地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

ドライブ旅行 その8『友達の家で迎えた新年』

友達の家で大晦日を迎えました。
シドニーなら仕事をしているか、
オペラハウスの側で花火を見ています。
添乗員時代エアーズロックで
新年を迎えた経験はありますが、
永住してからシドニー以外で
新年を迎えるのは初めての体験です。

シドニーとゴールドコーストに
夏は1時間の差があることは話しましたが、
友達の家ではNSWのテレビ放送も入ります。
カウンドダウンの中継を見ていますが、
シドニーハーバーを花火を見ても、
ゴールドコーストはまだ午後11時です。

その1時間後今度は地元の放送局が
QLDのカウンドダウンを中継します。
5.4、3、2、1、、、
Happy New Year!!とグラスを鳴らすと、
ゴールドコーストで打ち上げられた
花火の音が家まで鳴り響きました。

今年は一度に2回のカウントダウン。
実際は1回しか新年を迎えられないけど、
何だか得したような2倍年取ったような、、。
その後は日本風に年越しそばを食べて、
2008年の新年を迎えました。

年末から年始にかけて3日間、
友達の家に泊まらせてもらいましたが、
ゴールドコーストの観光は何もしていません。
友達に会いに来るのが一番の目的でした。

ゴールドコーストを離れる前に、
一応サーファーズパラダイスを走り、
リゾート地に来た気分だけ味わって、
シドニーに向けて出発しました。
途中で1泊するつもりでいましたが、
泊まりたくなる場所はあるのでしょうか?

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   ゴールドコーストの友達の家

ドライブ旅行 その7『義理のお姉さんの家に遊びに行く』

クイーンズランドに移住してからは、
半分リタイヤー、半分仕事の二人でしたが、
家の価値が上がったおかげで、
本格的にリタイヤすると言っていました。

シドニーに住んでいると家賃も高く、
もらった年金だけでは暮らせませんが、
家があれば何とかなりますね。
特に旦那さんの家族が近くにいるので、
二人にとっては住みやすそうです。

義理のお姉さんやお母さんにも会いました。
ガイドをしていると日本人の友達ばかり。
その旦那さんにはオージーもいますが、
そのご家族にまで会うチャンスは少なく、
オーストラリアにも長年住んでいても、
現地の生活に溶け込んでいない私です。

こうやってオーストラリア人の家を訪ねると、
何だか旅行に来ている気分になれます。
まだクリスマスの飾り付けがありましたが、
家ではそんな飾り付けもしないので、
改めてクリスマス気分を味わいました。

ベランダでティーにするからと誘われました。
ティーと言ってもお茶ではありません。
ランチのことを指すそうです。
家の周りが全部ベランダになっていますが、
その一角でそよ風に吹かれながら、
ご飯を食べると食欲がでますね。

義理のお姉さんの家には、
野生のカンガルーがやってきます。
早朝や夕方しか姿を見せないそうですが、
そんな山奥でもありません。
ビーチから30分も離れていないので、
自然の中で暮らせるのは良いですね。

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    ベランダにあるテーブル



ドライブ旅行 その1『新年をゴールドコーストで』

まだ月に数本はガイドの仕事をしていましたが、
本業で無くなってから年末も暇でした。
このころはホスピタリティーの仕事も、
大晦日を除いて暇なので旅行に出ることにしました。

今年は自分の車でドライブ旅行
2002年に車を買ってから初の遠出です。
友達とお正月を迎えるために、
ゴールドコーストまでドライブ旅行です。

クリスマス前後は道路も混むので、
大晦日をゴールドコーストで迎えるように、
12月30日に出発することにしました。

今回は友達へのお土産に『鮭』を持参します。
それで刺身とお寿司を作りますが、
旦那さんがオージーであまり食べないとのこと、
残ったら焼いてもムニエルでも美味しいですね。

シドニーからゴールドコーストまで約900km。
いくつかルートがありますが、
行きは海沿いに、帰りは中の道を通り、
違った景色を楽しむことにしました。
別の友人と途中の街まで行ったことがありますが、
ゴールドコーストまで運転するのは初めて、
ましてや自分の車で遠出するのは初めてでした。

