FC2ブログ

地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

サバイバル知識「火のおこしかた」

デナリウィルドネスツアーはホテルに戻る前に、
ガイドさんたちが宿泊しているロッジによって、
お茶とてづくりのクッキーを頂きました。
ここでは外で暖を取りながらガイドさんから、
遭難した時のサバイバル方法について
簡単なレクチャーを受けることになりました。

アラスカは夏と言っても寒いので、
遭難した場合には「体が温めるかどうか」で
生き残れるかどうかが決まってきます。

ライターやマッチを持参するのは必須ですが、
もし使えなかった場合「どうやって火を起すか?」
「どうしたらその火を保つことができるか?」
その知識があるかどうかによって
サバイバル率がぐ~んと上がります。

木を擦り合わせて火を起すというのは
時間かかるので今日はやらないけど、
そのやり方だけは教えてくれました。

次に虫眼鏡などレンズを使うやり方、
もしレンズがないときは氷や、
水を入れたビニール袋でも代用できます。
太陽が出ていないと出来ませんが、
その日は皆で練習して火を起しました。

私が一番びっくりしたのは
9Vの乾電池とスチールウールでした。
ほぐしたスチールウールのそばに、
乾電池の突起部分を近づけるだけで、
発火しますが、燃えるものが必要です。
どんな条件でも火をつけることができます。

ファイヤースターターも必需品ですね。
これはマッチのように消耗することなる、
永久とは言えなくても長く利用できます。

alaska-nature-guides[1]
  火を起せるかが、サバイバルの条件



デナリウィルドネスツアーの方が面白い

リゾートホテルからのハイキングツアーで、
ちょっと足に自信がある人は、
デナリウィルドネスツアーがお勧めします。
私はシーズン中に何回か参加しましたが、
(と言ってもお天気が良い日を選んで)
折角歩くならこちらの方がお勧めです。

これはバイヤーレイクから山の方へ上ります。
距離としては6~9kmを目安にしていて、
その日の参加者の足並みに合わせて調整しています。
時間にして5時間近いコースなので、
出発前にナチュラルバーなどスナックをくれます。

途中で水を供給できるところはないので、
その日の天候に合わせて必ず持って行ってください。
途中に湖もありますが、水は飲めません。

ハイキングトレイルは結構濡れています。
アラスカの夏は雨が多いせいでしょうが、
全部乾燥したトレイルは少ないです。
ガイドさんはブーツを履いていました。
私は持っていないこともありますが、
履きなれたスニーカーの方が楽です。

バイヤーレイクから山の上の方へ、
350m以上昇っていくので、
気温差もありますが、体はすぐ温まりした。
途中から森林帯を越えるので、
デナリを含む山々がきれいに見えます。
お天気の良い日にはお勧めのコースです。

ガイドさんは熊に合わないようにと
大きな音がでる鈴を鳴らしていました。
大きな声でしゃべったり、歌を歌えば、
熊は驚いて逃げていくそうですが、、。
万が一と言ってもライフルは持っていません。
公園内では殺すのは禁じられていますからね、
いざというときは、ベアースプレーが頼りです。

wonderful-views-of-mt[1]
このツアーに参加すると、、by tripadvisor

レッドリーマンの狩猟小屋

アメリカ空軍に勤務していたレッド・リーマンは
任務で来たアラスカがすっかり気に入ってしまい、
退役後サーモン漁に従事するようになりました。
しかし漁業は夏の期間に限られています。
そのため秋には狩猟する人のガイドをして、
冬の間は毛皮の狩猟をするようになりました。

最初はアンカレッジ周辺で狩りをしていましたが、
そのうちにバイヤーズレイクまで足を延ばしました。
冬の間しかここでは過ごしませんでしたが、
罠にかかった動物たちを収集するために、
冬の間はこの周辺で過ごしたそうです。

その後結婚して子供を育てるために、
小屋を増築したり、別の場所にも建てました。
しかしパークスハイウェイが完成すると
文明の波が押し寄せてくるので嫌になり、
狩猟小屋を州政府に売り渡しました。

