FC2ブログ

地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

ロサンゼルスのドヤ街にあるホテル

私が泊った「Stay on Main Hotel」は
以前はCecil Hotelと言い1927年に完成した、
フランスのボザール様式建築のホテルです。
大理石のロビーやステンドグラスの窓で、
ビジネスマン用のホテルとして営業していました。

オーナーはこの他に市内に数件のホテルを持ち、
とても繁盛していたようですが、
わずか5年後に世界大恐慌になってしまい、
どんどん営業が厳しくなってしまいました。

ロサンゼルスダウンタウン
そのころから日本のドヤ街のようになり、
スキッドローと呼ばれるようになりました。

定職を持たない労働者たちは低所得者となり、
アパートを借りることができません。
そのために週決めや月決めと言った、
レジデンス用のホテルが作られました。

それまであった中型のホテルも、
観光客やビジネスマンが利用しないと、
だんだんその手のホテルに成り下がりました。
私が80代に初めてロスに来たときは、
リトル東京周辺と言えば治安の悪い所、
そしてこういったホテルがとても多かったです。

まだホテルに入れる人は良いですが、
さらにお金がないとホームレスとなって、
路上で生活する人が増えてきます。

皆が悪い人たちばかりではありませんが、
決して車でも近づくなと言われました。
ガイドをしていた頃、ホテルで仕事が終わると、
駐車場までドライバーに送ってもらうか、
タクシーでしか移動しなかったですね。

stay-on-main-hotel-and[1]
   ロサンゼルスで泊まったホテル

ロサンゼルスに戻ってきた

ロサンゼルスでは数日だけ滞在しました。
来たときは日本人宿に泊まりましたが、
あんまり私の雰囲気ではなかったので、
普通のバッパーに泊まることにしました。

グレイハウンドのバスターミナルから近いこと、
二日後に空港に行くのに便利が良いこと、
友達との待ち合わせに便利なこと。
今回はダウンタウンに泊まりました。

いつもハリウッド周辺か空港近くなので、
ダウンタウンに泊まるのは20数年ぶりです。
あまり安いホテルがないこともありますが、
治安が悪いので敬遠していました。

メイン通りにホテルが改装オープンして、
中の設備も新しくなったと書いてあり、
ドミトリーの部屋もあるというので、
「Stay on Main」に泊まることにしました。

昼間だったので、そこまで歩いて行くと、
入り口は狭いけど、ロビーはとても豪華でした。
大理石の床にステンドグラスの窓。
ちょっと見れば由緒あるホテルのようです。

宿泊客をみるとビジネスマンはなく、
やはりツーリストクラスの人たちばかりです。
それでも個室ならシャワーやトイレもありますが、
私は女性専用のドミトリーを予約しました。

2段ベッドの6人部屋でしたが、
室内にシャワーやトイレもあって便利。
それに新しいので気持ちが良かったです。
コンチネンタルの朝食付きで
35ドルなら絶対に文句は言いません。
ところが私より先に来ていた人がひどかったです。

XZgj0uGVniKDqvx0koXxUEO0BM0jvsp6EDlHz5ot5sQ[2]
   グレイハウンドバスターミナル

民家のようなバッパー@チャールストン

アメリカの地方都市を訪ねると、
ロサンゼルスやNYのような
都会では絶対に味わえないような
独特の文化を持った街があります。

ニューオリンズやサンタフェが
私にとってお気に入りの街でしたが、
チャールストンもそんな街になりました。
この街は昔の面影を保存しています。
そして観光用に手を加えてありますが、
きれいに改築しているのが気に入りました。

バスターミナルからホテルまで歩く道、
2~3階建て住宅が続いています。
白をベースにパステルカラーに塗られた家々が、
童話にでも出てきそうな雰囲気です。

8月下旬でしたが、日本の夏よりも
湿度が高く暑い気温でした。
大きなヤシの木が風に揺られていて、
ちょっとだけ涼しい気分になるけれど、
歩けばすぐに汗ばみましたよ。

バッパーに行く前にスーパーを見つけて、
果物でも買おうと中に入っていくと、
荷物を預けてくれと言われました。
大きな荷物を持っていたので、
その方が楽だったかも知れませんが、、。

バッパーは街の中心にありました。
3階建ての建物がふたつあり、
誰かの家に来ているような
とても家庭的な雰囲気でした。

ベッドが空いているというので、
そのままチェックインできました。
シャワーを浴びて寛いでいると、
すでに数日も滞在しているようでした。

charleston2_convert_20170915014836.png
 チャールストンの家の軒先 by Flicker

長期滞在する人もいる安宿

あいりん地区のホテルに泊まったとき、
たまたまトイレに行ったときに、
お隣さんの部屋が見る機会がありました。

彼女は長期滞在しているのでしょうか?
部屋の中にはたくさんの靴や洋服がいっぱい、
共同トイレの横にある簡易キッチンで、
インスタントラーメンを作っていました。

この間部屋を開けたままにしていたので、
覗き見したわけではありませんが、
必然的に見えてきたというわけです。

長期滞在には割引もあるようですが、
電気代もいらないのですから、
アパートを借りるより安くつきます。
部屋が狭いので耐えれる人だけですが、
お金を貯めるまでの手段には良いですね。

私がチェックアウトするときに、
大きな袋に入れた荷物を
フロントに預けている人がいました。
今度はいつ来るからそれまで、
ここで預かってもらうようです。

この女性がどんな事情で荷物を預けているか、
私が知る由もありませんが、
大阪に来るたびに常宿にしているようです。
そのために洋服などちょっとしたものを
スーツケースぐらいの大きさの袋に入れ、
ここで預かってもらっているようです。

もし私がもう一度添乗員をすることがあれば、
仕事がないときはここに泊まっていれば、
アパートを借りるより安くつきますよね。
長期で仕事が入らない時は、
実家や姉たちの所に泊めてもらったり、
安い航空券で海外旅行するのも良いですね。

Y305576026.jpg
   あいりん地区の宿 by Jaran

安宿に泊まると言っても

私がホテルに求めていることは、
安全、清潔、そして安いということですが。
この3点がすべて条件に合うことは少ないです。
ホテルに払った料金によって、諦めもしますが、
夜遅く到着するときは覚悟しています。

昔は到着まで部屋を見ることが出来ませんでしたが、
今はインターネットの発達によって、
ホテル予約サイトもどんどん増えてきました。
一応写真で確認できるのが嬉しいですね。

それでもベッドバグと呼ばれるダニが出たり、
ゴキブリなどがいることきもあれば、
お隣の声がはっきりと聞こえることもあります。
こればかりは泊まってみないと分かりません。

バッパーやユースホステルのドミトリーなら、
いろんな人と共同で寝ることになるので、
それこそ部屋で夜遅くまで話していたり、
夜中にチェックインした人が灯りをつけたりと、
他人に迷惑をかける人も多いですよ。

夜中に寝言やいびきをかく方なので、
あまり言えた立場ではありませんが、
こればかりは自分ではコントールできません。
3000円以下で個室に泊まれるなんて、
私にとっては天国のようなお話でした。

部屋は狭いけどそれなりに清潔だし、
寝るだけならこれで充分でした。
これならカプセルホテルに泊まったり、
サウナの仮眠ベッドで寝るより良いですよ。

海外からの旅行者が増えて、
ホテルの料金も上がっているようですが、
今でも3000円以下で泊まれるそうです。
ちょっとした異次元体験ができますよ。

airin1.jpeg
   あいりん地区 by gigazine

該当の記事は見つかりませんでした。