車の運転は私が中心になりますが、
今回はシェアーメイトも一緒です。
50歳過ぎてから免許を取ったので、
あまり長距離ドライブは嫌いだそうですが、
それでも運転仲間がいるのは安心です。

朝から市場へ行く時間もないので、
前日に買ってきて準備しておきます。
おにぎりも前日から用意して、
コーヒーを魔法瓶に入れて出発です。
年末とは言え混雑を避けて早朝にでました。

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   ゴールドコースト by wiki

タスマニアでワサビを栽培しています


オーストラリアは日本に農作物を輸出しています。
アスパラガス、マッシュルーム、人参、
たまねぎやレタスなどの野菜類と
マンゴー、オレンジ、いちご、チェリーなどの果物類。
さらにマカデミアナッツなどが輸出されています。

ワインは日本にたくさん輸出されていますが、
その元となるぶどうはまだ許可されておらず、
現在ぶどう輸出の許可を申請中だそうです。
りんごも日本に輸出されていますが、
タスマニア産のみ許可されているそうです。

日本とオーストラリアの季節が逆というのを利用して、
日本の農作物を日本で収穫できない時期に、
オーストラリアから輸入しようと考えられました。
そしてまず栽培が試されたのがそばの実でした。

1990年代から日本人の観光客も増えて
オーストラリアも和食ブームになりました。
おかげでオーストラリア産のそばの実
そばをつくる蕎麦屋も誕生しました。
シドニーにある蕎麦屋『新橋』です。

刺身や寿司を食べるオージーも増えましたが、
まだまだ生の魚は苦手な方も多いです。
でも中身は何でも楽しめる寿司ロールは
サンドイッチやバーガーと同じように、
市内のビジネス街でも見ることができます。

そのおかげでワサビが浸透しましたが、
昔だったら誰もしらなかったような、
ワサビステーキや、ワサビマヨネーズなど
海外ではかなり人気があります。

タスマニアではワサビも栽培されています。
もちろん値段はそれなりに高いですが、
まさかオーストラリアで新鮮なワサビが
手に入る時代が来るとは、、、、
私がワーホリで来た頃なら予想できませんでした。

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オーストラリアのワサビ by Shima Farm

タスマニアは食材天国

タスマニアはグルメ天国として知られています。
きれいな空気と水、そして牧草を利用して、
野菜、果物のみならず、食肉から海鮮類まで
さらにそれらの加工品も含めて、
美味しい食材が溢れています。

私が好きだった『美味しんぼ』の第40巻は
『オーストラリアンドリーム』という題ですが、
そこにはいろんな食材が出てきます。
『非汚染』がテーマになっていました。

タスマニア産の鮭についてはお話しましたが、
養殖でも安全に育てる環境を保つために、
薬は使わない、水質検査も厳しくする。
餌で海水を汚染しないようにしています。

もともとタスマニアの川や海には
寄生虫がいないことから
刺身や寿司にしても安心して食べられます。
おかげで日本でも人気があるようです。

それ以外にもカキ、マグロ、エビ、
ロブスター、アワビなどを輸出していますが、
将来はウナギ、バラマンディ、
シーバスなども増えると言われています。

生憎私は肉を食べませんが、
オーストラリアで最初の和牛
飼育したのもタスマニアでした。
今でこそアンガスより高級な牛肉
Wagyuとして一般にも知られていますが、
浸透するまでに10年近くかかりました。

現在はオーストラリアで育った和牛
年間2万頭も日本に輸出されています。
日本で育てられ松坂肉か神戸肉として
お店に並んでいるのかもしれませんね。

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      タスマニア和牛 


タスマニアタイガーは存在するか?

