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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

シャワーを浴びたいのですが


その頃は遅いシフトで、
戻ってくるのが9時半ごろでした。
「戻ってきたらすぐにシャワーを浴びたい、
体の汚れをさっぱりしたい」と言うのが、
帰宅したら一番の細やかな願いでした。

週に2~3回しかお風呂に入らないジャック。
いつも9時ごろには終わっていました。
ところがある日戻ってくると、
お風呂に入っている人がいました。

何とお母さんが湯船につかっていたのです。
ジャックがお風呂を使った後に、
勿体ないからと湯船につかっていました。
もちろんお母さんにも風呂に入る権利はあります。
毎日使ってもらっても文句は言えませんが、、。
それから1時間近く待たされたのは辛かったです。

仕事場では休む暇なく働いているので、
かなり汗をかいています。
自分でも匂いが気になるくらい、
食器を洗えば汚れが付くこともあるし、
兎に角シャワーを浴びないと落ち着きません。

私が仕事ではなく家に居たなら、
好きな時間にシャワーを浴びれますが、
その時間にしか戻ってこれないのです。
それなのに家に到着してから、
1時間近くシャワーが浴びれないとは?

この間何にもする気になれませんでした。
気持ちはイライラ、ドアをノックして
「何時になったら上がるんですか?」と
聞くこともできませんでした。
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ポートジャクソンフィグツリー


お母さんの手料理

 
お母さんはたまに料理をしていました。
それは自分で食べたいおやつのようです。
大学芋やピーナッツを炒ったものなど。
作っていると「食べませんか?」と
声を掛けられることもありましたが、
残念ながら私が嫌いなものが多かったです。

私の友人は甘いもの好きですから、
喜んでお母さんからもらっていました。
「子供の頃は好きじゃなかった」という割には、
自分のお母さんと重ねていたのかもしれません。

私の母の思い出と言えば「漬物」です。
母は甘いもの好き、父は辛いもの好き。
私も小さいころは甘いもの好きでしたが、
どうしても「あんこ」が嫌いでした。
ケーキや買った和菓子などは食べましたが、
家で作るおはぎや饅頭には、
どうしても手がでませんでした。

お酒飲むようになってからは、
父と同じ辛い物好きに変わり、
殆ど甘い物を食べなくなりました。
だからお母さんが作るおやつにも、
母の思い出を重ねることはできません。

その後たかさんたちの夕食が終わるまで
殆ど帰宅することのなった私。
「一緒に食事しませんか?」なんて
誘われることもないので楽でした。

あるときお母さんがビールを飲んでいました。
たかさんは飲まないのでひとりで飲んでいました。
「共通の趣味がみつかったけど」と言って
お誘いして飲むことはなかったですね。
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      ウォンバット



お母さんがシドニーにきた事情


たかさんは子育てだけで働いていません。
政府から年金と養育手当をもらっていますが、
生活はそれなりに大変なようです。
だんだん物価が高くなっていますからね。

お母さんが来ても生活費は掛かりません。
今までと同じように半分ずつですから、、。
日本に居ても生活費は掛かるわけですから、
お母さんにとっても少し楽になります。

お母さんはもとは長男の側で暮らしていました。
長男の家の隣に自分たちの家を建て、
ご主人と一緒に暮らしていました。
ご主人が亡くなってもひとりで住んでいましたが、
長男が亡くなってからは少しずつ、
そのお嫁さんと仲が悪くなったそうです。

お母さんが住んでいたら家は、
自分たちのお金で建てたのに、
長男の嫁がだんだん意地悪をして、
追い出しにかかったそうです。

結局そこに居づらくなって、
娘さんの近くにアパートを借りたとか。
ところが娘さんは長男と結婚しているので、
そのお母さんの介護で忙しいとか、
結局次男を頼ってこのシドニーで、
暮らしたいと思うようになったそうです。

と言っても移住ビザは取れませんが、
取り敢えず一年間ここに来てみて、
暮らせるようなら考えるのかもしれません。

この生活が一生続くのと思うと、
ちょっと考えてしまいますが、
まあ一年という約束ですから、
仲良く暮らしていくしかないですね。
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  クイーンビクトリアビルディング

タカさん一家の毎日

こうやってたかさんのお母さんを含む
5人のシェアーハウスの生活の始まりです。
お母さんが増えただけで、
基本的には二組のシェアーということです。

たかさんは毎日7時ごろに起きて
朝食の支度とジャックのお弁当の用意。
食事はリビングでとっていました。
その後子供を保育園に連れて行くと、
お母さんが後片付けをしていました。

