FC2ブログ

地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

砂金の重さを知っていますか?

何十オンスという重たいナゲットが
あちらこちらに埋まっていたら、
すぐにおお金持ちになれるでしょうね。
現在の相場は1オンスあたり1300ドル位。
日本円で15万円ぐらいになります。

どんな小さなナゲットでも、
まあ1か月分ぐらいの給料になるかな?
山の中でキャンプをしていたら、
食料品だけあれば何とかななるかな?
と言っても私には無理ですけどね。

仕方ないから砂金を探すか?と思っても、
砂金の重さってどれぐらいあるのでしょうね。
グラムもあったら良いのですが、
1粒0.0005~0.002グラムしかないそうです。

一回のパンニング(お皿に泥をすくって、
泥を流しながら砂金を探す作業)をしても、
1回に10粒の砂金が見つかったとしても
良くて0.02グラムぐらいしかありません。
最低50回この作業を続けないと、
1グラムの砂金にならないということです。

現在1グラムの金で相場5000円もしません。
これでは1回の作業が100円あたりということです。
慣れれば作業も早くなることでしょうが、
素人だったら1時間で10回ぐらいですか?

と書けば誰にも邪魔されずに大自然の中で
砂金探しも悪くないと思う人がいるかもしれません。
でもアラスカの大自然はとても厳しいです。
夏と言っても雨も多いし寒いしね、
そんなところで冷たい川に使っての仕事は、
日本で真冬に仕事をするようなもの!!!
普通に働いた方が良いですかね。

panning-for-gold-400x300[1]
       砂金の重さは?


折角アラスカに来たら

折角アラスカ来たら「金を見つけたい」
と願う人はとても多いと思います。
私も友人と砂金探しに行ったこともあります。
とりあえず公共の土地では、お皿を持って
砂金探しをするのは許可されています。

スーパーやガソリンスタンでも、
簡単な砂金探しキットが売っています。
ショベル、バケツにお皿ですね。
これで大金持ちにはなれませんが、
旅行中に楽しむことはできますよ。
楽しみながら砂金を探す人たちを
レジャープロスペクターと呼んでいます。

かつて砂金が発見されたところや、
現在でも金鉱が近くにある所では、
採掘権をとって砂金を探している人もいます。
採掘権のない場所との境界線が分かりづらく、
争いのもとになっているそうです。

デナリゴールドツアーを催行している会社も、
砂金探しした川沿いに採掘権を持っています。
その中で観光客に探してもらっているようです。

その周辺では比較的おおがかりの設備を
ラジエーターで動かしていた人もいれば、
ワイワイと家族でやっている人もいました。
旅行者には砂金が見つかることよりも、
砂金探しの体験をすることが楽しいです。

アラスカのハートと言われるフェアバンクスは、
現在でも稼働している金鉱がいくつかあります。
その中のひとつは観光客に開放されています。
ツアーに参加すると、砂金探しの体験だけでなく、
アラスカと金の歴史を知ることができます。
私もまだ行っていないので参加してみたいです。

Guinness-world-record-gold-panning-5-Nov-2016-3[1]
  一攫千金の夢は実現するかな?


砂金と言うけれど、、、

このピーターズビルで発見された金は
小規模のプロスペクターによるものですが、
今までに20万オンス以上産出されました。

金の単位はトロイオンスと呼ばれるものです。
1オンスが31.1034グラムになります。
20万オンスと言えば、約6220KGです。

1867年アメリカがロシアから
アラスカを購入した金額720万ドルを
2016年現在の貨幣相場になおすと
1億2300万ドルになるそうです。

金相場を1オンス1300USドルとして、
20万オンスなら2億6000万ドルです。
すでにここの金の産出量だけで、
ロシアからの購入額を賄うことができます。

金を探す人を「プロスペクター」と呼びます。
金だけでなく鉱石や宝石、そして株など、
お金になるものを探している人のことです。

ナゲットと呼ばれる金塊が見つかることもあります。
今までアラスカで見つかった最大の物は
1998年ルビーで見つかった294オンス
一個で4000万円ぐらいするんですよ。
そういう一角千金を狙う人が、
世界中からアラスカにやってきています。

大がかりな機械を使ってやりたい人は、
マイニングクレームと呼ばれる採掘権を買います。
アラスカでは採掘権を売買したり、
権利を借りて採掘することもでるようです。
でもそれなりの資金と運がないと、
利益を生み出すまでは難しいようです。
何せ厳冬期には仕事になりませんからね。

Gold-in-Pan[1]
   砂金がたくさんあるかな?



砂金探しは儲かるか?

到着して私たちが写真を撮っている間に、
リッチは砂金取りの準備をしてくれます。
砂金取りようの皿(パン)とバケツ、
ショベルや長靴を用意してくれました。

まずは長靴に履き替えて準備が整ったら、
リッチについてバケツとショベルを持って、
川の岸にある泥を集めに行きます。
集めた泥を笊の中に入れたら、
その下に別のバケツを置いておきます。
笊に水を入れて少しづつ流しながら、
大きな石を取り除いていきます。

バケツの中が小石と泥だけになったら、
いよいよパンニングの始まりです。
お皿にその泥を少し入れ、
回しながら水で泥を流していきます。

砂金は水や泥より重いので、
流すと皿の底に残ります。
金色に光る粒が見え始めたら砂金です。

指先にわずかにつく砂金。
その重さがどれ程あるか分かりませんが、
5~10粒の砂金が見つかりました。
見つかった砂金は小瓶に入れて、
持って帰ることができます。

たまには大きめの砂金もあるようですが、
殆どはゴマ粒の半分もないような大きさ、
光っていなかったらゴミですね。
氷河から流れ出した川の水は冷たく、
ここで毎日砂金探しをするのも辛いです。

食料品が買えるところは、
来るまで何時間もかかる遠い所にあるだけ。
そこまで行く燃料を経費として考えたら、
一攫千金を狙うためにここにいても、
あまり儲からないと思いました。

dgt4.jpg
 砂金探ししてみる? by trioadvisor

Cache Creekの砂金は「神さまの隠しもの」

途中から未舗装のピターズビルロードを
車に揺られて1時間ほど走っていくと、
今回の目的地の到着します。

Cache Creekは幅5m以上はあり、
日本で言ったら川の領域に入りますが、
広い割には浅瀬が多いようです。
比較的水量の多い流れでも、
川と呼ばれる物に比べたら小さいです。

発音だけ聞いているとCashと間違いそう、
金が見つかったからCash Creek ではなくて、
Cacheには隠し場とか貯蔵品、
そして隠してある貴重品という意味があります。

まさに金は神さまが地球に隠した貴重品、
アラスカの原野に隠してあるなんて、
ロシアの毛皮ハンターたちは知る由もなく、
アメリカに売ってしまったのです。

ここに来るまでは人里離れた所で、
誰もいないかと思っていたのですが、
ちょうど夏休みに入ったこともあり、
キャンピングカーをいくつも見かけました。

よくこんな車で来れたなと思いますが、
道路には砂利が入っているので、
タイヤを取れることはないかもしれません。
それでもちょっと中のトレイルに入ると、
4WDの車でも装備をしたり、
仲間と連れ立って行かないと危険だそうです。

ここにはキャンプ場もなければ、
電気なんてもちろん通っていません。
食料は自分で持ってくるしかないですね。
川の水は安心して使えるようです。

dgt2.jpg
砂金探しができるCache Creek by tripadvisor



該当の記事は見つかりませんでした。