タスマニアには1936年に絶滅した
タスマニアタイガーも生息していました。
有袋類の狼といういう意味で
フクロオオカミという名前ですが、
背中にトラを思わせる縞模様があるので
タスマニアタイガーと呼ばれています。

以前はオーストラリア中にいたそうですが、
デビルと同じようにディンゴの被害にあい
ディンゴのいないタスマニア島のみ
生き残ったと考えられています。

ヨーロッパからの入植者が増えると
羊などの家畜を襲うと目の敵にされました。
1888年から1909年にかけて
懸賞金がかけられ虐殺されたそうです。

1930年唯一と思われる野生のタイガーが射殺され、
次いでロンドン動物園で飼育されてい
タイガーが死亡すると絶滅したと思われました。
1933年野生のタイガーが捕獲され、
ホバードの動物園に移されましたが、
1936年に死亡し絶滅となったそうです。

博物館にあるホルマリン漬けの屍体から
クローンを作ろうという動きもありました。
もちろんまだ成功はしていませんが、
DNAがもっと解明してきたら可能性もあります。

しかし現在でもタスマニアタイガー
目撃したという報告はたくさんあります。
それもタスマニア島だけでなく、
オーストラリア本土で目撃した話もあります。

いくつかビデオにも録画されていますが、
それが本物ならロマンがありますよね。
絶滅していたと思われる動物が存在する、
クローンで複製するより良いですよね。

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   タスマニアタイガー by wiki

タスマニアデビル

タスマニアデビルはタスマニア島で見られる
有袋性哺乳類動物で、唯一の肉食です。
主にヘビ、鳥、魚や昆虫を食べますが、
大きな動物の死肉を数匹で漁ることもあります。

体はクマのような黒い毛で覆われています。
胸元には白い模様があり、ヒグマのようですね。
前足に比べて後ろ脚が短いために
いつもアンバランスに歩いています。
そんな姿を見ていると凶暴にはみえません。

でもメスの奪い合いや餌を守る時など
しゃがれた唸り声を出し、歯をむき出し、
闘争心を出して相手に突進します。
そのような威嚇行動を目の当たりにして
移住してきたヨーロッパ人たちは
『デビル(悪魔)』という名前を付けました。

バックスバニーも登場する『ルーニーテューンズ』
に描かれているタスマニアデビルのTAZも
いつも気が荒くて皆んなを襲っていますね。
1954年にキャラクターに選ばれたそうですが、
小さい頃テレビを見ていた時には
何の動物か全く知りませんでした。

タスマニアデビルは夜行性で、単独で行動します。
日中は空洞になった倒れた木の中や、
洞窟、ほかの小動物の巣穴にこもって過ごします。
夜になるとエサを探して歩き回ります。

母親は約3週間の妊娠期間を経て、
20~30匹の非常に小さな子どもを産みます。
その大きさは干しぶどうぐらいだそうです。
赤ん坊は母親の体をよじ登って袋に入りますが、
乳首がわずか4つしかないため、
現実にはほんの数匹しか生き残れません。

以前はオーストラリア全土にいましたが、
先住民が連れてきたディンゴによって食べられ
タスマニア島にしか残らなかったそうです。

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タスマニアデビル by 龍好き画伯


ちょっと余談ですが、、、
このタスマニアデビルの絵は
以前にも紹介させていただきましたが、
『龍好き画伯の妻』さんのブログからお借りしました。

水墨画で描かれていますが、
実は大変な苦労があったそうです。
以下『龍好き画伯の妻』のコメントから、、

タスマニアデビルの毛並みを描くのにとても苦労していて
筆で描くのは諦めて、ならば鉛筆で描いてみようと(消せるので)
描きやすそうな紙や鉛筆を随分と探しました。
結局、元に戻って水墨画で表現するのがよいという結論に達したよう
ですが、お陰様で色々勉強になったそうです。

タスマニア記事のスタートに間に合うように一応頑張って
くれたのですが、上記したような事情がありだいぶ遅れて
しまいました。

タスマニアデビルを描くのに煮詰まって浮気して描いた
動物を初めて見せてもらった時、可笑しすぎて椅子から
転げ落ちそうになりました。すっかり、その子に夫婦揃って
ハマりました。次回をお楽しみに(笑)

さてその動物とは何か?ブログをごらんください。
何故オーストラリア動物シリーズが始まったかって?
それはご本人に聞いてください。!!
何とまだ果たせていない約束が始まりでした。

