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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

ベトナム戦争に派兵された外国人

明けましておめでとうございます。
皆様にとって2013年が良い年になりますように。


私がオーストラリアに移民した時、不思議に思ったのは
韓国人の方がとても多かったことです。
1975年に法律が改正されて、
この国では人種差別が禁止されましたが、
『白豪主義』実際に解かれたのは1982年になってからです。

1980年12月、日本との間に
ワーキングホリデー制度が取決められます。
しかし80年代の前半はまだ来る人も少なく、
永住権を取るのも大変な時期でした。

その頃ワーホリでやってきた私が驚いたのは、
韓国人が意外と多いことでした。
中国人が多いのは労働者として連れて来られた過去もあり、
香港、シンガポール、マレーシアなどの
英国植民地からの移民が多かったからです。

では何故韓国人が多かったのか?
これをひも解くとベトナム戦争が絡んでいます。
朝鮮戦争でアメリカの支援を受けた大韓民国は、
戦争特需のために韓国軍のベトナム派兵を訴えます。
そしてジョンソン大統領がそれを受け入れました。

1965年から72年までの間に派兵のみならず、
官民あげて特需に群がっていったそうです。
ベトナム戦争で儲けた韓国人も多く、
韓国に財閥が誕生したのもこのお陰のようです。

私の知人に80歳になる韓国の男性がいます。
彼はベトナムには行っておりませんが、
当時彼が勤める会社も何かしらの恩恵に預かっていたとか。
しかし韓国社会ではベトナムに行った韓国人に対して、
目に見えない差別(軽蔑)があると聞きました。

オーストラリアもベトナム戦争に派兵しています。
戦争が終結した後に韓国に戻った方も入ますが、
いろいろなつてを使ってアメリカやオーストラリアに
移民を希望して来た方も多いようです。

さて日本人は行かなかったかと言うと、
第二次世界大戦のあと抗仏戦争が始まりますが、
その時ベトナム人と一緒に戦った
残留日本人兵は600人ほどいたそうです。

またベトナム戦争に参戦した方もいるそうですが、
その方々が何故戦争に加担したのか?
その後どうように生きていらっしゃるのか?
ひとりの人間として尋ねてみたいです。

今振り返れば、きっとあの頃は、
『ベトナム独立』への戦いと言う
純真な気持ちの表れだったのかもしれません。
しかしそこで殺された人間達がたくさんいることを思えば、
本当に戦争に参加する意味があったのでしょうか。


800px-Vietnam1973.jpeg
     戦時下のハノイ by wiki

『ベトナム』という響き

『ベトナム』これほど重たい響きはありません。
直接戦争を体験したことのない私が、
育った時代に繰り広げられていた戦争。
私と姉と同じ時代のアメリカの若者の中には、
義務で派遣された人達も多いのです。

私と同じ年代のベトナムの子供達は
爆撃から逃げるのに必死になっていました。
憎い的を殺すのに畜生化していたことでしょう。

戦争が終わっても平和が戻るには何年もかかりました。
その間何十万と言う人が『ボートピープル』となり、
必死になり隣国へと逃げて行きました。
そしてその収容所で暮らすこと何年間。
やっと許可が降りて第三国へと旅立って行きました。

アメリカ、カナダ、オーストラリアに
難民として渡ったベトナム人は100万人以上です。
言葉も分からず、文化も違う国で
新しく暮らすのは大変なことです。

着の身着のままで逃げ出した難民に
写真のひとつも持って来る余裕もありません。
すべて過去を断ち切る必要がありました。
移民した国からの援助があったと言っても、
この人達には帰れる国もありませんでした。

私がカナダに移民したのは
まだカナダが難民を受け入れた頃でした。
自分の意志で移民した私には余裕がありましたが、
彼らはその国に辿り着くまでに必死でした。
たとえそれから先が困難な道であっても、
そこまでのいばらの道より耐えられたことでしょう。

難民で来た人達は必死で働き、お金を貯めて
子供達にはまともな教育をさせました。
自分たちが青春時代に出来なかった全ての夢を
第二の国で叶えさせてあげたかったのでしょうね。
この人達の努力しただけではありません、
その国に生き、その国に貢献しているのです。

HoChiMinh002.jpg
     ホーチミンの像 by wiki


観光情報
ベトナム観光局  日本語
http://www.vietnamtourism.com/j_pages/news/index.asp
シンカフェ(旅行代理店) 日本語
http://sinhcafe.com/index_nihongo_sinh_cafe.htm
ホーチミンの観光案内
http://www.vietnamonline.com/destination/ho-chi-minh-city.html

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