日本ではお母さんがいつも
食事の用意をしているようですが、
ジャックのお弁当の好みもあるので、
たかさんが食事の用意をしていました。

私は昼からの仕事が続いていたので、
彼らの食事が終わったころに起きだして、
遅い朝食と兼ねてブランチを取りました。

そして11時ごろ仕事に出かけますが、
家にいることもあれば、
さっさと二人で出かけること多かったです。
何度も来ているので観光は殆どなし、
お母さんの買い物に付き合ったり
二人で食事をすることもあるようです。

たかさんの趣味の一つがカジノ、
子育てのストレス解消もあるのか、
一週間に一回は出かけていました。
ゴルフもやりますが、
お母さんはプレイしないので、
カジノなら二人で楽しめますね。
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    ウェントワースフォールズ

お母さんは何処で寝るの?

お母さんが来て長期滞在を始めましたが、
一番心配していたのは何処で寝るかでした。
リビングルームは使っていませんが、
そこにベッドを置いて寝るのか?
しかし隙間が入ってくる部屋なので、
昼間でもかなり寒い場所でした。

ところが寝るのはたかさんたちと一緒。
シングルベッドをふたつ繋げて、
ダブルベッドにしてありましたが、
そこで3人一緒に寝るそうです。

まあ普通の家族だったら、
両親と小さい子供が寝ますが、
ママの代わりにおばあちゃんですね。
前に遊びに来ていた時も、
そのようにしていたそうです。

と言われて少し安心しました。
私がリビングルームを使うことは
殆どありませんでしたが、
台所、シャワーそしてトイレと
そこを通らないと行けません。

もしリビングルームに人がいれば、
通るたびに気を使います。
ましてやそこで寝ている人がいれば、
夜中にトイレに行くときも、
静かにしなければなりませんね。

私はシェアーメイトに用事がないときは
自分の部屋で自由時間を過ごしたい方です。
リビングを通るたびに挨拶したり、
声かけられたりするのは苦手ですから、
「たかさんと一緒に寝る」と言われて
気持ちもだいぶ軽くなりました。
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     ロックスマーケット

重労働で疲れているのですが、、、

一日の仕事を終え疲れているのに、
長々と話し込もうとするお母さん。
「これからお世話になるから」と
気を使っているかもしれません。

お母さんも長旅で疲れているでしょうが、
昼に休憩する時間はあったでしょう。
新しい所で興奮しているのかもしれませんが、
あまり眠気はないように見えました。

でも本当に気を使ってくれるなら、
「疲れているでしょうから、明日」と
手短に挨拶してほしかったですね。

仕方なしに「夜遅いですから」というと、
今度は彼らの部屋のドアを開け、
ベッドの上にあったお菓子を指さして、
「どれか欲しいものはありますか?」
とお母さんに聞かれました。

そのお菓子はすでに袋から出され、
彼らが寝ているベッドの上に、
ばらばらに置かれていました。
それぞれ袋に包まれていても、
ふたりが寝ているベッドの上ですよ。

まさか汚いからいらないとは?
でもね、ふたりの生活を知っているから。
月に一度ぐらいしか洗濯されないシーツ、
その上に置かれたお菓子は食べられません。

もともと甘い物は食べない私ですから、
「あまりお菓子は食べませんから、
ジャックに上げてください」と、
一応丁寧に断ったつもりで、
自分の部屋に入って行きました。
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    シドニー湾を歩いてみると

タカさんのお母さんが来た日

それは引っ越しして3か月ほどしたころ、
たかさんのお母さんがやってきました。
「明日来るらしいよ」と
友人から前日に話を聞きましたが、
本人からは何も言われませんでした。

その日まで私にとって
イライラする日が続いていました。
やっと親子とのシェアーに慣れたのに、
もうひとりシェアーが増えるとは?