タスマニアの東海岸

ホバートからシドニー行きの飛行機もありますが、
レンタカーなのでローンセストンまで戻ります。
片道でレンタカーすると高くなります。
安いチケットで来ても意味がなくなりますよね。

ホバートからローンセストンまでわずか200km。
2時間半で到着することができます。
午後のフライトなら朝ゆっくり出発しても
余裕でドライブすることができます。

私たちはホバートから幹線道路を走ったので、
東海岸を観光する時間はありませんでした。
しかしこの間にも立ち寄りたいところがあります。

最近人気があるのがマリア島国立公園です。
フェリーでしか入れない島では
歩きか自転車でしか散策できません。
動物の楽園と言われるマリア島を
ハイキングするツアーに人気が出ています。

ピンクとグレーの花崗岩の丘陵地帯を背景に、
三日月の形をしたまばゆい白い砂浜と
サファイア色の海が広がるのが
フレシネ国立公園にあるワイングラスベイです。
オーストラリアで一番きれいなビーチと言われ、
世界トップ10にも選ばれています。

ここでもガイド付きのハイキングが
最近人気になっているようです。
他にカヤックやダイビングも楽しめます。
カキなどの新鮮な海鮮類と一緒に
地元で採れるワインも楽しみたいですね。

今度タスマニアに行く時の楽しみに残して、
私たちはシドニー行きの飛行機に乗りました。
日本人でタスマニアに行く人は少ないですが、
こうやって久しぶりに原稿を書くと
本当に自然豊かで食べ物の美味しいところです。

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  マリアアイランドウォークFBより

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
マリアアイランドウォーク
http://www.mariaislandwalk.com.au

コンサベーションボランティア

タスマニアには大自然が残っており、
あまり暑くもならないので、
ハイキングするには最高の場所です。
歩くのはあまり得意ではないけど、
大自然を楽しみたいという方は、
保護活動に参加することができます。

コンサベーションボランティアと言われており、
保護活動にボランティアとして参加します。
アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの
国立公園ではボラティアが盛んです。

仕事としては植林したり、トレイルを作ったり、
植物の種を集めたりなどいろいろあるようです。
アメリカでは日本語を活かして
日本人が多く訪問する観光地で
レンジャーとしてお手伝いすることもできます。

日本から海外のボランティアに参加できます。
オーストラリアではSTA Travelが
海外からの受け入れを手伝っていますが、
日本国内でも取り扱っているところがあります。

オーストラリア国内で申し込むには
Conservation Volunteersのサイトをご覧ください。
州毎にブランチがありそこで申し込めます。
毎週金曜日に始まるようですが、
最低2週間(770ドル)で
その後1週間単位(385ドル)になります。

この料金には食事と宿泊代が含まれています。
それぞれの支部に金曜日に集まり、
そこからボランティア先に移動します。
食事は参加している人が皆で作ります。

宿はバックパッカーのような場所や
テントのところもあるので注意してください。
シャワーなどもないところもあるようです。

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   コンサベーションボランティア

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
コンサベーションボランティア
http://www.conservationvolunteers.com.au


サウスコーストトラック

タスマニア州は北海道より広いですが、
島としてみると3割ぐらい狭いそうです。
そこにわずか約52万人しか住んでいません。
日本に比べたら人口密度が少ないですね。

自然がたくさん残っているように見えますが、
伐採などによって自然は確実に破壊されています。
1970年代に入ると自然を守るための
保護運動が盛んに行われるようになりました。
それが緑の党の誕生にもつながったのです。

こういった小さな積み重ねが
1982年にタスマニア原生地域を
ユネスコの世界遺産に登録させたました。
おかげでタスマニアの面積の約40%が、
国立公園、州立保護区、保護地域や
森林保護区として保護されています。