湖の周辺にはレッドの狩猟小屋がだけでなく、
他の人の狩猟小屋もあわせていくつかありました。
現在それらの小屋のうち修復されたものは、
パブリックキャビンとして借りることができます。

もちろん電気、水、ガスもありませんから、
自分で持ってくるしかないようですね。
夏は水は近くの川で組んで、
薪はキャンプ場で買うこともできます。
州立公園内ですから枯れた木を切って、
薪にすることはできません。

ハイキングトレイルもいくつもあるので、
数日はゆっくりと過ごしてほしいですね。
と言っても近くにスーパーもないので、
食料品だけはちゃんと持ってきてください。
熊に襲われないようにするために、
テントに食料品を保存しないのは常識です。

bys4.jpg
   レッド・リーマンの狩猟小屋

バイヤーズレイクでカヤックを楽しみたいなら

バイヤーズレイクを堪能したいなら、
カヌーかカヤックを借りて、
湖に出てみるのが一番のお勧めです。
私も一度だけカヤックを借りました。

ツアーに参加するとスタッフが一緒に行って、
周辺の動植物や歴史について説明しますが、
ここまで自分の車で来て、
時間で借りることもできます。

アラスカには蚊が多いのですが、
カヤックなどに乗って湖に出ると、
風のせいかどうかわかりませんが、
蚊も少なくて、あまり噛まれませんでした。

でも風が吹くと水温が低いので、
常に厚着をしておくことをお薦めします。
ましてや倒れると水温は0度近いです。
雪解けの水がそのまま注いでいますからね。

もちろん自分のカヤックやカヌーを
この湖で楽しむことができますが、
モーター付きのボートは利用できません。
また水上飛行機の着水も禁じられています。

それはこの湖がサケの産卵場だからです。
ここまで一生懸命にやってきたのに、
オイルで汚染されていたら、
産卵しても孵化することができません。

マスはその昔から湖に生息していましたが、
パークスハイウェイが完成した時、
魚釣りに来る人が増えすぎて、
絶滅近くまでいったそうです。
今は期間も数も制限されていますが、
道路の完成は自然破壊にもつながります。

お天気の良い日はデナリを見ながら、
ハイキングやカヤックなんて
ここでしか楽しむことができません。

what-a-view[1]
    バイヤーズレイクのカヤック

バイヤーズレイクのハイキングツアー

バイヤーズレイクは小さな湖ですが、
デナリ州立公園では人気があります。
と言ってもリゾートホテルから歩いては行けず、
ツアーに参加するしかなかったですね。

ホテルから出ているのは、カヤックツアーと
バイヤーズレイクのハイキングツアーでした。
それぞれ別の会社がツアーを催行しているので、
出発は必ずホテルからになっていますが、
一日一度だけ両方を楽しむツアーもありました。

車があれば直接バイヤーズレイクまで行って、
カヤックのレンタルをすることができます。
スタッフのレクレーションを兼ねて、
湖まで行くバスが何度か運行されました。
でも休みの日となかなか重ならずに、
これに参加する機会はありませんでした。

そこでまずはハイキングツアーに参加することに、、。
何といってもデスクでツアーを販売する身となれば、
ツアー内容を体験して把握しておくことが大事。
人気のあるツアーだからこそ早めに体験しないと。

朝の勤務は午後2時に終わるので、
天気が良くてツアーに空席があれば、
仕事が終わった後でも参加できます。
予約リストに空席があることを確認して、
仕事が終わるちょっと前に予約しました。

一応お金は払わないのですが、
スタッフからツアーを申し込まれたら、
予約リストの下に名前を入れておきます。
後で何かトラブルになった時、
または事故になった時にリストが必要です。

そこに自分の名前を記入して、
一度寮に戻って着替えを済ませたら、
ロビーに行ってお客さんに変身です。
今日のガイドはベテランのスーでした。

byers-lake-nature-walk[1]
バイヤーズレイクのハイクツアー



該当の記事は見つかりませんでした。