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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

クラップスディーラーも練習の積み重ね

次の数字に何が出るかを賭けるのが
プレイスベットでしたが、
似たものでBuy とLayがあります。
Buyは通常4と10のみです。

5%コミッションを払うので、
20ドル単位の賭けになります。
7が出ると負けですが、
4と10なら2倍の配当があります。

この反対になるのがLayです。
賭けた数字より先に7がでたら勝ち、
その数字がでたら負けになります。
配当は賭けた数字により異なりますが、
勝った時の利益額に対して
5%のコミッションを払います。

ディーラーは5%のコミッションを計算。
なるべく1ドルになるように、
プレイヤーに対して賭け金を頼みます。
それでも賭け金は異なることが多いので、
コミッションを計算してすぐに配当できるよう、
これも訓練する以外にはありませんね。

養成学校では生徒同士で賭けあいますが、
自分のお金でもないので額も大きく、
狂ったように何でも賭けまくります。
おかげで配当の勉強にはなりましたが、
頭では分かっていても指がついていきません。

これが車の運転でもするかのように、
何も考えずにすぐに配当が出きれば、
一人前のクラップスディーラーです。
今まで紹介した以外にも賭け方があります。
ひとつのコールでどれが勝ちか負けか、
すぐに判断、配当ができるように、
毎日練習の日が続きました。

Craps3.jpg
   クラップス by crapsonline



カムベットに賭けれたら一人前のプレイヤー

もうひとつディーラーにとって
ちょっと分かりにくいのがカムベットでした。
これは1回のみのシングルベットです。
ポイントが決まってからしか賭けられませんが、
カムアウトロールのパスラインと同じです。

ポイントロールでサイコロの合計が
7、11が出たら勝ち配当があり、
2、3、12が出たら負けになります。
4〜10の数字が出たら、
それがカムポイントとなり、
チップはその数字のところに移ります。

その後のポイントロールで
カムポイントがでたら勝ちで配当があり、
7が出たら負けでチップは取られます。
7が出る前にカムベットポイントが
でればそのたびに配当があります。

このカムにもオッズが賭けれます。
その配当はパスオッズと同じですが、
カムポイントの数字によって異なります。
そのためディーラーはポイントロールで
何がでたかすぐに判断しなければなりません。

その反対になるのがDon't カムベット、
ポイントロールでサイコロの合計が
2、3が出たら勝ちで配当があり、
7、11は負け、12は引き分けです。
それ以外の数字はDon't カムポイントとなり、
チップはその数字のところに移ります。

Don'tカムポイントが決まったら、
7が出たら勝ちで配当がありますが、
カムポイントがでたら負けです。
もちろんオッズも賭けられますが、
その配当はDon'tパスと同じです。

如何でしょうか?これだけでも
クラップスの賭けが複雑だと分かりますよね。
一度に全部に賭けるプレイヤーはいませんが、
ディーラーとしてはすべての賭けの種類と
その配当を覚えておく必要がありました。

初心者としてはパスラインとカムベットの
両方かけておくと反対の役目をするので、
クラップスで損をすることも少ないそうです。
安全に長く遊びたかったら試してみてください。

Rolling-the-Dice-in-Craps.jpg
   クラップス by lasvegas.com


クラップスに割り増しで賭けるなら『パスオッズ』 

今までクラップスについてお話してきましたが、
実際にカジノに行って(またはオンラインカジノで)
このゲーム台をみないと賭け方もわからないと思います。
複雑な賭け方ですが、簡単に紹介しておきます。

まずラインベットがあります。
ディーラーの反対側にあるラインに賭けます。
勝った時の配当は1:1です。
カムアウトロールとポイントロールでは
勝敗が逆になるので注意してください。

カムアウトロールではパスラインは
7、11が出ると勝ち、2、3、12は負け。
Don'tパスは12は引き分けですが、
2、3が出ると勝ち、7、11は負けです。

一度ポイント(7をのぞく4〜10の数字)
が出たらポイントロールと呼びます。
パスラインはポイントがでたら勝ち、
7が出たら負けになりますが、
Don'tパスは7が出たら勝ち、
ポイントがでたら負けになります。