特にクレイドルマウンテンの南西部は、
サウスウェスト国立公園やフランクリン=
ゴードンワイルドリバーズ国立公園があり、
まだ人道未踏の原生林もあります。

オーストラリアは固有の動物で有名ですが、
特にタスマニアしかいないタスマニアデビルや
卵を産んで母乳で育てるカモノハシなど、
この地域では多く見られるそうです。

日本ではあまり知られていませんが、
オーストラリア最後の大自然と称される
サウスウェストコーストトラックが有名です。
全長85kmを5〜8日かけて歩きます。

このコースには山小屋はありません。
また道路でのアクセスもないところなので、
オーバーランドトラックなどで
十分な経験を積んでからトライしてください。

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  サウスコーストトラック by wiki


旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
サウスコーストトラック
http://www.tasmanianexpeditions.com.au/

ゴーストツアーもあるポートアーサー

ポートアーサーはホバートから
100km程離れた半島の先端にあります。
オーストラリアは英国の流刑植民地ですが、
1833年にここに建設が始まりました。

1833年から53年にかけて、ポートアーサーは、
英国とアイルランドの犯罪者にとって、
もっとも過酷な流刑地だったそうです。
日本で言えば、佐渡島というところでしょうか。

1877年、刑務所は閉鎖されましたが、
ここを観光地として開発する動きがありました。
1880年カーナヴォンホテルがオープン、
観光客のために港も装備されました。

1996年、それまで静かな観光地でしたが、
死者35人、負傷者15人を出す
オーストラリア最大の殺人事件が発生しました。
それにより銃規制を求める声が上がり、
セミオートライフルの輸入と販売が禁止されました。

そんな暗い過去があるところですが、
2010年、建物の文化的遺産が認められ、
『オーストラリアの囚人遺跡群』として
ユネスコの世界遺産に登録されました。

現在ここの入場料は37ドルですが、
連続した二日間に渡って利用できます。
園内には30以上の建物がありますが、
40分間のガイド付きウォーキングツアーと
25分間のハーバークルーズも含まれています。
ここを観光するなら十分な時間が必要です。

たくさんの囚人たちが亡くなったようで、
亡霊が出現するのを見た方もいます。
怖いものが好きな方はゴーストツアー
参加してみるのも面白いですよ。

ちょっと余談ですが、、、
今日はハロウィーンですね。
日本ではすっかり定着したようですが、
オーストラリアはまだまだ、
でも商業ベースにのって、
ハロウィーンを楽しむ人も増えました。

ポートアーサーゴーストツアー
ハロウィーンを楽しむなんて最高ですよ。
ちょっと来れないという方のために、
FBをリンクしておきました。
写真のなかにはゴーストが写っているかも、、。



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 ポートアーサ〜ゴーストツアーFBより

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
ポートアーサー 
http://portarthur.org.au


オーストラリアで一番深いセントクレア湖

ストラーハンを出発した私たちは、
もう一度クレイドルマウンテンを目指します。
オバーランドトラックは歩きませんでしたが、
その終点となるレイクセントクレアに行きました。

レイクセントクレアは氷河湖です。
そのため水深が200mあり、
オーストラリアで一番深い湖です。

オーバーランドトラックは湖の北側につきますが、
そこから南側まで歩くことも可能ですが、
すでに5〜6日歩いた後では
フェリーの乗る人が多いようです。
オーバーランドトラックを歩くときは、
このフェリーも早めに予約しておいてください。

私たちはビジターセンターに行きました。
そこにはオーバーランドトラックを歩いて、
疲れて果てたハイカーが何人もいました。
近くのホテルに泊まる人もいれば、
すぐに次の街に向かい人もいるようです。

レイクセントクレアの水を汲み出し、
ラグーンに貯水するためパンプハウスが
1940年に建設されました。
設備維持管理のために汲み出されましたが、
本来の目的のために使われたことはありません。

長いこと放棄されていましたが、
産業遺産としての価値もあるパンプハウス、
タスマニアの関連法案が改正されたために、
ホテルとして生まれ変わることになりました。

18部屋を持つパンプハウスポイントは
湖畔にあるショアーハウスと
桟橋の先端にあるパンプハウスの
二つの棟で成り立っています。
今年元旦にオープンしたばかりですが、
誰にも邪魔せれずに大自然が楽しめますね。