相談されていたら覚悟も違いますが、
当日まで一言も切り出されずに、
内緒にされたままでした。
私にとって誰か人が増えることよりも、
挨拶もないことが鬱憤でした。

その日私の仕事は昼からでした。
日本からのフライトは朝到着ですが、
お母さんに会う前に家をでました。
いつもの出勤時間なら会っていますが、
その日はいつもよりうんと早く出て、
お母さんと会わないように出ました。

仕事をする前にストレスを溜めたくない
気分よく一日仕事をしていたいです。
職場はとっても忙しくて休む暇がない程、
それだけでストレスが溜まるものでした。

仕事は夜の8時半まで、
毎日疲れて戻ってきました。
家に到着するのは夜の9時半、
シャワーを浴びてすぐに寝たいです。

ところが家のドアーを開けると、
すぐに彼の部屋の扉が開いて、
たかさんとお母さんが飛び出して来て、
丁寧に挨拶を始めました。

疲れているからとも言えず聞いていると、
どんどん長引いてしまいそうです。
私のことを察してくれない二人に、
もう少しで切れてしまいそうでした。
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      王立植物公園にて

お母さんがくるそうよ?


お母さんがシドニーに来るという話は、
いつ頃から始まったのでしょうか?
長期滞在ならシェアーしているより、
家族だけの方が楽だったでしょうね。

もし物件を探す前に知っていたら
たかさんとのシェアーをせずに、
家賃が上がったアパートに住んでいたかも。
しかしすでにシェアーを始めたので、
今さらアパートには戻れません。

この話が出る前に教えて欲しかった。
と言っても私がシェアーしているのではなく、
建前は私の友人とたぁさんのシェアーだから
文句を言える立場にはありません。

それからはいつ来るのか?
たかさんの口から説明があったか?
ときどき友人にチェックを入れました。
しかしたかさん本人の口から、
ハッキリした日は言われませんでした。

もしシェアーしていたら誰か呼ぶとき、
「友達が遊びにきますから」と断るのが、
常識だと思うのですが、、、
ましてや泊まりに来るともなれば、
相手に相談するのが当たり前ですよね。
それも長期ともなれば当然です。

私たちはまだ一緒に住み始めて、
一か月も過ぎていませんでした。
はたしてずっと一緒に住めるかどうか?
私には自信はありませんでした。

でも住むと決めたからには、
互いに協力しなければなりませんが、
お母さんのことは相談されませんでした。
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      王立植物公園にて



「青天の霹靂」とはまさにこのことです

青天の霹靂という言葉がありますが、
それはまさにそのような事件でした。
一緒に住み始めて1か月ほど過ぎたころ、
「たかさんのお母さんが来るよ」と
私の友人が話しかけてきました。

「旅行で来るの?」と聞くと、
「オーストラリアに住むみたいだよ」と。
「たかさんからそう言われたの?」と聞くと
直接本人から言われたわけではなく、
電話しているのが聞こえたそうです。

まさか英語も話せないし、ビザもないのに、
80歳を超えてからオーストラリアに
永住するというのでしょうか?
何処かにアパートを借りるか?
まさかね、英語が話せないから、
一緒にこの家で住むつもりでしょうね。

その話は以前からあったのかしら?
それとも家に住むことになり、
お母さんに来るように言ったのか、
私たちには本音も分かりませんでした。

観光と言え、長期滞在となれば、
ビザなどの手続きをするのに
かなりの時間がかかるはすです。
お母さんが来たいと思っても、
そう簡単にはビザは下りません。

旅行で短期滞在なら良いのですが、
長期ともなれば考えしまいますよね。
いつ頃この話が出たのか、
今から聞いても後の祭りです。
その日がいつなのかちょっと不安でした。
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    黄昏のダーリングハーバー

芝は誰が刈るの?

今までアパートに住んでいたので、
この仕事をすることはありませんでした。
家に住むとひとつだけ仕事が増えます。
それが家にある芝刈りでした。

ここは通常の1軒分の敷地ないに、
私たちが住んでいる古い家と、
後にグラニーフラットがあります。
そのため庭もかなり狭いです。

裏にはグラニーフラットを作った時に、
コンクリートを塗ったので、
芝は道路の面した表庭しかありません。
そのうちの半分は駐車場なので、
コンクリートが塗られています。

実際に芝があるのは2畳分ぐらいですが、
それでも伸びたままにはできません。
芝刈りをどうするか、問題でした。
大家さんが友人から芝刈機を借りて、
芝刈りをしてくれたこともありますが、
いつも頼むわけにもいきませんでした。

しかしそれまで芝刈りをしたこともなく、
2畳分の芝のために機械を買う気もないので、
結局大きな鋏を買うことにしました。
両手で挟むようにして芝をかりますが、
座ってやるのはかなり疲れました。

