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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

キーナイフィヨルド国立公園

スワードの近くには米国内最大の氷原のひとつ
ハーディング氷原を有する
キーナイフィヨルド国立公園があります。

アラスカではわずか3しかない
車で行ける国立公園のひとつです。
しかしその大部分はボートに乗り、
海上から眺めるのが良いです。

私たちはそんな時間もなかったので、
陸から行けるエクジット氷河に行きました。
と言っても街から歩けないので、
シャトルバスを利用することにしました。

Exit Glacier Shuttleは街の中にあります。
予約するときに往復の時間を指定します。
観光が終わったら、それに間に合うように、
乗り場に戻ってこなければなりません。

往復15ドルですが、タクシーより安いです。
氷河の入り口にレンジャー事務所がありますが、
タクシーは待機していないし、
電話が通じないので呼ぶこともできません。

シャトルバスに乗って公園入口まで、
15分ほど美しい景色が続いていました。
氷河までのトレイルにはトイレはないので、
まずはトイレを使いハイキング開始しました。

歩き出すとトレイルのすぐ横には、
むかし氷河のつま先があった所が
年号で表示されていました。
ルートによって時間か異なるので、
つま先まで到着するのに片道、
30分から1時間は必要です。

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エクジット氷河  by Tripadvisor






やっとスワードに到着したよ


アンカレッジを午後3時に出たバスが、
キーナイ半島に入ると、ハイウェイ沿いに
山が近づき、森が濃くなっていきます。
昔は金鉱山もあったようですが、
現在は漁業と観光業がとても盛んです。

特に漁業は商業のみならず、
アンカレッジから釣りに来る人も多いです。
数日かけて鮭やハリバットを釣って
一年分の食料として保存します。
アラスカであまり魚屋さんを見ないのは、
自分で釣る人が多いためですね。

スワードに到着したのは6時過ぎたころ、
まだ外は明るいので、問題ありませんが、
リゾートホテルからは遠い道のりです。
車で来たら5時間足らずで来れますが、
バスでは一日がかりの距離でした。

スワードは山が海岸線まで押し寄せ、
美しい景色を楽しむことができます。
1867年ロシアからアラスカを購入した、
スワード国務長官の名前からとられています。

かつては、シアトルとアラスカを結ぶ、
アラスカマリンハイウェイというフェリーが
この街に就航していました。
冬になると海の一部が閉ざされます。
一年凍結しないウィッティアに変わりましたが、
アラスカクルーズで寄港する船もあります。

アラスカでは山の中で暮らしているので、
海がとても新鮮に映りました。
これが海だけなら好きになれないけど、
雪がある山がすぐそばにあるから、
気に入ったのかもしれません。

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    スワード by TripAdvisor


ブラックベアーも生息するチュガチ山脈


ターンアゲイン入り江を始めとして、
アンカレッジ周辺やキーナイ半島は、
スポーツフィッシングで大変有名です。
アンカレッジに注ぐスシトナ川を含め、
世界中から鮭釣りに訪れます。

私はそれまで鮭が川を上るのを、
一度も見たことがありませんでした。
でもその年スワードに行くと
シーズンとしては遅かったけど、
川で泳いでいる鮭を見かけました。

実際に海に釣りに行った人たちが、
魚を処理する場所を見たり、
大きな網を車に積んでいたりと、
デナリでは見られない光景を見ました。

でも私はここをバスで通っているとき、
デナリでは遠くにしか見えなかった、
ドールシープ(ヤマヒツジ)を近くで見ました。
道路沿いの岩の上にいましたが、
車窓から肉眼ではっきりと顔が見えました。

バンフにいたころはガイド中に、
岩の上にいるマウンテンゴート(ヤマヤギ)や
道路まで出てくるビッグホーンシープ
(北米に多く住むヤマヒツジ)を見ましたが、
こんなアンカレッジから遠くもないのに、
ドールシープが見えるなんて、、、

チュガチ山脈は国立森林保護区や
アラスカ州立公園に指定されていますが、
ドールシープがかなり住んでいるそうです。

またブラックベアーの生息地としても有名です。
毎年何軒かクマと人間の遭遇があって、
ケガをしたり、亡くなった方もいます。

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  アラスカの風景 by Tripadvisor



キャプテンクックが「引き返せ」と言った入り江

アンカレッジ出発が15時ですが、
まだ真昼のような明るさです。
そのころは暗い夜がない白夜、
夜でも明かりなしで歩けました。

アンカレッジの市内をでると、
ターンアゲイン入江沿いに通ります。
アンカレッジから東に延びる
チュガチ山脈とキーナイ半島の間にあります。

その昔キャプテンクックが来たとき、
彼らの一行は船でいける入り江や川を
一つ残さず探検して記録に残しています。
当時は地図もなかったので、探検して、
記録を残して、地図を作っていったようです。

この努力が北米を英国の領土、
そして英語圏へと導いたわけですが、
ロシア人がそのままアラスカを持っていれば、
ここだけはロシア語圏になっていたかも?
それともフランス人が少し早く進出したら、
カナダとともにフランス語圏になっていたかも?
歴史は大きく変わったことになります。

ここに入ったキャプテンクック一行は、
細長い入り江を通り抜けれると思いましたが、
40km以上も中に入って初めて、
行き止まりと知り「引き返せ!!」
Turnagain=ターンアゲイン入江と名付けました。

せっかくここまで来たのに悔しかったでしょうね?
でも引き返すのも大変だったようです。
というのもここは世界でも1,2番と言われる、
海の干潮差が激しいところです。
その干潮差は10m以上あると言われています。

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   ターンアゲイン入江 by wiki




アラスカの夏の足「パークコネクション」

パークコネクションは夏の間だけ、
アンカレッジとデナリを中心に、
運行されているバスです。
途中観光の説明はありませんが、
ドライバーによってはチップが欲しいので、
いろいろと案内するひともいました。

クルーズ船や飛行機で来た観光客が、
レンタカーしなくても動けるように、
クルーズ船が到着するウィッティアや
観光地としても人気があるスワードと、
アンカレッジ、タルキートナ、
そしてデナリ国立公園を結んでいます。

これならツアーで来なくても、
バスで移動することができますね。
アラスカクルーズに乗船する人は、
みんなツアーでくるとは限りません。

アラスカクルーズだけを利用して、
そのまま飛行機に乗る人も利用していました。
もちろんアラスカ鉄道という手もありますが、
クルーズ船からそのまま列車にのって、
デナリに一日で行くことは不可能でした。

でもこのバスならその日のうちに、
アンカレッジに泊まることなく、
タルキートナやデナリに移動できました。
ホテルのゲストのみならず、
それぞれのリゾートホテルで働く人たちも、
移動や観光に利用していました。

というのもホテルで働いていると、
半額になる割引がありました。
また系列の会社で働いていると、
無料とかもっと割引もあったようです。

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  アラスカの風景 by Tripadvisor




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