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 レイクセントクレア by tripadvisor

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
クレイドルマウンテン国立公園


世界最初の緑の党が生まれたタスマニア

クレイドルマウンテンを縦断する道路がないので、
一旦タスマニアの西海岸中部にある
小さな観光地ストローハンを目指しました。

その昔はこの近隣にある鉱山に
アクセスするための港として開発されました。
ストラハンからゼーハンまで
その昔、鉄道も運行されていましたが、
1960年に残念ながら廃止されました。

人口650人足らずの街ですが、
マックォリーハーバーの漁港として、
1982年にユネスコ世界遺産に指定された
フランクリン=ゴードンワイルドリバーズ
国立公園の玄関口として賑わっています。

この国立公園内は壮大な山頂や熱帯雨林の深い谷など
変化に富んだ風景を目にすることができます。
原生地域内を通るフランクリン川で
濁りの少ない川として有名です。

1970年代この川の上流に水力発電所
フランクリン・ダムを作る計画を発表されました。
これに対してボブ・ブラウン率いる
タスマニア原生地域ソサエティーが反対運動しました。
ダム建設予定地付近にアボリジニの遺産があり、
1989年に世界遺産に拡大登録されたことで、
この計画はついに頓挫することになりました。

ボブ・ブラウンはタスマニアの開業医でした。
1972年レイクペドラーのダム建設反対し
自然環境保護運動に参加するようになりました。
その年州選挙のために政党が結成された
ユナイテッドタスマニアグループのメンバーになります。

これが世界最初の緑の党と言われています。
こういった下地があるせいでしょうか、
タスマニアでは環境保護運動が盛んで、
緑の党が他の州よりも勢力を保持しています。

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   ストラハン by tripadvisor

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au

オーバーランドトラック@クレイドルマウンテン

オーバーランドトラック
オーストラリアを代表するハイキングコースです。
クレイドルマウンテンからセントクレアレイクに向けて、
全長65kmのコースを5〜6日かけて、
年間8000人以上のハイカーが完歩します。

海抜700〜1200mぐらいですが、
クレイドルマウンテンの頂上を目指すコースなど
サイドトラックもたくさんあります。

クレイドルマウンテン=セントクレアレイク国立公園は、
1982年タスマニア原生地域として
ユネスコの世界遺産に指定されました。
1614㎢で東京23区の3倍ほどあります。

神秘的な自然美にあふれる山と湖、深い樹林
人に慣れていない野生動物や鳥など
この国立公園は大自然の宝庫です。
夏にはワイルドフラワーが咲き乱れ、
秋には紅葉した森林を楽しむことができます。

10月1日から5月31日までのシーズン中は
予約をして入園料が必要となります。。
この期間は北から南への一方通行です。
その他の期間は予約も入園料も必要なく、
南から北へ歩くことも可能です。

1日34人までと人数制限があります。
これは出発日を予約するものであって、
途中にある山小屋は予約を受け付けていません。
山小屋に泊まる予定の方でも、
テントを持参することが義務付けらています。

出発する前にチェックリストを参考にして、
持参するものを確認しておくことをお薦めします。
ニュージーランドの南島にある
ミフフォードサウンドトラックと比較されますが、
とても人気があるので早めに予約して下さい。

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  オーバーランドトラック by wiki

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
クレイドルマウンテン国立公園
http://www.parks.tas.gov.au/?base=7560
オーバーランドトラックの予約

夏のタスマニアだけど、、、

私たちは一路東に進路を取りました。
近道もないので同じ道を辿ります。
タスマニア島一の景勝地、
クレイドルマウンテンを目指しました。

クレイドルマウンテンに入るときは、
北からと南からのアクセスがあります。
ローンセストンの方から行くときは、
ドーブレイクを目指します。

クレイドルマウンテンロード沿いに
ホテルが何軒かありますが、
スーパーマーケットはないので、
街を通る時に買い出しておくと良いです。

車のガソリンも満タンにしました。
観光地は値段が高いだけでなく、
次のスタンドが何処にあるか分からないと
万が一の時に不安になりますからね。
少しでも安いのを見つけた時に
満タンにしておくのが確実で安心です。

