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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

基隆の奇岩を見に行く

gremz:砂漠化

台北に戻った私は日帰りで基隆に行く事にしました。
ここは台湾第二の貿易港もある港町ですが、
日本統治時代から、日本に一番近い台湾として、
貿易、物量の重要な拠点しての役割を果たしてきました。

当時は有村産業による日本航路フェリーがありました。
名古屋を出発すると大阪、那覇、宮古島、石垣島
に立ち寄ったあと基隆港まで運行していました。
しかし乗客の減少にともない会社が破産したので、
運行は残念ながら永久休航状態です。

当時はクルーズなんて夢のような贅沢でした。
新潟からババロスクの海外航路は他にもありましたが、
東南アジアに憧れた若者にとっては、
ちょっとした夢の航路だったようです。

郊外にある和平島浜海公園に行くと、
豆腐岩、千畳敷、獅子頭岩などの名前がついた、
長年の海の浸食によって形成された奇岩が見られます。
島と言っても橋で本土と結ばれていますので、
簡単に行く事ができます。

その後基隆市内に夜市に行きました。
すべてが食べ物の屋台ですが、海が近いので、
新鮮な海鮮類の料理が多くて助かりました。
あまり遅くなると夜が怖いので、
早めに切り上げて台北に戻りました。

後で分かった事ですが、
基隆の周辺には奇岩が見れる所がいくつかあります。
野柳風景特定区の方がもっと迫力があるようです。
台北から直行バスもありますが、
基隆からも行く事ができるようです。

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    和平島の奇岩 観光局のHPより

太魯閣渓谷を目指して

グリムス:エコバッグ

日月潭から一度台中にもどり、
そこから花蓮市を目指してバスにのりました。
台湾の東部には立霧渓が花崗岩を浸食してつくった
太魯閣渓谷の断崖絶壁が続きます。

バスが台中を離れると山の中に入ります。
台湾は中央に大きな山があるので、
花蓮市に行く道路は細い片側一車線のでした。
途中に日本にも負けない素晴らしい温泉があります。
でも自然が大好きな私は興味ありませんでした。

台中を出てから一時間ほどすると、
運転手さんがバスを止めてみなさんに話しかけます。
道路からそれた所にバスを運転して行き、
そこで完全に停まってしまいました。

彼が降りると乗客も降りて、
タバコを吸ったり、何か食べる人もいました。
何も分からない私は必死で紙に書いて筆談を始めました。
漢文が嫌いだったので、文法も間違っているでしょうが。

我日本人、不可中国語。可話英国語?
とか何とか書いたはずです。
そしたら片言ですが、日本語で返って来ました。
運転手さんのお父さんから日本語を習ったそうです。
そうですね、私の父の時代の人は皆日本語を
強制的に話さなければ行けなかった時代でしたね。

何日か前の大雨で崖崩れしたので、花蓮には行かない。
このまま台中に引き返しますと言われました。
彼のせいではないけれど、初めっからわかっているなら、
ちゃんと乗る前に言って欲しかったです。

台中に引き返した私ですが、
ここにはあまり興味はありませんでした。
そのまま台北に乗り継ぎ、そこで泊まりました。

花蓮はきれいな街と言われています。
今度台湾に行ったら、見る機会はあるかな。
でも崖崩れは今でもかなり多いようです。

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   太魯閣國家公園 HPより

日月潭(サンムーンレイク)

グリムス:エコバッグ


阿里山から直行バスで日月潭に行きました。
ガイドブックに台湾で一番大きな湖と書いてありました。
バスの中で知り合った台湾の女の子が、
ユースホステルに泊まると言うので、
一緒に連れて行ってもらう事にしました。

彼女は英語も少し話すので、私に取っては鬼に金棒。
場所が分からなくても彼女に案内してもらえました。
この辺りは夕日がきれいと言われているので、
彼女に誘われて湖の畔を散歩しました。
特に何を見た訳でもありませんが、
のんびりと散歩できるのは心が和みます。

夕食も二人で食べたようです。
しかしその食堂でまた運命的な出会いがありました。
私たちが英語で話していると、
あるヨーロッパ系の女性が声かけて来ました。
彼女は台湾の男性と食事をしていました。

