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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

お客さんの手荷物も、大きな仕事

バンのドライバーとして働いている日は、
タルキートナの駅の仕事が終わると、
列車に乗り込んだスタッフを車に乗せて、
リゾートホテルに戻らなければなりません。
なるべく列車の乗客がホテルに着く前に
ホテルに戻るようトニーからの指令でした。

皆でホテルに戻ると、ツアーデスクのヘルプや
シャトルバスに詰め込んだ手荷物を、
クラークまで運ぶ仕事が待っていました。
タルキートナで降りたお客さんの手荷物を
バスのトランクから出さなければなりません。

お天気が良いと運ぶ荷物も増えますよ。
朝着込んでいたジャケットまで預けるので、
それこそ両手を使っても運びきれないほど、
いろんな種類の手荷物があります。

クラークまで運んだ手荷物を
荷札の番号順に並べるのも大変ですよ。
中には思い小型のスーツケースもあり、
棚の上に載せられないものもありました。

ドライバーがクラークの仕事もしますが、
シャトルバスでお客さんが到着すると
私たちも手伝うことがありました。
タルキートナの街は見たけど、
長いこと滞在したくない乗客も多くて、
最初のシャトルバスはかなり込みました。

バスが2~3台同時に到着すると、
ホテルのロビーとクロークルームは
長蛇の列ができるほどごった返します。
狭い部屋の中で大きなアメリカ人と一緒に、
手荷物を探すのもかなり大変でしたよ。
高いところにある荷物は届かないし、
持ち上げれないほど重たい物もありました。

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  デナリ遊覧観光 by Tripadvisor



列車の中で、あれだけ時間があったのに?

お客さんが出発する前に、
行動をするのがGHSの仕事でした。
専用列車が到着する駅で列車からバスへ、
駅からタルキートナへの街と、
乗客が移動する前に移動していました。

そしてタルキートナの街からホテルへも、
乗客より早くホテルに到着するよう、
マネージャーのトニーからは言われていました。
街で降りた人たちの手荷物を移動させたり、
ホテルに到着したお客の誘導をしたり、
ドライバーと一緒に手伝っていました。

手荷物はすべてクロークに入れていましたが、
順番通りに入れておかないと後で大変です。
小さなスーツケースからハンドバック、
暑い日はコートを預ける人もいました。

列車の中でツアーを受け付けていましたが、
「翌日以降の予約はホテルに到着してから」
と言うゲストも多かったようですね。
クルーズ船で到着したばかりでは、
オプショナルがどうのこうのと、
考える気力がなかったのかもしれません。

一度リゾートホテルに到着すると、
如何に周辺に何もない場所にあるのか?
タルキートナまでどれ位離れているのか?
実感としてつかめるようですね。

あるときはツアーデスクの前に、
長蛇の列が出来ることもありました。
予約するのではなく、内容について質問を
たらたら聞いてくるお客さんもいました。

「列車の中であれだけ時間があったのに、
質問はありませんかと尋ねたのに、、、」
と思っているのは私だけなのでしょうか?

でも時間をかけて説明するデスクスタッフ、
優しいというか呆れてしまうこともあります。
後方でイライラしているお客さんの方がいますが、
私はそのお客さんの方が気が合うようです。

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  タルキートナの森 by Tripadvisor

仕事の業務を終えて

提携しているツアーを催行している会社は、
だいたい7時ごろには閉まっていました。
何処も基本的に個人オーナーの会社ですから、
その頃には閉めないと寝る時間もありません。

5月中旬頃から9月中旬ごろまでの4か月
この短い間に1年分の仕事をします。
日が長いので12時間労働もあります。
休みがなかなか取れない人もいます。
それでも短期だからと集中して働くのです。

翌日のツアーの予約リストを作って、
ツアー会社と最終予約人数を確認したら、
7時半ごろからフロートの清算開始、
デスクは8時までオープンしていても、
計算や閉めに時間がかかります。

午後8時になるとデスクを閉めて、
オフィスに行きレポート書きです。
ここでお金が合わないと時間がかかるのです、
暇なときはデスクで少しずつ確認していました。

こういう会計業務を見ていると、
アメリカ人の計算の苦手や、
自の汚さが目立ちましたね。
特に若い人は字を書かないようで、
読める文字ではありませんでした。

スパーバイザーに確認をしてもらって、
お金を金庫に終ったら業務終了。
基本的に午後8時半までの勤務ですが、
打刻時間が8時20分を越えたら、
8時半までの勤務と見なされました。

それまでデスクの掃除をしたり、
タイムカードの付近で時間を潰したり、
そうしないと15分給料が減ります。
わずか2~3ドルですが、
給料が低いとそれも気になりますよ。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor


アメリカ人もきめ細かなサービスを求める

社員食堂の夕食は午後4時半からです。
この時間帯は比較的暇だったので、
スーパーバイザーを残してスタッフ同士
一緒に食事に行くことが多かったです。

戻ってくるとツアーデスクは混雑しています。
翌日のツアーを申し込む人もいれば、
出発のバスの確認を聞く人もいました。

ツアーデスクはツアーの予約だけでなく、
時間があればレストランの予約や、
いろいろな相談に乗ることもありました。
宿泊に関することはフロントに回しますが、
時間があれば対応するように言われていました。

部屋の鍵を失くしたと言われたら、
デスクの後ろにあるフロントオフィスに行き、
鍵を作ってもらうこともありました。
フロントに回してまた並ぶことを嫌うゲスト、
もし時間があれば何でも世話してあげる、
それがホテルのゲストを喜ばす対応ですね。

と言ってもやはりツアーデスクですから、
私達には直接できないこともあります。
ただフロントやレストランに回すのではなく、
分からない人には一緒に行ってあげたりなど、
細かいサービスを求められていました。

ガイドをしていた頃、日本人のお客さまが
一番細かいと思っていたのですが、
日本人はやってもらうと感謝してくれます。
でもアメリカ人はやってもらって当たり前、
特にクルーズで来る方は年配者が多いので、
そういう人が多かったような気がします。
その分チップがあるかもしれませんが、
ツアーデスクでもらうことはなかったですね。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor

ツアーのバウチャー

午後のシフトは12:30から始まります。
基本的にその前に昼食を済ませておきます。
ツアーデスクに行っても午前のスタッフが
フロートを清算するまでデスクには入りません。

ゲストの到着でツアーデスクが混雑していれば、
ツアー内容をお客さまに説明したり、
電話予約をして手伝うこともありますが、
基本フロートを持っているスタッフのみ
バウチャーを発券することができました。

でもフロートを持っているGSHが
何かしらの理由でゲストに手が掛かっていると、
ツアーの予約が怠ってしまいます。
その時はゲスト優先、横から手伝っていました。

特にスーパーバイザーは発券業務よりも、
クレームなどの対応に追われることが多いので、
そこのPCを借りて業務を手伝いました。
それぞれのGSHには入力番号があり、
バウチャーをみれば誰が発券したか、
すぐに分かるようになっていました。

たまに他のホテルで発券されたバウチャーが
間違っていることもありましたが、
それを変更できるのはトニーのみでした。
売り上げや金銭の取引が絡んで来るので、
マネージャーのみ変更できる仕組みでした。

すべてPCに入力されるようになってから、
バウチャーに裏書だけでは変更できません。
バウチャーは旅行券のようなものですが、
いざお金の支払いの時は計算が合わなければ、
それが証拠として使われるときもあります。
再発行も可能でしたが、通し番号になっているので、
金券と同じように取り扱いました。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor

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