今回はテントも持ってきました。
前回のキンバリーへの旅で
すっかりテント慣れしたので、
宿泊代が高い観光地では、
キャンプ場に泊まることにしました。

私営の有料キャンプ場だと
ホットシャワーや台所も完備しています。
キンバリーのブッシュキャンプと比べたら
豪華なホテルに泊まるようなものですね。

ただし夏でも寒いタスマニアの山、
暖かい準備は万端に整えました。
厚手のスリーピングバッグに
シドニーの冬用のジャケットだけでなく、
マフラーや手袋も用意してあります。

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 クレイドルマウンテン by tripadvisor

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
クレイドルマウンテン国立公園
http://www.parks.tas.gov.au/?base=7560


世界最古の木があるタスマニア

日本の屋久島に樹齢2700年以上の
縄文杉があり大変有名ですが、
カルフォニアのインヨー国立森林公園内には
樹齢5000年近いメトシェラが有名です。
さらに2013年には同じブリスルコーンパインで
樹齢5000年以上の木も見つかったそうです。

その後スウェーデンでは樹齢9550年と言われる
ヨーロッパトウヒが見つかっています。
これはクローン性生物と言われています。
立っている木はそれほど古いものではありませんが、
クローン年齢が1万年近くになります。
参照圧巻!紀元前から存在する世界最古級の12の樹木

実はこのタスマニアにもクローン年齢が
1万年を超える木が、マウントリードにあります。
ヒューオンパイン(松ではなくマキ科の植物)は
樹齢が10500年から12000年と言われています。

このクローン群落は2haに及びますが、
近くに12000年前の地層があり、
その中からヒューオンパインの花粉が見つかりました。
この花粉があった地層のまわり20km以内に
他のヒューオンパインが生育していないので、
樹齢を12000年としたようです。

ヒューオンパインを見に行くためには、
ツアーに参加しなければなりません。
参加者はカバーした靴で歩いたり、
写真のレンズを拭いたりするなど、
木を守るために厳しく規制されています。
参照小笠原隆三の巨樹老樹を訪ねて

同じタスマニアにはキグンスロマティアという、
地に落ちた古い枝から再び新しい枝が成長を始めるという
栄養繁殖で子孫を残し、生き残ってきた木があります。
世界で唯一タスマニア南西部の限られたエリアに
500株程度が存在しているらしいですが、
4万年以上前の世界最古の植物だそうです。
参照世界最古の植物 キングス・ロマティア


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    ヒューオンパイン by wiki

旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
ノースタスマニア観光局
http://www.northerntasmania.com.au

どちらの主張が正しいか?

タスマニアはオーストラリアで
一番緑が濃く自然豊かな州です。
その自然環境を守るか、
産業(仕事)を守るかが、
選挙の時の争議になっています。

2006年12月19日、
オーストラリア連邦裁判所は、
絶滅危惧種が保護されていないとして、
ウィーランタ地域での州有林伐採事業の
差し止める判決を下しました。

天然林伐採がこのまま続くと
タスマニアデビルやウォンバットなどの
野生動物にも大きな影響がでると、
タスマニアの環境保護団体は
日本の顧客企業を標的に
市場キャンペーンを続けています。

日本が招く森林破壊の嘘』という動画を
インターネットに流している方もいますが、
オーストアリア連邦政府も
『オーストラリア持続可能な森林管理』
という日本語のパンフレットを出しています。

タスマニアにおける2011年の
15歳以上の就労人口は213、300人
そのうち農業、林業、漁業に
従事しているのが10、340人でした。

もし伐採事業がひとつでも差し止められると
その事業所で働く従業員のみならず、
その関連で働く多くの人たちが職を失います。
どちらの正しいとハッキリ言い切れませんが、
産業の少ないタスマニアにとっては、
仕事がなくなるということは、
深刻な死活問題になることは確実です。

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     タスマニの森 by wiki


旅行情報
オーストラリア観光局 日本語
http://www.australia.com/ja-jp/places/tas.html
タスマニア観光局 英語
http://www.discovertasmania.com.au
ノースタスマニア観光局
http://www.northerntasmania.com.au


