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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

オフグリッドの家に住めますか?

デナリに住んでいた時には、
殆どがアメリカや海外からの出稼ぎばかり、
実際にデナリ近くの地元に住んでいる人たちの
話を聞く機会が殆どありませんでした。

タルキートナはデナリから離れていても、
アンカレッジからも160kmぐらい離れています。
これは都会の生活には程遠いので、
ずっと住んでいる人の話を聞くのは楽しいですね。

タルキートナの街には電気が通っていますが、
ちょっと離れると「オフグリッド」と言って、
全く電気が通っていませんでした。
皆ソーラーとラジエーターを兼用して
電源として利用しているようです。

でも道路がないところに住んでいる人は、
それこそ家の周りにある木を切って、
薪として利用する以外には、
火を使う手段が全くありません。

道路から入った所に自分の車を停めておいて、
冬はスノーモービルで移動できても、
夏は歩いて行くしかできないそうです。

デービッドの家に遊びには行かなかったけど、
家まで舗装されていない道路があるので、
4WDの車で行くことは可能なようです。
アラスカに住んでいる人には変わり者も多く、
タルキートナでも都会からだから住みたくないと、
あえて森の中の誰も寄り付けない所に
家を建てる人も多いようです。

氷河遊覧飛行では僻地にある家も見えます。
空の上からはほんのわずかな距離でも、
数キロ歩かないと道路に出れない所もありました。

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   タルキートナの家 by Zillow

夏だけホテルのスタッフ

デービットは50歳を超えていました。
夏はプリンセスで働いていますが、
冬はエアコンの取り付けなどの仕事をして、
少しだけ収入を得ているようでした。

夏の観光が主な収入であるこの町の住人には
冬のフルタイムの仕事を探すのは大変です。
冬だけ他の街に移動する人もいますが、
デービッドは冬でも好きだと言っていました。

ずっとひとり暮らしを続けていますが、
若いころに付き合った彼女との間に
ひとりだけ娘さんがいるようです。
一緒に暮らしたことはありませんが、
彼女が遊びに来るのが楽しみだそうです。
「写真見せて」というとお父さんの顔で、
笑顔で携帯の写真を見せてくれました。

彼が住んでいる家は「オフグリッド」
電気が通じていない所に住んでいます。
ソーラーを主な電源にしていますが、
不足分はラジエーターで補い、
冬は薪で暖炉を取ると話してくれました。

もちろん水道も通っていません。
飲み水は大きなポリタンクを持って、
近くの水源に汲みに行くそうです。
日常生活に必要な水はクリークから引きますが、
冬は凍って使えなくなることもあるので、
雨水をタンクに貯めていると言っていました。

「不便じゃないの?お金かからない?」と聞くと、
全然不便を感じたことはないそうです。
敷地内に熊やムースも来ることがあるので、
一応ライフルは家のなかにあるそうですが、
「まだ殺したことはない」と言っていました。

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   アラスカ山脈 by Tripadvisor


タルキートナオフィスのスタッフ

プリンセスクルーズの専用列車は、
タルキートナの町はずれにある駅を利用します。
ここは駅舎もプラットホームもなく、
線路の引き込み線があるのみです。

ハイウェイからタルキートナに向かう
タルキートナスプールロードから中に入りますが、
周辺には民家があるのみの静かな森の中です。

バスは最高10台は停めれる空き地があり、
雨の日にぬかるみにならないように、
たくさん砂利が敷き詰められています。
これだけでもかなりの費用が掛かっています。

タルキートナのオフィスに顔を出したら、
列車やバスが到着する前に駅に向かい、
バスが駐車する所にナンバープレートを置き、
到着を迎える準備をしなければなりません。

ベスとデービットはタルキートナに住む
タルキートナオフィスの専属スタッフです。
リゾートホテルに来るのは特別な時のみで、
夏の間だけこのオフィスで働いています。

ベスはオフィスのスーパーバイザーです。
夏の間だけばっちりと働いて、
冬は専業主婦をしているそうです。
娘さんが日本で英語の先生をしているので、
何度か行ったことがあるそうです。

ふたりは列車専属スタッフでもあります。
列車が到着するたびに駅に出かけて、
出発する乗客が無事に乗車できるように、
到着した乗客がシャトルバスに乗れるように、
寒い日も雨の日も外で働くことが多く、
大変な仕事だと感心していました。

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      アラスカ鉄道の線路

タルキートナに何人残っていますか?

ゲストサービスホストのうち3人が、
ディスパッチャーとして働いていました。
1人がホテルで、1人がタルキートナ
ジョイの下で動いていました。

クルーズ専用列車が到着する日に、
タルキートナで働くディスパッチャーは、
駅と駐車場でとても忙しかったです。

ホテルから駅にバスに到着すると、
バスの番号順に並べていきますが、
バスによって乗車する車両が決まっています。
なるべく乗客の車両に近いように、
バスを誘導して駐車させていました。

バスが駅を出発する前に、
タルキートナの駐車場に移動して。
他のバスが割り込まないようにしながら、
プリンセスのバスを上手に誘導していました。

到着したバス毎に乗客の人数、
タルキートナで下車した人数、
ホテルに行くバスの乗客の人数と、
1人でも間違えないように数えます。

現在タルキートナの街に、
ホテルゲストが滞在しているか?
これを把握しておくことが大切です。
シャトルバスは夕方10時が最終ですが、
「最後のバスに乗り切れなかった」
と言うことのないように把握しておきます。

シャトルバスは予約制でもない代わりに、
ホテルのゲストは全員乗る権利があります。
「乗れなかった」では許されません。
そのために最後の人数を把握しておきます。

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   タルキートナから見るデナリ

タルキートナの駐車場

タルキートナ経由でホテルに行くバスに、
お客さんは乗り合わせることになりました。
指定されたバスがホテルに行けば、
そのまま乗っていることも可能ですが、
街止まりなら他のバスに移動になりました。

トランクの中にはタルキートナの街で
降りるお客さんの手荷物も入っていました。
その荷物をバスからバスへと移すのも、
列車に乗ったGHSの仕事でした。
ドライバーはお客さんの世話をしています。
その間に私たちが荷物を移動しました。

バスごとに何人の乗客が乗っていたか?
街で降りた乗客の人数を確認するのは、
バスドライバーの責任でしたが、
報告された人数を記録するのが、
ディスポッチャ―の仕事でした。

プリンセスクルーズが使用していた駐車場は、
バスが5台も停まったらいっぱいになりました。
そのために少しでも無駄なく停めれるように、
駐車の誘導に気を使っていました。

シャトルバスや観光バスも停まります。
専用列車のバスが停まるときは、
他のバスが入る余地はありませんが、
専用駐車場ではないので融通を聞かせて、
スムーズに動けるようにしていました。

タルキートナに大きなホテルがあっても、
プリンセスクルーズの乗客のお陰で、
街が潤っていることは間違いなく、
半分専用駐車場みたいものでした。
しかし駐車場を持っているのは、
ジェットボートのツアー会社でした。

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 空の上からみた景色 by Tripadvisor

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