地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

アメリカのトラックストップ

グレイハウンドは都会ではバスターミナルで停まり、
小さな街では都合の良い場所で停まります。
バスにはトイレはちゃんとついていますが、
トイレもあって食事ができるところが多いです。

夜なら10分位の休憩では寝ている人もいますが、
足を上して外の空気を吸うのは良いですね。
私はなるべく外に出て、足を延ばして、
体を動かすようにしていました。

大抵はトラックストップと呼ばれる
郊外のガソリンスタンドが多いです。
大きなハイウェイの近くには、
いくつもガソリンスタンド集まった
トラックストップが何処にでもあります。

長距離大型トラックが何十台も停まっています。
中には仮眠をしている人もいるようです。
施設によってはトイレやカフェだけでなく、
シャワーや映画の施設がある所もあります。
長い休憩をとるときに寛げるようにしてあります。

最近は誰でも携帯を持っていますが、
以前は皆ここから家族に電話していたようです。
一、 二週間帰らない運転手多いです。

無料のWi-Fiがマクドナルドなどから出ていますが、
ガソリンスタンドのメンバーになると、
有料のWi-Fiも利用でています。
私は休憩の度に無料のWi-Fiを拾っては、
メールで友人たちと連絡を取っていました。

あちこちにトラックドライバー用のパンフレットがあり、
かなり募集広告が出ていましたね。
トラックドライバーになるには特殊免許が必要ですが、
教習所に通うと5000ドルはかかるようです。

前に運転することはできても、
トレイラーを引いてバックできるかな?
大型のタンクにガソリンを入れるだけでも
かなりしんどいような気がするのですが、、。

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 アメリカのトラックストップ by wki


グレイハウンドで西へ続くバスの旅

まずはナイアガラ滝の上流になる
エリー湖に沿って走っていきます。
この辺り森が深く広葉樹が多かったです。
紅葉というほどではありませんが、
すこしづつ色が変わり始めていました。

ニューヨーク州からペンシルバニア州、
そしてオハイオ州のコロンバスで
バスを乗り換えることになりました。
ここで30分の休憩があるので、
すでに午後の11時近くでしたが、
軽い夜食を食べることにしました。

コロンバスからデンバーまでは24時間。
まだ6時間ぐらいしか過ごしていないので、
あと一日バスで過ごすかと思うと
ちょっとうんざりした気持ちになります。
反対車線を走るトラックを数えながら、
バスの中で眠りにつきました。

グレイハウンドにはカーテンはありません。
私自身は外が見える方が好きです。
日本の長距離バスはカーテンがあって、
閉塞感で息が詰まりそうになります。

インディアナ州のインディアナポリスで
1時間近い休憩があったので、
足を延ばすためにバスを降りますが、
外気はかなり冷たかったですよ。

窓から太陽の日差しが差し始めたら、
丁度ミシシッピ川を渡りました。
東側がイリノイ州のイーストセントルイス。
西側がミズーリ州のセントルイスです。

イーストセントルイスはイリノイ州でも
一番貧しい都市と言われています。
リーマンショックでさらに治安も悪くなり、
空き家がたくさんあった時期があります。

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     セントルイス by wiki

アメリカ横断のバス

アメリカ東部の観光が終わったら、
今度はアメリカを横断しなければなりません。
カナディアンロッキーに行く予定だったので、
カナダを横断することもできましたが、
以前列車で横断したことがあるので、
アメリカを横断することにしました。

横断と簡単に言っても
飛行機で5時間以上かかるので、
バスだと2~3日は必要です。
ずっとバスの中で眠る体力もないので、
途中どこかで1泊することにしました。

ナイアガラはアメリカ北部でも、
やや中央部に近いところにあります。
国境沿いに北部を横断するのではなく、
デンバー経由で行くことにしました。

もしバスの周遊券がなかったら、
飛行機で飛んでいたと思います。
途中の食事代も考えたら、
絶対にバスの方が高くつきますよ。

グレイはハウンドで33¬~36時間の旅、
出発時間と到着時間を考慮して、
夕方に出発、夜中にデンバーに到着する
バスで行くことにしました。

そしたらデンバーのホテルの予約です。
例え治安が良い街であっても、
バスターミナルに近い場所にあり、
夜でもフロントが開いている所です。
安いホステルには門限があって、
係員が居なくなるところもあります。

ナイアガラからバッファローまで行き、
そこから西に行くバスに乗ります。
途中一か所で乗り換えでしたが、
長い長いバスの旅の始まりです。

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ナイアガラの近くにあるバッファローの街 

東のラスベガス「アトランティックシティー」

ボルチモアの観光が終わった私は、
友人がいるニューヨークへと向かいました。
ボルチモアからニューヨークへは近すぎて、
グレイハウンドの夜行便はありません。

ラスベガスでディーラーをしていた私として、
以前からちょっと興味があった
アトランティックシティーに先に行き、
そこから乗り換えてNYに行くことにしました。

ちょうどそのころ大西洋岸にハリケーンが近づいていて、
アトランティックシティーの海外線は荒れていました。
バスが運休にならなく良かったですが、
雨脚はそれほどひどくありませんでした。

アトランティックシティーカジノの街ですが、
以前からリゾート地として栄えていました。
ところが貧困や犯罪などの問題も抱えていたそうで、
1976年にギャンブルを合法化して、
新しいカジノの街として出発しました。

アトランティックシティーカジノがオープンすると、
東海岸のお金持ちたちはラスベガスに来なくなり、
ギャンブルの街として衰退していきました。
そこで新しい観光客を取り込むために、
家族で楽しめるラスベガスを打ち出したそうです。
しかしカジノはアメリカの経済を反映しています。
リーマンショックで経済が落ち込んでいたので、
アトランティックのカジノもかなり厳しかったですね。

グレイハウンドカジノバスも兼ねているようで、
3つの大きなカジノにも停まりました。
乗客は到着するとホストが待っていて、
いろいろなクーポン券をもらうことが出来るようです。
ドライバーもバスの中で簡単に説明していましたが、
彼らもコミッションが貰えるのでしょうか?

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  アトランティックシティー by wiki

アメリカンアフリカンのの友人ができたよ

ナッシュビルからバスに乗って、
次はメリーランド州
バルチモアに向かいました。

バージニア州のリッチモンド経由なら
短距離で行くことができましたが、
山岳がとてもきれいというので、
どうしてウェストバージニア州経由で
行きたかったので時間がかかりました。

この辺りは緑が多くきれいな場所です。
まだ紅葉には早いようですが、
是非そこを通ることを勧められました。

ところがスケジュールが良く分かりません。
ドライバーに聞いても理解できないでいると、
若い男性が「俺も行くから」と言って、
ついてくるように言われました。

彼は26歳の黒人で名前がバルディン、
トラックドライバーでテキサスまで行ったけど、
そこで会社を首になりバスで帰るそうです。
前のバスに乗り遅れたのでこのバスになったとか、
二日かけて家まで帰るのも大変ですね。

途中で名もない駐車場で停まりました。
真夜中にターミナル以外の所で停まっても、
寒くて何もすることはないのです。
マクドナルドがオープンしていたので、
バルディンが一緒に来るように言いました。

そして私のためにコーヒーを買ってくれて、
一緒に暖まりながらバスを待っていました。
こんな淋しい所でひとりで待っているよりは、
誰か話し相手がいる方が楽しいですよね。
今までいなかった黒人の友達です。

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   ボルチモアで知り合った友人

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