我が家の男ども、芝刈りには興味ないようです。
手伝おうかなんて声も掛けてくれません。
家の周りの草取りだって誰もしませんでした。
「次はやってくださいね」と言いましたが、
タカさんが今までやったことはありません。
一応を貸しを作ったことにしておきます。
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      フォートデニソン



共同で使うものは、、、

トイレットペーパーが半分になったころ、
一応念のために12個入りを購入しました。
もしそれが完全になくなったら、
これは困ったことになりますからね。

しかしたかさんから見えないところに置き、
非常用として保管しておきました。
在庫がなくなったらトイレに置きますが、
彼がどうするか様子見をしました。

トイレットペーパーの在庫が、
あと数個となった時に、
彼が購入したのが置かれていました。

次は彼の購入したのを使い始めましたが、
それは品質の良いものではありませんでした。
一重の紙でとっても薄いものですね、
12個入りで値段も安いものだと思います。

私は一応二重になったものを買いました。
おしりを拭くときに一重の物では弱く、
折り返して何重にもして使います。

私が買うのも高いものではありませんが、
いつもバーゲンを狙って買っています。
お陰で品質の良いものが買えました。
わずか100円ぐらいの差だと思いますが、
一重と二重では使用感が異なります。

次の回には私も安いのを買うか?
でも100円ぐらいの差なら、
やっぱり気持ちよく使いたいですよね。

結局その次の回からは、私が買って、
たかさんから半額もらうことにしました。
掃除用の洗剤など共同で使うものはすべて、
購入して半分もらうことにしました。
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    ビーチの横にあるプール

トイレットペーパーの使い方?

もうひとつ問題になったのが、
皆で使うトイレットぺーバーです。
手を拭く用のタオルは別々ですが、
ペーパーまで別々に用意できません。
置いておく場所がありませんからね。

最初は持ってきた残りを使いました。
それが終わる頃私が買いに行きました。
買ったのは12個入りのものです。

ふたりだけで住んでいる時は、
12個入りなら2か月は持ちました。
4人で使うようになってからは、
1か月も持ちませんでした。
一週間で最低6個はなくなりました。

いったいどんな使い方をしているのでしょうか?
トイレットペーパーはトイレだけでなく、
台所や彼たちの部屋でも使われていました。
ふたりにとってはティッシュ替わりなのです。

確かに旅行などに行くときは、
トイレットペーパーを持っていき、
トイレやそのほかでも使いますが、
家の中ではトイレだけで使っていました。

まだ子供が小さいので食事をするとき、
ご飯をこぼしたりもします。
その時もトイレットペーパーが活躍です。
細かいことをいうのも好きじゃないけど、
個人用は自分たちで用意したいですね。

そういう友人もいつの間にか、
トイレットペーパーを使い始めました。
その時は私が買ったものだから良かったけど、
たかさんだけに使うなとは言えません。
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   シドニーで良く見かけるオウム





バスタブの黒いすじ

家の中で一番手がかかるのが
バスタブのお掃除ですね。
シャワーしか使わないので、
それほど汚れるはずないのですが、、。
それでも石鹸かすなどが付着します。

ところがたかさんとシェアーしたら、
男の子をお風呂に入れています。
毎日ではありませんが、週に数回
一度入ると1時間近く浸かっています。
このバスタブの中で体や髪を
石鹸やシャンプーで洗っているようです。

いつも彼が風呂を利用した後には、
黒いマークがくっきりとついています。
一応シャワーで流しているようですが、
夜なので良く見えないのでしょうか?
昼見るとはっきりと汚れが残っています。

この線を見たときイライラしました。
たかさんに掃除をしてくれるように、
友人に頼んでも無視されたので、
結局自分でお願いすることにしました。

「きれいにしているつもりですが」
と言われても、人によって差があります。
たかさんと私のきれいの差には
かなりの隔てがあったようです。

自分たちだけで住んでいるなら別ですが、
他人と住んでいるからこそ気遣ってほしい。
皆が気持ちよく使えるように
人一倍丁寧に掃除をしている私です。

少しずつきれいになってきましたが、
それでも月に一度はクレンザーをふりかけ
スポンジできれいに磨いています。
シャワーだけと言ってもそれなりに汚れます。
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     一年中花が咲くシドニー



掃除はどうする?

