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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

モレーンレイクに着水すると

水上飛行機はデナリから流がれ出ている、
一番長くて大きなルース氷河に注いている、
山の後ろ側の小さな氷河が溶けてできた、
モレーンレイクに着水しました。

モレーンレイクが正式名称か分かりません。
モレーンとは体積という意味があります。
氷河が前進した時に運んだ土砂の山、
後退するときにその土砂が土手のように
堆積状の丘や山のようになります。

氷河が後退すると必ず湖ができます。
氷河の多いアラスカ各地には、
現在作られている湖もたくさんあります。

このモレーンレイクは、
ルース氷河のほぼ中央の脇にあります。、
デナリがすぐ真上に見えるほどです。
山が高いので、標高差もありますが、
デナリに登山をする人以外では、
もっとも簡単に山に近づける場所です。

湖の側にドックがあり、
ガイドが投げられたロープを引っ張り、
水上飛行機を岸に近づけてくれます。
私たちは濡れずに降りることができます。

パイロットは普段ここに来ると、
お客を乗せて帰るときもありますが、
今日は他にツアーが出ないので、
私たちが戻って来るまで待つようです。
往復のガソリン代も馬鹿になりません。

そこからガイドと一緒にテントへ、
そこでハイキングの準備をします。
レインコートや長靴もありましたが、
その日は風も雨の殆どなかったので、
そのままの装備で歩くことにしました。

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 水上飛行機が着水したモレーンレイク



クレバスに落ちないでね

フィッシュレイクの周辺には高い山もなく、
水上飛行機が湖を離れると、すぐに視界が広がります。
網状になった流れを持ついくつもの川、
そのすぐそばには沼や湖が数えきれないほど、
そして「こんな所にも?」と思うような、
奥地まで点在している家に驚きました。

住宅が集まっている街や、
道路が走っている所は確認できますが、
リゾートホテルを眼下に見た直ぐ後から、
もう何処にいるのか全く判断できません。

デナリを直ぐ近くに見ることができます。
こんないくつも氷河が流れているのですね、
大きな氷河に注ぐ、名前もついていない、
山と山の間にある小さな氷河もたくさんあります。

水上飛行機が高さを落していくと、
クレバスの大きな割れ目も見えます。
もし飛行機が不時着したら、
あのひとつに飲み込まれることでしょう。
そしたら二度と生きては戻れません。

氷河の近くには溶けた氷河の水でできた、
水たまりのような湖がいくつも見えます。
湖の色はコバルトブルー以上に青く、
白い氷河とのコントラストがきれいですした

白い氷だけなら流れが分かりませんが、
氷河は削った石の粉を運んできます。
表面の氷が太陽で溶けていくと、
その粉だけが氷河の上に残ります。

溶けた水は氷河の表面を流れていきます。
その時この粉も一緒に流れますが、
水より重いのでだんだんと残っていきます。
それが氷河の流れを教えてくれました。

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   クレバスに落ちないように、、、

体重測定ありますか?

K2のオフィスに到着すると、
遊覧飛行に乗る場合、体重測定があります。
予約するときに体重も尋ねますが、
うその申告をする人も多いので、
他のお客さんに見えない体重計で計ります。

セスナは一度に何機も出発しますが、
その体重によって乗客を振り分けます。
一機だけが重くならないように平均します。
重過ぎて飛べないことがないように、、。

Fly &Hikeのツアーは6人でした。
目安として体重を聞かれたような気もしますが、
体重測定があったかどうか覚えていません。
一応体重制限は書いてありませんでしたが、
あんまり肥満だと参加できないかも?
まあそういう人はハイキングも無理でしょう。

オフィスからミニバンに乗って10分ほど、
フィッシュレイクという湖に到着します。
ここにはFly & Fishing ツアーを催行している
ブッシュフロートプレーンという会社もあります。

私はK2が所有する水上飛行機にのりました。
道路から湖をみると小さく見えますが、
奥行きがかなりあるようで、
飛行機はエンジンをふかしながら進みました。

水上飛行機が湖を泳いでいるようです。
岸にはプライベートドックのあるお家ばかり、
これはボート用ではなく水上飛行機用?
さすが道路網が整備されていないアラスカです。
アンカレッジ空港の隣には、
世界最大と言われている
水上飛行機用の空港もあります。

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     アラスカの広大な景色

アラスカ一の醍醐味が楽しめる、、、

タルキートナの滑走路の横にあるのが、
K2エビエーションというセスナ会社です。
タルキートナはデナリに登山する人たちの、
玄関口として世界中に知られています。
登山者はここからベースキャンプまで、
食料と一緒にセスナで飛びます。

K2エビエーションでは旅行者のために、
いくつかの遊覧飛行を催行しています。
デナリは雨や曇りの日でも
飛行すると上空で見ることができます。
雨雲の上まで行くので、
頂上だけは見るチャンスがあります。

でもアラスカまで来たなら、
氷河に降りる遊覧飛行がお勧めです。
たまに条件が悪くて降りれなかったり、
飛行時間が短くなったりしますが、
その時は少しだけリファンドがあります。

でも天気が良く、ハイキングが好きなら、
Fly & Hikeのツアーが一番お勧めです。
このツアーは水上飛行機で飛び、
氷河の側にある湖に着陸します。
そこから2~3時間ほどハイキングします。

そこへ行くには車では絶対無理です。
歩い行きたくても、川や氷河があるので、
装備があっても殆ど不可能に近いです。
セスナで着陸できるような氷河でもなく、
湖が溶けているシーズンのみ可能です。

ガイドはセスナで行く湖で待っていますが、
ツアーに参加する人以外誰もいません。
大自然の中でするこのハイキングは、
他の場所では決して体験できない醍醐味です。

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      空の上から見た景色

2年越しの夢をかなえて!!

私たちはツアーデスクの仕事をするので、
オプショナルツアーに参加できる特典がありました。
毎年トランスポで働くドライバーとともに、
シーズン初めの遊覧飛行を楽しみました。

でもまだ残雪が多かったりして、
なかなか氷河に降りるチャンスはありませんでした。
今年はお天気が良かったので、氷河におりましたが、
とっても寒くて長いことはいれませんでした。

リゾートホテルに働くスタッフたちも、
提携しているツアー会社のツアーに参加できます。
皆値段の高い遊覧飛行を楽しみにしていますが、
なかなか空席はありませんでした。
ましてや天気が良い日なんて、滅多にないです。

すでに遊覧飛行は何度もしているので、
どうしても狙っているツアーがありました。
それはセスナで行ってハイキングをするツアーです。

一応ツアーは毎日催行さてれていましたが、
値段がとても高いので申し込みが少ないです。
ましてや山の天候がとても不順なので、
ツアーがキャンセルされる日も多かったです。

私は自分のお休みの日にツアーがでるかどうか、
いつも予約確認書を見ていました。
ツアーは一回につき6人までですが、
空席がないと参加することができません。
このツアーはアラスカに来る前に、
予約する人が多かったですね。

その日はお天気もまあまあという予報、
すでに4人の申し込みがあったので、
ツアーが催行するのは確実でした。
ツアー会社に頼んで「空席があれば、、」
と無料の仮予約をしておきました。

果たして2年越しの夢がかなうか?
このツアーだけはその年の念願でした。

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    こんな景色が待っていますよ

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