ポイントロールになったら、
ラインベットに『パスオッズ』と呼ばれる
ハウスエッジ(手数料)のないベットを
割り増しの賭けをすることができます。
パスラインに賭けている金額の
2〜3倍まで賭けることができました。

このオッズの配当がまた複雑でした。
パスラインのパスオッズはポイントが
6/8の場合オッズは6:5を払い
5/9の場合オッズは3:2を払い
4/10の場合は2:1を払います。

Don'tパス(バー)にもオッズがあります。
ポイントによって配当が異なりますが、
パスオッズの逆で配当がわるいので、
わざわざ賭ける人は少ないと思います。

Don'tパスオッズはポイントが
6/8の場合オッズは5:6を払い
5/9の場合オッズは2:3を払い
4/10の場合は1:2を払います。
でも変わったプレイヤーのために、
ディーラーはすべて勉強しました。

harrington-raceway-casino.jpg
   クラップス by TripAdvisor

クラップスは賭けの配当も複雑

クラップスのルールは本当に複雑です。
パスラインとDon'tパスラインのベットは
ポイントが出てもそのまま賭け続けますが、
ポイントが出る前と後では勝敗が変わります。

カムアウトロールでは7は勝ちでしたが、
ポイントが決まったら7が出たら負け、
『セブンアウト』と言ってプレイヤーたちが
悔しがる様子が見られて楽しかったですが、
最初はこのルールが理解できませんでした。
『どうして?』と疑問に思っても答えはなし、
ただゲームのルールに従うだけですね。

クラップスの賭け方も複雑でした。
ディーラーの前にある賭けだけでなく、
台の中央にあるマスにも賭けれます。
そのマスによってすべて配当もことなります。

忙しくなるとディーラーは下を向いただけです。
うるさいカジノの騒音の中から、
スティックマンの『ロールコールを聞き出し』
『負け』のチップをすべて取り除いたら、
『賭け』のチップに配当していきます。

賭けた場所に応じて配当率も異なれば、
賭けた金額もことなるので頭が混乱します。
賭けた金額を計算してから配当するのではなく、
両手に2種類の配当用のチップを持ちながら、
勝ったチップの横に配当していきます。

クラップスでは勝ったチップを見て
すぐに配当できるように訓練しました。
毎日毎日この練習が続きました。

チップがスムーズに切れるようになれば、
配当が早くでき、ゲームが進みます。
カジノの収益も増えるというわけです。
クラップスのディーラーになるには、
これが一番重要だと言われました。

craps2.jpeg
 クラップステーブル by play craps


『4、5、6、8、9、10』はクラップスのポイント

カムアウトロールでサイコロの合計が、
4、5、6、8、9、10の数字が出たら、
その数字が『ポイント』となり、
『ON』と書かれたマーカーが置かれます。
この段階からプレースベットができます。 

4、6、8、10の偶数には、
2種類の出目があります。
サイコロの出目がふたつとも同じ時は
可能性が低いので『ハードウェイ』
それ以外は『イージーウェイ』になります。

プレースベットはどの数字でも賭けれます。
ポイントがどの数字かに関係なく、
選んだ数字が出たら勝ちで配当があります。
そのために全ての数字に賭ける人が多いです。

4、5、6、8、9、10は、
賭けた場所によって配当が異なります。
『4/10』は2.8倍
『5/9』は2.4倍
『6/8』は2.16倍となります。

端数は切り捨てられる時が多いので、
『6、8』を選ぶ場合には6の倍数m
『4、5、9、10』を選ぶ場合には
5の倍数で賭けたほうが良いです。

と言っても皆んな勝手に賭けるので、
ディーラーはそれをひとつづつ計算して
すばやく配当しなければなりません。
この計算がかなり面倒くさかったです。

プレースベットだけはディーラーが
プレイヤーが選んだ数字にチップを置きます。
各数字の四角のマスの中に、
プレイヤーがいる方角でチップを置きます。
プレイヤーを間違わないようにするのも
ディーラーにとっては重要な役目でした。

craps1.jpg
 クラップステーブル by play craps





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