一緒に住んでいるわけですから、
分担しなければならないこともあります。
そのひとつが家の掃除ですね。

今までは絨毯だったので、
拭き掃除は必要ありませんでしたが、
今度は木の床ばかりの住宅でした。
ホコリも目立つので掃除をしないと、、。
結局それぞれ週に一度ずつ
掃除をすることになりました。

掃除機も2台ありましたが、
友人が知り合いからもらった、
ダイソンの掃除機を使うことにしました。
この方が吸引力も優れていました。
ダイソンは値段の高い掃除機ですが、
中古だったのである日壊れました。

現在たかさんの掃除機を使っています。
ところが音がうるさいのです。
新品の一番安い掃除機を買ったそうで、
5000円位だったと言っていました。

バッグ式のその掃除機をかけると、
隙間から小さなホコリが飛び出すのか、
部屋に中にゴミの匂いが充満して、
喉と鼻が詰まりそうになります。

自分たちで買えない値段ではありませんが、
もし新しいのを購入したら、
当てつけしているように見えませんか?
一緒に住むとそんな気遣いもいります。

毎週窓をいっぱいに開けて掃除しながら、
なるべくゴミを吸わないようにしています。
友人は掃除機が壊れるのを願っているようです。
そしたら堂々と購入できますからね。
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    王立植物公園にて


どちらの洗濯機を使いますか?

私の友人の洗濯機は動いていましたが、
センサーが壊れて水が自動で入りません
そのため水を入れる時だけマニュアルでした。
水道に長い蛇口があったので、
特に問題なく使用していました。

この家には洗濯機用の水道はひとつでした。
マニュアルで水を入れることはできますが、
バケツで入れるのも大変な仕事です。
そこでタカさんのを使うことになりました。

最初はまともに動いていましたが、
そのうちすすぎになるとセンサーが動かず、
水が入らないことが分かりました。
そこでもう一度初めからやり直し、
洗剤を入れないですすぎとして利用しました。

洗濯が始まってから終わるまで、
あまり時間を掛けないように
マニュアルで選択していましたが、
タカさんあまり気にしないようです.

洗剤を入れた洗濯が終わっても、
洗濯機が完全に止まるまでは来ません。
そして今度は洗剤を入れずにすすぎとして
もう一度同じことを繰り返していました。

時間の無駄、電気の無駄ですよね。
その洗濯機もある日動かなくなりました。
まさか手で洗うわけにもいきませんが、
近くにコインランドリーもありません。

タカさんと友人が相談して、
洗濯機を買うことになりました。
もちろん中古ではありませんよ。
二流メーカーですが5万円くらいの
新品の洗濯機を購入してくれました。
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   シドニー湾でカヤックができる




食事は全く別々です。

親子のシェアーメイトと私たちと、
一緒に住むことになりましたが、
基本的に同じ屋根の下にいるだけで、
生活は全く別々になりました。

小さな子供のいる親子と食事も異なれば、
生活パターンも異なりました。
私はシフトで働いているので、
食事時間帯は誰とも重なりません。
友人が仕事をしていない時だけ、
一緒に食事をすることもありました。

台所には冷蔵庫が2台あります。
私は今まで同じように友人とシェアー。
電子レンジもふたつあります。
基本的に台所を2つに分けて、
それぞれの道具を使うことにしました。
友人のトースターは30年前の物。
ここに来る前に処分しました。
買うつもりでいましたが、
2台置いておくスペースもないので、
タカさんのを使うことになりました。
しかし彼の家電は中古物が多いです。
奥さんを連れて戻ってきたとき、
生活資金があまりなかったので、
中古品で揃えたそうです。

あるときトースターを見ると、
入れるところが解け始めていました。
これでは火事にもなりかねません。
結局ある日新しいのを買うことにしました。

今では中国製の家電が、
20ドル前後で買えます。
安い物の銭失いと言われるけど、
共同のトースターに金はかけません。
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   サンドストーンがきれいです


バニングスウェアハウス

金物店というと何を想像しますか?
釘や針金などを売っている店?
食器なども売っていたような?

