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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

40年前に移民したお姉さん

翌日はやや曇り空でした。
数日前に雪が積もったバンフ、
その日も雨の予報が出ていました。
今日は移動で観光はありませんが、
雨よりは晴れが良いですね。

日本から直行便が到着するのは11時頃、
シャトルバスに乗って空港に行き、
簡単な朝食を取ることにしました。
日本から来るのは2組ですが、
空港で平さんと会う予定でした。

平さんのお姉さんはカルガリー在住、
40年以上前に恋人を訪ねて、
カナダに移住してきたそうです。
一度も会ったことのないペンパルと
結婚を決めて渡航したそうです。

それから一度も帰国したことないとか、
だからお姉さんと会うのは40数年ぶり、
このカナダ旅行がなかったら、
二度と会う機会もなかったかもしれません。

空港に着くとお姉さん家族がいました。
英国出身の旦那さんと成人した二人のお嬢さん、
そして日本人とはお目えないお姉さんがいました。
私も何度も現地の人に間違われましたが、
お姉さんは色も浅黒くネイティブと言っても、
通じるほどにカナダ人化していました。

家族の会話は英語ばかりなので、
日本語も少したどたどしかったですね。
娘さんは日本を訪ねたことあるそうですが、
お姉さんは帰る気力もなかったそうです。

私が来る前からカナダにいるお姉さん、
同じカナダに移民した人間として、
どうしてもお会いしたかったけれど、
やはり移民した時代の背景を感じました。

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 バンフを流れるボー川 by tripadvisor



今日からガイドさんです

その日は空港近くのホテルに泊まりました。
Googleマップで検索をすると、
市内からホテルまでの行き方を教えてくれます。
大きな荷物があるのでなるべく歩かないように、
移動時間は気にせずに選びました。

一回の料金が90分以内とは、
Cトレインに乗車してから乗り換えまで
90分以内だったら有効ということです。
バスを降りる時、時間が越えていても、
ドライバーからは言われませんでした。

今まで行ったこともないような所で降りて、
乗ったことのないバスに乗りました。
目的のホテルが分かっているので良いけど、
二度と来ることはないでしょう。

ホテルは空港のすぐ近くにありました。
と言っても滑走路が見えるだけ、
ターミナルからは離れています。
それでも空港周辺になるのですね。

チェックインすると朝食付きでした。
ホテル内にはレストランがないので、
お隣のレストランの食事券をくれました。
ひとり10ドルで二人分20ドルです。
いつでも利用できることができました。

友人の到着は飛行機の遅れで真夜中、
ひとりで夕食を食べることにしました。
20ドルあれば軽い夕食は食べれます。
注文して持ち帰りにしました。

空港周辺で一番安いホテルですが、
今日からはカナダ旅行の一部です。
ガイドさんの宿泊代として、
旅費から支払うことにしました。
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  レイクミネワンカ by tripadvisor



SAITが運営するおしゃれなカフェ


ちょうどお昼ごろになったので、
食事ができる場所を探していました。
カフェか何処かのフードコートか、
簡単に出きる所を探していました。
というのは大きなスーツケースがあるので、
そう簡単には歩いて行けません。
やはりCトレインの近くが良いですね。

それはおしゃれなカフェテリアでした。
オフィスに勤務する人だけでなく、
買い物に来た人たちも利用していました。

と言っても食事できるスペースはなく、
すべて持ち帰り用のメニューです。
メインから軽食・デザートまで、
コーヒーも注文することができました。

そこはSAITで運営されていました。
SAIT(サザンアルバータ―工科大学)では、
シェフになるためのコースがあります。
そのコースを修了した生徒たちが、
訓練するために作られたカフェでした。

それぞれのコーナーでは、
専門のシェフと見習の生徒たちが、
その日のメニューに従って作ります。
レストラン並みのメニューが、
比較的安い値段で楽しめるのです。
もちろんデザートも一流でした。

この学校はカナダでも有名だそうですが、
このようなシステムを持っているのはここだけ、
就職する前に経験を養うことができますね。
毎日午前7時から午後4時まで営業しています。
カルガリーでの食事に困ったら、
是非ここを訪ねてみてください。
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  カルガリーの紅葉 by tripadvisor



石油で有名なカルガリー

その日は天気も良かったので、
外の道路を歩いて移動しました。
この街に来るのは30年ぶりです。
バンフまで何度も遊びに来ても、
135km先まで足を延ばすことは、
そう簡単ではありませんでした。

30年ぶりのカルガリーは、
すっかり変わってしまいました。
人口60万人程度だったのに、
その間のオイルブームに乗って、
人口が2倍に増えていました。

現在でもその人口は増え続けており、
今年は推定で150万人だそうです。
この勢いで行けばすぐに、
バンクーバー都市圏を追い越すでしょう。

アルバータ―州はカナダのテキサス。
小麦などの農業も盛んですが、
カナダで一番の石油産出量を誇ります。
米国・サウジアラビア・ロシアについで、
原油産出量が世界第4位のカナダですが、
その80%以上をこの州で産出しています。

市内ではあまり見かけませんが、
空港の滑走路の近くでも、
バッタに似た石油採掘装置が
地面に何度もおじきをしながら
原油を汲み出す姿が見られます。

カナダの国技と言えばアイスホッケー
カルガリーのチームが「フレームズ」なら、
州都エドモントンのチームは、
石油そのもの「オイラーズ」です。
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カルガリーのスタンピード by tripadvisor



カルガリーの歩道橋システム「プラス15」

無料でCトレインに乗車した私は、
街の中心地で電車を降りました。
そのままショッピングモールを抜け、
何処にでも抜けることができます。

カルガリー市内にある建物は、
すべてスカイウェイで繋がっています。
長く厳しい冬の期間でも、
外を歩かなくて移動できるように、
高層ビルとともに設置されました。

屋内陸橋よる歩道システムは、
通称プラス15と呼ばれています。
殆どの陸橋が地面から15フィート
の所に作られているからだそうです。
全長18km、62の陸橋からなる
この歩行者システムは世界一です。

日本は地下道で繋がれています。
その方が安くつくと思うのですが、
永久凍土が残るこの土地では、
地下を深く掘ることができません。

1980年代以降に建てられた物は、
それなりの対策もされていますが、
近年の地球温暖化現象によって、
古い家が傾いてきた所もあります。

永久凍土の氷はコンクリートのより固く、
でも圧力を掛ければ溶けてしまいます、
そのためなるべく必要最低限にとどめ、
氷が溶けないようにしています。

もちろんそのスカイウェイは、
冷暖房設備が整備されているので、
一年中快適に歩くことができます。
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カルガリーのスカイライン by tripadvisor



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