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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

埋もれた歴史を発掘すれば

この鉄道はオイルシェールを運ぶために引かれました。
シドニーから西に伸びる本線まで30km、
二つのトンネルと700mの高低差、
当時としてはとても高い技術だったそうです。

入り口には大きなシダがたくさんあり、
まるでジュラッシックパークの世界に入り込むようでした。
トンネルの中は暗いので電灯は必要ですが、
土ボタルを見るためには消したほうが見やすいです。
トンネルの中は現在小川のようになっており、
濡れやすいので靴のほうが便利ですね。

トンネルの中に入ると日本語が聞こえてきました。
ちょうどツアーの時間と重なったようです。
一日1台しかこないミニバスと重なるとは?
トンネル内で静かにするのが常識なので、
ここだけは日本語を話さないようにしました。

私たちは土ボタルはすでに何回も見ているので、
特に興味もありませんでしたが、
むかし鉄道が引かれていたとか
シェールオイルが生産されていたとかいう
忘れられた歴史に興味がありました。

実際にその場所に行ってみないと
わからない歴史はあちこちに埋もれています。
インターネットで簡単に調べることはできますが、
現地に赴くとその印象も変わってきます。
残念ながら鉄道とハイキングで
ここまで来るのは難しいです。
シドニーから170KMもあるので、
車でも片道3時間はかかります。

ここだけなら日帰りも可能ですが、
途中にあるブルーマウンテンや
ジェノランケーブ(鍾乳洞)もいれて、
一泊2日にすると余裕がありますね。

Loco 2-Capture_1
   列車が運行していた頃の写真


土ボタルが住むトンネル

まずキャンプ場から川を渡ります。
橋はないので濡れる覚悟も必要ですが、
暑い夏だったので靴のまま入りました。

むかしオイルシェールを採掘していた機械や
建物の廃墟をいくつか見ることができます。
国立公園の中と言っても片付けることはありません。
残骸も歴史の一部には変わりありませんが、、。

そこから二つのルートがありました。
鉄道が引かれる前に馬車が通っていた道路、
傾斜がきつく登るには体力が必要です。
廃線になった鉄道のレール跡、
こちらは少し長い分傾斜も緩やかです。
もちろん私たちはこちらを選びました。

殆ど誰とも会わないようなコースで、
途中間違ったじゃないだろうかと心配になりますが、
所々にある案内のサインと地図で
何とか無事にトンネルまで行くことができました。

土ボタルについてはNZの旅でも紹介しましたが、
ヒカリキノコバエの幼虫のことです。
幼虫は洞窟などの暗い場所の天井に生息しています。
粘液を20〜30cm垂らしていますが、
尻から青い光を発して虫を誘い寄せています。

この光がとても幻想的で夜空の星のようです。
NZのワイトモケーブが一番有名ですが、
オーストラリアではゴールドコーストや
ケアンズでも見ることができますが、
ブルーマウンテン周辺でも見れます。

シドニーからツアーがでていますが、
遠いので参加する方は少ないようです。
ガイドの頃ツアーを販売していたのですが、
一度も来たことはありませんでした

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   トンネルの入り口 by NSWNP

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