大家のポールが勤めているのは、
まるで倉庫のような大型金物チェーンです。
バニングウェアーハウスは、
西オーストラリアのパースが本店。
企業買収をしながら大きくなりました。

1990年代になりメルボルンのある
ビクトリア州へと進出したのを契機に、
シドニーのあるニューサウスウェールズ州、
キャンベラのある首都特別テロトリーや
クイーンズランド州へも進出しました。

2007年にウェスファーマーズが買収、
これによりさらに企業が拡大して、
今やオーストラリアで最大の
ハードウェア―販売店になりました。

「この店で家が建つ」と言われるほど、
住宅建築に必要な材料が販売されています。
ここ20年ほどリフォームが流行りましたが、
ちょっとした修理なら自分でやるようです。

もともとウェスファーマーズは
農家の組合組織として設立されました。
小麦・果物・羊毛など
農家が生産するものを集めて
代理店として販売していました。

それが企業を買収・合併することにより
オーストラリアの大手企業に成長しました。
第2位のスーパーマーケットチェーン店
コールズグループも傘下にあります。
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    シドニーにあるマーケット




大家はハンディーマン

大家のポールはハンディーマンです。
初めてこの家を勝手に見に来た時、
友人たちと一緒に地面を
セメントで固めていました。

グラニーフラットは20万ドル以上払って、
業者に施工してもらったようですが、
庭の上に屋根を取り付ける仕事も、
簡単なことなら自分でやっています。

私たちがこの家に入るときも、
窓に金網を付けてもらいました。
と言っても数か所の窓は、
外に空けるタイプなので、
金網を付けることはできませんでした。

現在金物店に勤めるポール。
英語でハードウェア―ストアーと言います。
彼が勤めるのはバニングウェアーハウス
まさに倉庫と呼ぶにふさわしい程の
大型店舗を各地に展開しています。

何か必要なものがあったら教えて、
「15%引きで買えるから」と言われたけど、
ショッピングリストを頼むこともできません。
結局入居したころにいくつか買い物に行きました。

何処の店に勤めているか聞いていたので、
一応その店を訪ねてみました。
学校の体育館よりも大きなその店は、
金物類のスーパーマーケットですね。

その列ごとに担当が決まっています。
私たちが必要だった品物は、
彼の担当ではありませんでした。
担当者を紹介され買い物をしました。
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     アーチバルトの噴水 



大家の怒鳴り声が聞こえてきます

裏にあるグラニーフラットに住む大家さん
いつも大きな話し声がしています。
その声は私たちの家を通り越して、
表の道路からでもよく聞こえます。
と言っても昼間は誰もいないので、
シーンと静まり返っていました。

週末はそれに比べて賑やかでした。
買い物や子供たちのスポーツクラブと
家にいない時も多かったけど、
我が家よりは賑やかでしたね。

お母さんが子供を呼ぶ声、
お父さんが子供を叱る声、
そして男の子の喧嘩する声か、
怒られて泣きじゃくる声、
まるでラジオで聞いているように、
家の中を想像することができました。

二人の親戚や友人たちも
家に良く遊びに来ていました。
裏庭は見たことありませんが、
それほど広くないのは確かです。

二つの家の間には垣根がありますが、
表庭はセメントで固めてありました。
普段はどちらかの車が停まっています。
あるときそこに屋根を付けていました。
BBQが出来るようにするそうです。

友人か親戚の人か手伝いに来ていました。
そのためいつもにまして賑やかです。
来ている人たちも大声でしゃべります。
まるで隣で話しているようです。
私たちの話し声も聞こえているのか?
ちょっと心配になりましたが、
日本語だから意味は分かりませんね。
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     国立海洋博物館

隣の様子がすぐに分かります

私の大家さんことポールと奥さんは、
どちらもレバノン語も話します。
家族や友人が遊びに来ると、
たまにレバノン語が聞こえてきました。

それでも日常会話は英語でした。
学校に行く子供が3人いるので、
いつも忙しそうにしていました。

一番上が私立高校に通うニコール
カソリックスクールで7年生です。
ちょっとおしゃまな彼女は、
あまり話しかけることはなかったです。

次が長男の9歳になるトニーで、
隣町の公立小学校に通っています。
そして次男の5歳になるジェイソン、
今年からキンディーに通っています。

この3人を毎日送迎するのですから、
こちらまで駆り立てられるようです。
その様子は垣根で見えませんが、
大きな声がすぐに聞こえてきて、
何か起こっているか想像できます。

弟は学校に行く準備が遅いのか
お母さんのグローリアが、
「ジェイソン」と毎日呼びます。
何度言われてもまだ出てこないと、
車で待ちくたびれたお父さんが、
「ジェイソン」と雷を落とします。

そしていつも泣き出すジェイソン。
一番下の甘えん坊なのでしょうね。
ついつい「急げ!ジェイソン」と
こちらまで怒鳴ってしまいそうです。
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   シドニーで良く見かけるインコ


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