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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

ホテルからデナリに行きたいけど、、

ホテルもシーズンの終わりに近づき、
大学に戻るアメリカの学生たちや、
海外から働きに来た学生たちが、
少しずつ故郷へと戻っていきます。

特に海外から来た学生たちは、
アメリカを旅行して帰るので、
その計画に余念がありませんでした。

私が働いていたリゾートホテルが、
デナリから遠いという話はしました。
そこに行くとすれば、バスに乗るか、
タルキートナまで行って列車に乗るか、
その二つの方法しかありませんでした。

ホテルに滞在するツアー客を送迎するため、
観光バスを持っているホテルです。
デッドヘッドと呼ばれる、乗客なしで
デナリまで移動するホテルのバスには、
許可をもらえば無料で乗ることができました。

そのアサインをしてくれるのは
ディスパッチを担当するジョイ、
彼女に頼んで私も何度か往復しました。

しかしデナリまでは片道2時間かかります。
バスのスケジュールは決まっていないので、
滞在するにも余裕はありませんでした。
せいぜい1~2時間という所ですね。
ましてや国立公園を観光するとなる、
ホテルに最低1泊する必要がありました。

東南アジアからやってきた学生たちは、
二度とアラスカに来れないと思うと、
精力的に皆で旅行していました。
デナリは一度は観光したかったようです。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor

友達に会いにデナリへ

私はその年、一度だけデナリに泊まりました。
前年は友人たちと系列のホテルに泊まり、
一緒に国立公園の観光をしましたが、
今年は友人に会うためにデナリに行きました。

2010年デナリで働いていた時、
たくさんの友人ができましたが、
特に仲の良かったアラーニがいました。
小さいデナリですが、車がないと移動が大変、
特に彼女が働いたホテルは、
デナリの商店街から離れていました。

私は知人のドライバーが運転する
デッドヘッドでデナリに向かいました。
ジョイに頼めばすぐに教えてくれます。
同じ部門で働いている特権ですね。

友人が働いているホテルの前を通りますが、
ここで停めてとはお願いできません。
高速で運転している車が多いので、
大型バスは道路では停められません。

一度お客さんを迎えに行くホテルに行き、
そこからシャトルバスに乗って観光所まで、
今度は友人がいるホテルのシャトルバスを
そこで延々と待つことにしました。

距離にして10kmぐらいしかありませんが、
乗り換えだけで1時間以上かかりました。
バスを降りて、すぐ別のバスは来ません。
ましてや歩いていける距離ではありません。

友達はまだ仕事をしているはずでした。
2010年リゾートホテルの仕事が終わった後、
テキサスまで遊びに行ったこともあります。
会うのは4年ぶり、とても懐かしかったです。

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     友達が働いていたホテル

ふたりの笑顔が見たくて、、、

オーストリアからきた老夫婦は、
無事にデナリのホテルに移動ができ、
国立公園内の観光バスも予約でき、
楽しい思い出ができたと信じしています。

ツアーデスクに働いていて、
お客さんが喜んでくれるのが一番。
滞在期間は短くても有効に使って、
最大限に楽しんでもらいたいと思います。

私がシドニーに戻ってから、
このお二人から手紙をもらいました。
ドイツ語を完全に話せるわけでもなく、
慣れない英語で書いてくれました。

その中にはお二人の写真がありました。
デナリをバックに写した写真が、
その笑顔はまるで登頂したかのように、
幸せいっぱいのふたりでした。

アラスカの観光にはとても高いです。
でも遠い地の果てまで来たからこそ、
お金を払って参加してほしいときもあります。

私はたくさんの国を訪問したいと思っています。
だから高いお金を払ってまで参加しない方です。
でもそれはツアーに参加しなくても、
そこに来た意義を感じられるからです。

お金を払う価値観は人によって違います。
高額を払っても価値があると思えば、
ツアーに参加した方が後悔しません。

長い間添乗やガイドをしていたせいか、
無料で参加する癖がついてしまいました。
ツアーに高いお金が払えない
ケチに旅行者になってしまいました。

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  デナリ国立公園 by tripadvisor


ラッキーだったとしか言えません

オーストリアからきた老夫婦のために、
夢が叶うように一生懸命動いていました。
しかし一番の難関は、観光バスの予約でした。
予約をしたら、すぐお金を払わなければなりません。
予約が確認できたら、ホールドしてもらえるよう、
マネジャーのトニーに電話をいれてもらいました。

予約センターに電話を入れると、
翌日の観光バスの予約が取れました。
老夫婦の部屋に電話を入れ、
代金をデスクで払うように頼みました。

予約してもいつまでも支払いがないと、
残念ながらキャンセルしなければなりません。
今回は特別にホールドしてもらっているので、
なるべく早く払うようにお願いしました。

ツアーデスクに来てくれたとき、
ホテルとバスの確認ができたので、
新しい日程表を渡しました。
ホテルもバスも追加料金なしというと、
本当に喜んでくれました。

オーストリアから来た老夫婦は、
本当にラッキーだったと言えます。
デナリのホテルに空室があったから、
追加料金なしで移動できました。

何度も観光バスの予約を入れましたが、
希望した日に予約できなかったこともあります。
到着日の午後になりましたが、
無事に観光バスの予約が取れました。

マネジャーのトニーに頼んでおいた、
列車の手配も無事に終わりました。
ひとりいくらかの追加料金がかかりますが、
それも思ったよりもは安かったようです。
二人に感謝されながら別れました。

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  デナリ国立公園 by tripadvisor


デナリのホテルに移動できますように、、、

オーストリアから来た老夫婦に、
もし有料の観光バスやシャトルに乗れなくても、
デナリ国立公園の入り口から、
15マイルの所にあるサベージリバーまで、
無料のシャトルバスがあることを
地図を見せながら説明しました。

デナリはホテルのロビーから見えます。
国立公園に行っても見えるとは限りません。
高山植物はまだ見えると思うけど、
野生動物は「自然現象」と話しました。
公園内で1頭も見られない時もあれば、
ホテル周辺でムースを見られるときもあります。

もしデナリのホテルに空室があれば、
絶対移動することをお勧めしました。
そしてもし追加料金が発生しても
払うという約束をもらって、
部屋で待ってもらうことにしました。

オーストリアからきた老夫婦のために、
私がすることがいくつもありました。
まずフロントに行き、デナリのホテルに、
空室があるかどうか確認してもらいました。

空室を確認するとフロントマネジャーに頼んで、
予約を変更してもらえるかどうかの確認です。
予約変更の許可をもらうと、スタッフに頼んで、
ホテルの予約を変更してもらいました。

次にバスの運行を管理するジョイに頼んで、
デナリ行きのバスを探してもらいました。
ちょうど翌日10時に出発するバスがあり、
二人無料で乗せられることが確認できました。

系列のホテルに予約があれば、
その間の移動は無料できました。
もしホテルのバスが利用できない場合には、
有料のバスか列車の手配ができました。

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  デナリ国立公園 by tripadvisor


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