どういう目的で声かけて来たのかもわかりません。
特に一緒に観光したと言う訳でもありません。
ただその食堂で巡り会って、住所をかわしただけの人です。
彼女の名はAstrid, オランダ人でした。
そしてその後私の一生の友達となりました。

彼女とはその後アメリカを一緒に旅行したり、
バリで落ち合ったりしました。
ヨーロッパに出かけた時も遊びに行きました。
本当に旅とは不思議な物です。
何の関係のないはずの人と巡り合うチャンスがあります。

彼女は毎年旅行します。
去年はキリマンジェロに登りました。
でもこのオーストラリアにはまだ来ていません。
年取ってからでも旅行できるところには、
まだ若いうちは(私より年上ですが)興味ないそうです。

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       日月潭 by webshot

日の出を目指して

グリムス :リサイクル
次の日はご来光を見る事にしました。
9月と言えば台湾ではまだ残暑も厳しく、
かなり蒸し暑いのですが、
さすが標高2000m以上の阿里山にいます。
朝は吐息が白く見えるほど肌寒かったです。

私が行った頃はまだ祝山線が工事中でした。
そのためにバスで行ったような気がします。
ただしその日はお天気が悪く
ご来光は見えなかったと思います。
記憶の中にご来光のイメージがありません。

この阿里山駅での唯一の思い出が、
朝食に食べたみそ汁と暖かいご飯なのです。
駅の周辺に安い食堂が沢山ありました。
お味噌汁を目の前で作っているのですが、
その鍋の大きさにびっくりしました。

五右衛門風呂をご存知でしょうか?
又小さい頃田舎の家には大きな釜がひとつありました。
味噌を作るときに大豆を蒸したり、
新茶の時期にお茶を煎れたり大きな釜です。

それにも負けないような釜が三つほどアリ、
それぞれにご飯のおかずになる汁がありました。
具がいっぱい入った汁でしたが、
私が飲んだのはやっぱり豆腐入りのみそ汁です。

日本を離れてまだ数日なのですが、
海外で日本的な物に会えると恋しくなります。
これからしばらくまた海外の生活が続くので、
思いっきり日本的な食事を楽しみました。
今でも美味しいみそ汁が飲めるでしょうか。

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   祝山からのご来光 台湾林務局のHPより

ファモサの国へ (二度目の台湾)

グリムス :リサイクル


大阪を出発した私は二度目の台湾に到着しました。
前回は台北だったので、今回は南部や東側にも行く予定でした。
オーストラリアに行く途中だったので、大きな荷物があります。
空港内にあるボンドに預けて、小さな荷物だけで旅行しました。

台湾は他の外国に比べて、あまりにも日本に似ているので、
海外に来ているような気がしません。
漢字だけでも生活様式が似ているので、
九州の田舎にいるような錯覚に陥ります。

一日目は台北の安宿に投宿しました。
特に観光目的もないので、出発の日まで
行き当たりばったりで旅行する予定です。
空港で貰った観光案内書を読んで計画を立てます。
昼間市内でのんびりした後、夜行バスで嘉義へ向かいました。

最初の目的地は阿里山でした。
台湾で一番高い山ではありませんが、
森林鉄道もあり、私の旅心を誘いました。
また独特の文化をもったツォウ族がいるのも魅力でした。

2008年の台風でかなりの被害があり、
復旧工事にも関わらず、一部は不通になっているそうですが、
私はのんびりと汽車の旅を楽しみました。
当時はまだ蒸気機関車が運行していたはずです。

約4時間近い汽車の旅だったと思います。
汽車の中や駅ではいろんな食べ物を売りにくるので、
席から離れる必要もありません。
赤飯弁当のようなものがあったのを覚えています。

終点の阿里山駅(現在沼平駅)に到着すると、
ユースホステルに行きました。
安宿が何処にあるかわからないので、
そんな時はユースホステルが一番わかりやすいです。

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   阿里山森林鉄道 台湾林務局のHPより



台湾林務局のサイトには
台湾の森林について日本語の説明があります。
ハイキングを予定の方は是非ご覧下さい。
http://www1.forest.gov.tw/RA_En_JP/0500001/RA_Jp-05.htm

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