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地球ワーキングトラベラー見聞記

カナダ、アメリカ、オーストラリアの永住権を持ち、ヨーロッパでの滞在経験もあります。世界100カ国以上回った、私の見聞記を楽しんで下さい。

その部屋には私が移ります

折角仲良くなったリーでしたが、
「今度部屋を移ることになった」と言いました。
同じ学校から来ている男性の友たちと、
一緒になれるように希望していたそうです。

移ることになったその部屋の番号を聞いて、
私はびっくりしてしまいました。
それは私が去年住んでいた部屋、
ドアーを開けるとデナリが見える部屋です。

彼女に聞くと「部屋は何処でも構わない。
ただ友人と一緒に住みたいだけ」だそうです。
「私がそこに移動しても良いか」と聞くと、
人事次第で問題はないと言われました。

早速人事課のミンディーに話すと、
私が移動しても構わないと許可され、
翌日が休みだったのですぐに移りました。

採用された時点でマネジャーに連絡しておけば、
なるべく希望に叶えてくれるそうですが、
部屋番号を指定できるとは知りませんでした。
翌年に来ることになれば指定するつもりです。

マレーシアから来たリーには、
その部屋の価値は分からないでしょうが、
自分の部屋からデナリが見えるというのは、
「お金では買えない価値」があります。

デナリが見える確率は約30%です。
でも一日中見えない日は少ないです。
自分の部屋からデナリが見えれば、
見える確率も高くなるというわけです。

それにいろいろなデナリの姿が見れます。
それも自分の好きな時間に見れます。
これがアラスカに戻って来る理由です。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor

社員食堂で働くリー

私の部屋にやってきたアメリカ人の女性とは
仲たがいする暇もなくすぐに出ていきました。
あるとき社員食堂で一緒になると、
ひとり部屋が空いたので移ったと言っていました。
出て行ったのを言い訳しているみたいでした。

シーズン中スタッフは次から次へとやってきます。
ずっとひとり部屋でいれるわけではありません。
今度はアメリカ人の若い子と一緒になったようです。
でもその人と気が合わなかったのか、
仕事が面白くなかったのかわかりませんが、
気が付かないうちに辞めてしまったようで、
その姿を二度と見ることはありませんでした。

次にやってきたのはアジア人の学生でした。
その日ロサンゼルス経由で到着したばかり、
マレーシアから来たリーという女性でした。

英語があまり話せないアジア人の学生は、
殆どがハウスキーピングで働きますが、
彼女はEDRと呼ばれる社員食堂で
シェフとして調理担当するそうです。

マレーシアの学校では英語だったので、
何の問題もなく話すことができます。
栄養士を目指している彼女は、
調理の勉強もしているとのことでした。

社員食堂にはアメリカ人のシェフがいて、
下にはまだ調理師の見習いをしている人や、
海外で調理師の資格のある人を使います。

アメリカでシェフの経験があれば、
ホテルのレストランで働いた方が
時給も高いし条件も良いですからね。
EDRは練習場所というわけです。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor

部屋にシェアーメイトがやってきた

リゾートホテルの社員寮は、
2~3人部屋が基本になっています。
しかしラッキーなことに相手がいないまま
ずっとひとりで住んでいました。

あるとき仕事から戻って来ると、
私より年配のアメリカ人の女性がいました。
寮の組み合わせは人事が担当していますが、
同じ年代なので私の部屋に入れたようです。
彼女とは部屋では挨拶をしたぐらいで
お互いのことは何も話しませんでした。

去年はドライバーのビッキーと
最初から最後までずっと一緒でした。
彼女が同年代を希望しいましたが、
年配の女性ドライバーが少ないので、
同じ部門で私と一緒になったようです。

部屋にいるとお互いに話しましたが、
彼女はドライバーで長時間働いていたし、
職場でもほとんど会うことはありませんでした。
たまに社員食堂で会ったとしても、
一緒に座って話すこともありませんでした。

それでも気が合わないわけではありません。
お互いに気を使って一緒にいるより、
気が合う人といる方が楽ですからね。
同じ部屋に住んでいると、
お互いに逃げられない空間があります。
外では別々にいた方が距離が保てました。

本当に仲の良い相手を見つけたら、
希望すれば一緒の部屋に入れてくれます。
でも私の場合、たまにひとりが好きなので、
友人とは会えて一緒に住みたくないです。
気を使いすぎて疲れてしまうことでしょう。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor

アラスカの方が暑いんですが

私がアラスカに来て二週間ほどで、
リゾートホテルがオープンしましたが、
ずっと良い天気が続いていたので、
すぐに新緑のシーズンがやってきました。

アラスカは冬のシーズンが長いので、
春から夏にかけて一瞬にやってきます。
暖かくなったかと思うと、すぐに夏ですね。
でもその間にも雪が降ることがあります。

5月の終わりごろから花が咲き始めて、
6月いっぱいがお花のシーズンですね。
そして7月中旬になるとキノコが出始め、
アラスカに秋の訪れが始まります。
この花のシーズンが一番大好きです。

その頃もたくさんのスタッフがやってきます。
ある日アラスカは20度以上の快晴の日でした。
その日来る予定になっていたスタッフが、
シカゴやデンバーの空港で足止めになっていました。
何と大雪だというから不思議ですよね。

さすがにアメリカは広いと思いました。
ロサンゼルスは25度を越す夏日でも、
場所によっては大雪でフライトキャンセル。
天気図を見ても実感として湧きません。

ましてや北極圏に近いアンカレッジで、
20度を越すと猛暑に感じます。
白夜に近くなると夜の11時ごろまで明るくて、
なかなか太陽が沈ませんからね。

お客さんが「暑い」と文句言っています。
部屋にはもちろん冷房はありません。
夏でも毎日夜は暖房しているアラスカです。
残念ながら暖房を切る方法はありませんでした。

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  デナリ国立公園 by Tripadvisor



夏は皆の足として使っています

サンシャイントランジットは、
普通の公共交通機関としてではなく、
病院に行く人を運ぶ目的として、
アラスカ交通局の援助で作られました。

現在コミュニティーヘルスセンターは、
アンカレッジ市内から
約120Kmの所にあるウィローと、
約180kmの所にあるタルキートナにあります。

急患や重病人は取り扱えないのでことが
アンカレッジから1時間ほどの所にある
ワシラの大きな病院に行くことになります。

コミュニティーヘルスセンターに予約したら、
サンシャイントランジットも予約します。
ヘルスセンターのオープン時間に合わせて、
トランジットは運行されています。

タルキートナ~ハイウェイの入り口と、
既定のルートとスケジュールに合わせて
日祭日を除く毎日運行されていますが、
歩けない人などがいると連絡があれば、
家が道路から400m以内にあるなら、
そこまでバスが迎えに来てくれます。

またワシラの病院に行きたい人には、
要予約ですが、別のバスも運行しています。
旅行者が利用できるかどうかについては、
オフィスに問い合わせる必要があります。

バスには自転車を4台積むことができるので、
片道自転車で、片道バスもできます。
ハイウェイの入り口にはコービーという、
ちょっとしたスーパーもあるので、
タルキートナに住む季節従業員は、
バスを利用して買い物に行っています。

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  季節によってはこんなお客さんも?