林業が盛んなタスマニア

私たちはエッジと言われる
タスマニア北西部にやってきました。
この辺りは一年を通して風が強く
気温もそれほど高くなりません。

史跡などの観光地は少ないですが
トレッキング、フィッシングなど、
自然を愛する人にとっては最高です。
タスマニアには手つかずの自然が
まだまだ豊富に残っています。

アーサーリバーまで降りてきました。
ここからさらに海岸線沿いに
南へ下るつもりでいましたが、
道路は未舗装のために止めました。
レンタカーだと事故になれば、
何の保障もありませんからね。

タスマニア林業が盛んです。
年間500万トンの木材がチップに加工され、
そのほとんどが日本に輸出され、
良質のパルプの原料に利用されています。

森林は連邦政府や州政府、
そして地方自治体の管理下にあります。
現在は厳しく規制されていますが、
それでも違法伐採もあるようです。

過去には再生中の森林の新芽や若葉を
食べることもある動物を減らすために
化学物質を使っていたそうです。

今から20年ほど前から
タスマニアデビルに癌が発生しています。
デビルは肉食の有袋類ですが、
デビルは死んだ動物を餌にします。
その動物がこの化学物質で
汚染されている可能性もありえますね。

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    タスマニアの森林 by wiki

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ノースタスマニア観光局
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スタンレーで『ザナッツ』散策

ペンギン観光はメルボルンが有名ですが、
タスマニア島では何処でも見られます。
特に北部はどの街でも観光できます。
その名もペンギンという街もありますよ。

ペンギンからさらに西に進むと
バーニーという街があります。
以前ここにはエミューベイ鉄道があり、
南西に139km離れた
ジーハンまで運行されていました。

1970年代から保存鉄道となり、
特別な時のみの運行でしたが、
2000年からは運休されたままです。
人口の少ないタスマニアでは
観光用鉄道の保存は厳しいようです。

その日はスタンレーに泊まりました。
タスマニアの北部を丸い島の上にあるので
サーキャラーヘッドと呼んでいます。
スミストンの方が大きな街ですが、
こちらの方が観光客に人気があります。

突き出た半島にあるスタンレー
昔は漁港として栄えたようですが、
古びた街並みがとてもよかったです。
人口450人足らずの街ですが、
洒落たカフェやゲストハウスもあります。

残念ながら当時はありませんでしたが、
ステンレーヘリテージウォークのAppsを
ダウンロードして、それにそって歩けば、
街の歴史を知ることができます。

半島の頂上は『ザナッツ』と呼ばれており、
チェアーリフトで上がることもできますが、
私たちはタラタラと歩いて登りました。
風が強いので夏でも厚着の方が良いですよ。

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    スタンレー by Tripadvisor


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フェリーが到着するデボンポート

タスマニアで観光予定と言えば、
一番高いクレイドルマウンテン、
そして州都ホバートのみで、
他は特に予定はありませんでした。
ローンセストンを出発した私たちは、
その日は西の端を目指しました。

まずはフェリーが到着するデボンポート
ローンセストンからここまでは、
ワインの産地として有名です。

タスマニアは北海道のような気候で、
秋は日照時間が長く乾燥した時期が続くため、
香りの高いシャルドネや
ピノ・ノワールを造る
理想的な条件を兼ね備えていまそうです。

メルボルンから到着するフェリーは
スピリッツオブタスマニア”です。
車も乗船できるカーフェリーですが、
もちろん人だけでも乗船できます。

メルボルンとデボンポート
それぞれ19:30に出発して、
翌朝6時に到着しますが、
観光シーズン中には昼の便もあります。
乗船券は座席のみですが、
客室を予約することもできます。

値段的にはそれほど安くないので、
わざわざフェリーを利用する
必要もないと思いますが、
時間は有効に使えますね。

バス海峡は荒波として知られています。
シドニー〜ホバート間ヨットレースでも、
この海峡でリタイヤするヨットがあります。
大きな船なので比較的大丈夫でしょうが、
それなりにかなり揺れるときもあるそうです。

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     タスマニア行きのフェリー by wiki

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タスマニア行きのフェリー
https://www.spiritoftasmania.com.au/



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