサンドウィッチを購入、 
割引してもらえたけどちゃんと払いましたよ。 
あまり無料でもらっていたら悪いですからね。 
 
観光客が全員乗った後に空席があれば、 
ディスパッチに確認して乗せてもらえます。 
ドライバーにパスの券を渡して、 
初めて観光ツアーに参加することになりました。 
 
Tundora Wildnes Tourは 
公園の入り口から62マイルのところにある 
Stony Hill Overlookまで行きます。 
デナリ国立公園内で一番ポピュラーなツアーです。 
 
このツアーは5月中旬から9月中旬まで催行されます。 
時間は往復7~8時間かかります。 
ツアーにはスナックボックスが含まれています。 
 
このスナックボックスの中にはナチュラルバー、 
フルーツやチーズなどが入っていました。 
でも腹ごたえはないのでサンドウィッチなど 
持って行った方がよいと思います。 
 
ミネラルウォーターが1本ついていますが、 
これだけでは長時間持ちませんよね。 
天気が良いとバスの中は暑くなるので、 
水は数本余分に持って行ってください。 
公園内では補給することはできません。

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 デナリ国立公園 by Denali NP


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